任天堂の株価下落のグラフ

 この前書いた任天堂3年連続赤字、スマホ・タブレットに利用者奪われる・・・の後に、
急激に任天堂の株価が下落し、およそ17%下がったと海外も含め話題になった。
17日での発表後にめっちゃ下落している様子がグラフでも読み取れます。
海外サイトに書いてあった内容によれば、約30億ドルの損失とか記載されてた。

 任天堂に限らず下方修正が明らかになると株価は下がるものであるが、
3年に渡り経営不振なので投資家は見切りを付けてしまったのだろう。
現在ではジワリジワリと回復傾向にあるので、ここぞとばかりに購入する人もいるのだろう。

 30日には経営方針は出すと任天堂の岩田社長が言ってたが、
果たしてそこまで耐えきれるものなのかと観察してたが、
世間ではWiiUがクソすぎる、辞任ものじゃ・・・といろいろ話を聞くが、辞任に関しては否定しているようだ。
⇒itmedia:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1401/20/news041.html

 

<岩田聡社長の意見>
  • 3期連続の営業赤字の原因は海外での認知度の問題
  • スマホは新しいビジネスの形。ゲーム機の未来は暗くなくゲーム以外の新たな事業構造を考え中
  • 前社長の山内溥氏からは教えを受けた訳ではない。株式需給の乱れを避けるため自社株買いを検討
  • 辞任はしないが役員報酬を減額するなどケジメはつけたい

 
 海外で3DSが規模が大きくならなかったのは、本当に認知度の問題なのだろうか・・・
時間をかければ売れるという意見は、今後良いソフトが出ればの話だと思うけどな~
多くのユーザーがマリオを知ってて、ニンテンドー3DSの存在を知らなかったというのは何か矛盾してるような。
もっとも別の意味で認知度の問題と話しているのだろうか・・・?

 このままだと完全にPS4やスマホに持って行かれると個人的に予想しているが、
据置きのWiiUはこのまま死亡するのではないかという不安は拭い去れない・・・
任天堂は3DS一本化で進みそうな気がする。ゲーム以外の新たな事業構造というのが大変気になるが、
直接ゲームに結びつかないのであれば、回復の見込みがあるのかすら疑問に感じる。

 ニンテンドー3DSにしても裸眼3D技術の著作権裁判では
3DSを1台売り上げるごとに、著作者に金を支払わないといけない事態になったそうで
いずれにしても任天堂は厳しい状況下であることになんら変わりないだろう。
するとやっぱりソフトを大量に売り上げるしかないと思われるが、何か真新しい経営方針でも残ってるのかな・・・・・・