バトルシステム
- アクション要素が追加されたバトルシステム
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ライトニング リターンズFF13のバトルシステムは、左アナログでライトニングの移動を直接操作し、
ガードなどのアビリティコマンド系のやつは、ボタンを押してタイミングよくガードするような
アクション的な操作感覚になっている。
タイミングよく攻撃すればダメージアップ、タイミングよくガードすれば敵がひるむようになっている。
前作は仲間がAIで行動してくれるので、コマンド入力するとあとは見ているだけで気楽だったが、
今回のライトニングは自分で入力しないと動きません。
後述しているウェアやATBの切り替え要素もあるので、FF13-2よりは忙しいバトル展開になります。
バトルに入る前のフィールドでは、武器で敵を攻撃することができる。
攻撃がヒットした状態だと、バトルでは敵のHPが10%減少する。
逆に敵に触れられてバトルに突入すると、ライトニングのHPが5%減った状態で戦闘になる。
バトル終了後は、ライトニングのHPは前作のように自動的に全回復はしないです。 - ノックアウト
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今作のモンスターにも弱点が設けられているが、弱点を付いて敵の動きを止めるノックアウトシステムがある。
ノックアウト中のモンスターには一方的に攻撃ができ、通常より与えれるダメージ量が増えるようになっている。
さらに空中へ打ち上げたり、空中で追撃したりすることもできる。
前作にあったブレイクシステムの延長のようなもの。
ノックアウトしたかどうかの目安は、敵のHPゲージの背後に表示されている心電図のような波形
『ノックアウトウェーブ』の色で判断できる。前作にあった数字的なものは撤廃され波形になった。
敵に攻撃を当てると通常は青い色の波が見られるが、赤色になればその攻撃が弱点だと分かる。
弱点を攻撃すると波形が大きく波打つので弱点が分かるし、ノックアウトまでの色や波の動きの変化を知れる。 - 部位破壊
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特定の大型モンスターには部位破壊ができる。特定の部位を狙って攻撃して破壊する感じです。
部位破壊を達成すればバトル終了時のリザルトにボーナスが付き、戦利品が変化することもある。 - カウンターブロウ、吹き飛ばし攻撃
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カウンターブロウは、敵の攻撃に合わせてタイミングよく攻撃すると発生する。
ノックアウト狙いの攻撃で、相手の物理攻撃に対してのみ発動する。
魔法攻撃の場合は発動しない。
吹き飛ばし攻撃は、一部の攻撃には吹き飛ばす効果のある技が存在する。
例えば範囲攻撃がそこそこの『エリアスイープ』など。
敵に囲まれた時や態勢を立て直したい場合は、敵との距離をとってチャンスを作ることになる。 - ラストワン
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ライトニング リターンズFF13の舞台では、混沌(カオス)に世界が呑み込まれている状態なので
新たに生命が生まれるという概念がない。
モンスターも同様に、同じモンスターを倒しまくると絶滅種になっていく。
最後の種族の1体(ラストワン)になると、モンスターの色が全身ピンク色になったやつが登場する。
HPや攻撃力など通常モンスターより強化されており、比べものにならないくらい強い。
全滅してしまえば二度と戦うことはできないが、討伐すると貴重なアイテム、大量のギルが得られる。
ウェア
- ライトニングに衣装を着せてカスタマイズする
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ライトニング リターンズFF13では、ライトニングの衣装を切り替えることで
見た目だけではなく、バトルの性能も変わる新システムが加えられている。
コスチュームは70着を超えており、どれが最強ということもない。
事前にウェア+武器+盾+アビリティをセットして、カスタマイズしたウェア(3種類)を切り替えて
バトル状況に合わせ自由に切り替えながら戦う流れになる。
ウェアの方には様々なパラメーターが割り振られてます。
バトル勝利時の豊富にあるポーズやボイスは、装備しているウェアの系統により異なるシステムです。
アビリティは最初からウェアに付いているやつもあるし、自分でカスタマイズして取り付けることもできる。
たとえば物理攻撃の得意なウェアなんかは、はじめから『たたかう』や『強斬り』が入っていたりする。
そこへさらに攻撃系のアビリティを付け加えたり、
ガード系を付けて身を守れるようにしたりなどプレイヤー自身でカスタマイズできる。
ウェアの機能を簡単に言えばFF13やFF13-2にあった『ロール』の役割がウェアになった感じです。
スタイルはL1、R1ボタンで瞬時に切り替え可能で、どちら周りでも順番に切り替わる仕様。
ウェアに回避やガードのアビリティを割り当てると、敵からの攻撃を回避したり、
ボタン押しで敵の攻撃をガードしたりとアクション的な要素も含まれている。
ダメージを最小限に抑える行動は、本作のバトルでは重要な役割を担っている。 - ジョブウェアについて
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ウェアには『ジョブウェア』と呼ばれるものもある。
