北斗が如くのプラチナトロフィー獲得画像

2018年3月8日に発売した北斗が如くのレビュー
PS4の北斗が如くの開発はセガゲームス。龍が如くスタジオが製作しており、人気コミックの北斗の拳と龍が如くがコラボしたアクション・アドベンチャーゲーム。以下はメインストーリーは2.5周ほどプレイ、プラチナトロフィー獲得したうえでの感想です。
 

北斗が如くの良い評価

良い評価

  • 北斗の拳の原作を知らなくても楽しめそう?
  • あべしコレクションで少し笑えるやつがあった。
  • 声優の配役はとくに違和感はなかった。
  • 序盤のレイ戦までは良かったような・・・
  • レベル上げとか面倒くさいことやらずにカンストするところ。

北斗が如くのストーリーやキャラクターについて

北斗が如くのケンシロウ

北斗が如くの主人公は原作の『北斗の拳』の通り、ケンシロウである。序盤のシン戦までは原作に沿った流れで、あとは龍が如くスタジオのオリジナルストーリーだと、ゲーム発売前までは開発陣がそう話していた。しかしゲームをプレイして思ったことは、半分ちかくは原作をなぞったようなストーリーだった・・・という印象を受けた。

例えばカサンドラではウイグルと戦い、そしてトキを救出する、そんな流れは北斗の拳どおりだ。でもウイグル戦前ではライガとフウガがいなかったりして、「原作の劣化版じゃ・・・」という印象を受けるところもあるかなと。北斗の拳のゲームを久々に遊べたという喜びもあれば、「なんか微妙だね」と感じてしまう部分も半分々あるような感じかな。


北斗が如くのナイトクラブのヒナ

ストーリー中盤以降は、北斗が如くで新たに登場する悪役の凶王タルーガ、エデンにいるキャラクターたちを中心に描いているので、北斗の拳の原作は読まなくても理解に苦しむことはないと思う。デビルリバースにおいても、ただのコロセウムの囚人一員として登場しているため、根底にあるキャラクター像を知らなくても分かるというか、ゲーム中で多く語られるような扱い方をされている感じはなかった。

なので良く言えば、北斗の拳を知らなくても龍が如く風にプレイできるゲームだが、悪く言えばキャラクター扱いが薄っぺらい、またはあまり中身の無いキャラクター達だなと酷く感じる。北斗の拳に登場してたキャラクターも決して多いとは言えず、中途半端にキャラクターを出したという感じが否めない。ですので北斗の拳ファンからすれば不満はあるかと思います。

北斗が如くで担当している声優陣は、アニメの北斗の拳とは違った方が担当してますが、ゲームをプレイした感じではとくに違和感はあまりなかった。ただケンシロウ役はどうしても聞きなれた桐生一馬の声というインパクトが強すぎて、ケンシロウではなく桐生一馬という風に見えてしまう・・・。「アタタタッ!」と北斗百裂拳を決めている声に関しては上手かったような。

基本的な北斗が如くのゲームシステム

エデンの画像

北斗が如くの舞台は、エデンという神室町よりも小さい町と、荒野という砂漠が広がるエリアが用意されています。エデンでは飲食店や販売店、そしてミニゲームをプレイできるスポットが配置されている。荒野の方は半オープンワールドの広さを持ち、徒歩移動はほぼできずにバギーで移動することになる。

荒野は広いのでバギーで移動するのが面倒になってくるが、各セーブポイント間を移動できるファストトラベルなども用意されている。龍が如くシリーズでは、こういった半オープンワールドの広さを持つエリアはこれまでになかったので、新しい挑戦だと思った。ただ北斗の拳の舞台が味気ない砂漠地帯が広がる原作のため、やはりゲーム上でも何もない広い所という印象が強い。
 

荒野では敵を倒して入手した宝の地図が示す場所でバギーパーツを入手したり、素材を入手するのが主になっている。かといって「他にできることはあるのか?」と言われればとくに無い。なので物足りなさを感じた。もっと遊べる要素を追加できなかったのだろうかと・・・

メインストーリーを進める他に、サイドミッションが用意されている。こちらは龍が如くシリーズでいうサブストーリーです。小さい物語を攻略していく内容で、クリアをして報酬や宿命ポイント(経験値)を得る。龍が如くシリーズに登場した古牧宗太郎亜門が登場してケンシロウと闘ったりと、龍が如くファン向けに用意したと思われるサイドミッションなども用意されてた。

バトル要素は龍が如く寄りのシステムだな

北斗が如くのバトルシーン

龍が如くと北斗が如くのバトル要素を比較すると、投げ技が秘孔奥義アクションに変化し、空中打ち上げ攻撃で敵を浮かした状態から、空中コンボや秘孔を突けるのが北斗が如くのバトルの特徴といったところです。そこにケンシロウの上半身の服がビリビリ破けて、本気のケンシロウになるバーストと呼ばれる、ステータスが強化される能力が備わっています。

ヒートアクションは北斗神拳奥義に変化しているため、自由に使うというよりは、あるコンボを繋げて秘孔を突くと、対象の奥義が発動する仕様です。そこらのまどろっこしさがあり、また奥義の演出時間が長く、QTEを毎回求められるので面倒くささを感じるゲームだった。

桐生一馬の奥義の演出シーン

演出時間のどこが長いのか?」と観察すると、敵を攻撃して秘孔を突くところまでは良いとして、敵が破裂して「あべしー」となるシーンまで、一つの演出として含めている点が演出時間を長くしている要因だ。

そこはバトルフィールドで破裂させておいて、その隙にケンシロウは別の敵を攻撃できるようにするとか、演出時間の縮小が必要だったように感じる。また毎回QTEを求められるのですっごく面倒くさく、初見での入力は、よほど動体視力が良い人でない限り無理ゲーくさい。あと路上武器も無く、『ひで武器』しかない。龍が如くシリーズと比較すると物足りなさを感じる。

 

北斗が如くの悪い評価

悪い評価

  • 全体的に雑な作りを感じる。それと面倒くさいなぁと思うところが多い。
  • ストーリーはあまり没入できず、印象に残らなかった。ボリューム少ない。
  • バトルのテンポが悪すぎる。QTEいらない。奥義の演出も長いしダルかった・・・
  • ミニゲーム関連はひたすら作業感バリバリで疲れる。また使い回しばっか。
  • 勲章コンプリート、素材集めばかりで退屈だった。
  • エデンの街の道の設計、移動面に不便さを感じる。
  • 雑魚敵が異様にガードするし、1戦にかかる時間が長い。
  • ショップ出入りのカメラ固定はいらない。L2押しての奥義不発のジャスト秘孔は面倒だ。
  • 荒野のマップが無駄に広いだけ、半オープンワールドの楽しさが無い。

雑な作りを感じてしまう・・・

北斗が如くの荒野とバギーの画像

北斗が如くの良さとは何だろう?」と真剣に考えてみたが、あまり思い浮かぶことが少なかった。ムービーやメッセージなどをスキップしながらプレイすれば、5時間ほどで攻略できます。龍が如くシリーズの悪習というか、しょうがない点なのかなぁと思えてしまう、ただ行ったり来たりを繰り返す雑な印象も受けた。

ナダイやジャギを探すのに、薄っぺらい情報収集を行ったり、意味もなくジャグレは夜いないので、わざわざアジトで寝てから来いとか、ゲームそのものの面白さには繋がっていない。ストーリーに至っては、いきなり「俺たちグルだったんだわ」のあの展開は何なの!? もう少し「あれ? こいつら何かおかしくね?」的な、伏線が張られていない作りは駄目だと思う。

グラフィックはどうだろう?」と考えると、PS3初期の頃というか、オンラインゲームというか、ひと昔前の画質に見えてしまったのが本当残念・・・。荒野の岩肌や地面を見ると雑なテクスチャーで、解像度を落とさないと動かなかったのかなと思ったりもした。3Dモデリングのキャラクターは割と似てるとは思うが、ケンシロウってもう少し顔が縦長の印象があるかな。なんか霞拳志郎のほうに似ている気がする。

いろいろと不満の残るストレスが溜まる点

コロセウムの囚人闘技の画像

エデンでは小さい階段がいっぱいあって、雑魚敵に見つかると走って逃げるといったことができないことが多い。つまりストレスが溜まりますよね。地形的に見ても移動しやすいと感じる作りでもなかったし、狭い道幅に敵が出現するとまず捕まる。

雑魚戦はテンポが悪く、雑魚敵はガードを多用するので、いちいちタメ攻撃をしなきゃいけないのは爽快感を損なっている。また前述した奥義の長い演出は、「一度見ればいいや」と思えてしまうほど長い。ジャスト秘孔を習得することで敵を一撃で倒せるようになりますが、それだと「ただジャスト秘孔突き作業を行っているだけでは?」と思えてしまうこともしばしば・・・
 

ボス戦はどうだろう?」と考えると、上手にスウェイでケンシロウの真横や真後ろへ俊敏に移動することが多く、なかなか捕まえられずにイライラしやすい。背後を取られたらカウンターで攻撃を繰り出すといった技があれば良かったと思うが、結局は北斗百裂拳を連打して吸うといったやり方が手っ取り早いと気付き、そればっかやっていた印象でした。

もう少しラッシュコンボから空中打ち上げを狙い、空中コンボに繋げるといった多彩なことができても良かった気がする。もちろん雑魚戦では可能ですが、そんなに時間をかけたくないので、ジャスト秘孔作業が効率が良いという結果になる。

ミニゲームとか

北斗が如くの黒服ケンシロウ

ミニゲームは相変わらず使い回しが多く、新しいタイプは数えるほど。ミニゲームのコンプリートは、すごく長い時間をかけて反復作業を繰り返し行うかの如く、達成回数100回は多すぎる。

また100回達成したとしても、コンプリートに必要なポイントが全然足りていなかったりして、結局は100回以上やるハメに・・・。金稼ぎ作業も含めて、まるで苦行を行っているかのような印象でした。あと敵からドロップする防具・アクセサリーの入手確率が低く、そして疲れた。
 

全ミニゲームの内容

 

総合評価

おかしいな・・・私の知っている龍が如くスタジオとは、もう少しクオリティーが高く、熱く盛り上がるシーンもあれば、シリアスな物語は後々考えさせられることもあり、ミニゲームはそこそこ楽しめる良いゲームを作るメーカーといった印象なんです。今回どれも噛み合っていない感じがしました。

クソゲーとは言いませんが、これまでに龍が如くシリーズをプレイしてきた感想からすると『駄作』の部類に入るゲームだと思う。「新入社員にでも作らせたゲームなんだろうか?」という雰囲気もするし、発売日を延期して出来上がったゲームがコレ!と言われると、「もっと時間をかけてクオリティーをアップさせろよ!」と、ただただ残念に思う。
 

龍が如くシリーズそのものをプレイしたことがない人ならそこそこ楽しめるとは思うが、トロフィーをコンプリートする過程においては作業的でダレてくる点は、誰がプレイしても変わらない。とくに新鮮さもなく、北斗の拳ファンにはオススメしないし、龍が如くファンにもあまりオススメしないゲームというのが正直な意見です。

何故こうなってしまったのか理由を聞いてみたい気もするが、開発インタビューを見た限りでは龍が如く極2と同時並行で作ってたらしいので、北斗が如くまであまり手が回らなかったのかなと思った。といっても、手抜きが許されるとは思ってません。
 

これでフルプライスの値段も高いと思う。まあ北斗が如くに限った話ではないが、北斗の拳がゲーム化すると、なぜか求めている何かとは、ちょっとズレた方向性になってしまうのはどうしてなんだろう?と不思議に感じてしまった今日この頃かな。なんつーか、北斗愛が全然足りない気がするんだよな・・・


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セガゲームスの北斗が如く。コミックで人気な北斗の拳を龍が如くスタッフがアレンジしたコラボ作品。基本的なゲームシステムは龍が如くシリーズの操作感で、物語はケンシロウがユリアを捜す旅をしている物語で、序盤のプロローグ以外はセガが作るオリジナルストーリーで仕上げている。新キャラクターなどは北斗の拳の原作者の一人である原哲夫氏による作品。

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