FFシリーズでジョブとして存在していた、黒魔道士、白魔道士、シーフなどテーマにした衣装がある。
シーフはFF6のロックをテーマにしたハートスティーラーというウェアがあり、
ジョブウェアは能力が分かりやすく設定されている。
他にもジョブをイメージしたウェアが登場する。
ATBゲージ
- 3つATBを切り替えてスピーディーな戦闘ができる
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ファイナルファンタジーシリーズでお馴染みのアクティブタイムバトル(ATB)は、
ライトニング リターンズFF13ではATBゲージが3本あります。
ATBとはバトル中に行動を起こす際に、ATBゲージが溜まっている状態だと行動できるシステムです。
ゲージは時間経過で増えていくもので、何か行動を起こすとゲージは0になり満タンになるまで待ち状態になります。
前述したウェアにはそれぞれ独自のATBを持ってます。
3種類のウェアを切り替えて戦うのでATBが3つあることになる。
1つのスタイルで行動を起こしATBゲージを使い果たしたら、別のウェアに切り替えれば即行動ができます。
つまり、バトル操作はライトニング1人だけだが、実質的に3人で戦っているような感じです。
それらを切り替えつつ戦うので、ゲージが溜まるまでの待ち時間がなくなる。
どのウェアに、今どのぐらいATBが残っているのか把握しながら戦うのが求められるのが今作の特徴です。
使っていないウェアに関してはATBゲージが早く回復します。 - フィールドにもあるATBゲージ
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今作はフィールドでもATBゲージがあり、フィールドの移動ではダッシュが使えるようになっている。
素早く移動できるがペナルティも存在している。
ATBを使い切った状態でエンカウントするとバトルにも反映されるので、戦闘が不利になる。
GPアビリティ
- バトルを有利に進める特殊なGPアビリティ
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FF13シリーズのバトルでは、ATBゲージを消費してアビリティを使う仕様でしたが
ライトニング リターンズFF13では、GP(グローリーポイント)と呼ばれるものが新たに追加されました。
GPは特別なアビリティを発動する際に使用するポイントです。
バトルに勝利すると少し回復するもので、クエストを攻略しても溜まるようになっている。
便利だが貴重なのでボス戦や強敵相手に使いたいポイント。
例えばGPで発動できるアビリティに『オーバークロック』というのがある。
一定時間、時の流れを遅くする効果があり、敵に大技をくらわせたり、逆に大技を受けそうになったら
オーバークロックを使用して回避行動として利用できるのが特徴です。
GPはフィールドでも使用可能で、テレポを使用して特定の場所へ移動することもできる。
そういった貴重な使い方もあれば、ケアルなどの回復魔法にGPを消費する使い方もある。
回復は回復アイテムでも可能だが、バトル中では消費アイテムを持ち込める数が決まっているので、
アイテムが尽きればGPを使用して回復することもできます。
⇒GPアビリティのデータ
クエスト
- 人々の依頼を攻略して報酬を得るクエスト
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ライトニング リターンズFF13のクエストは、各大陸で発生するもので
街に張り出されている掲示板でクエストを受けたり、
街で生活している人々からもクエストを受けれるようになっている。
クエストの難易度は★によるRANK別けされ、依頼されるアイテムや報酬アイテムなどをリストで確認できる。
今作では時間経過が設けられたので、クエスト攻略にはそれぞれ有効期限が付けられてます。
しかも昼・夜の時間帯により、街の住人は同じ場所にいるとは限らないので、
うまく時間配分を考えながらプレイしないとクエスト達成が難しくなる。
クエストの内容は各大陸ごとにテーマが決められている。
ユスナーンでは『潜入』を関するメインクエストが発生したり、
ルクセリオでは『操作』をテーマにしたメインクエストなど用意されている。
尚、クエストは1回のプレイで全部は見れないので何度か遊ぶ内容。
クエストはバトルが発生するタイプとそうでないタイプがあるが、
ライトニングの成長はクエストを攻略するとパラメーターが上がる仕組みになっている。
モンスターは日数が経過すると強くなる仕様なので、
敵が強いと思ったら街に戻ってクエストをこなしてください。 - 毎朝6時にはホープの所へ帰らないといけない
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今作は残り13日間の世界観であるが、実際には残り7日間からスタートすることになる。
クエスト攻略していくうちに、残り時間が13日まで延ばせるようになるシステムです。
ライトニングはゲーム内の午前6時になると、ホープがいる箱舟『聖樹ユグドラシル』へ強制的に帰還し、
人々の魂をどれだけ救ったか成果報告をすることになる。
『輝力』を聖樹ユグドラシルに捧げ、世界の寿命が延びるようになってます。
ちなみに箱舟に帰還するとHPやGPが回復するので、
そろそろホープに呼び出される頃だと思ったら、
食事やアイテムで回復するのはやめておくのが攻略のポイントになる。
ショップ
- ショップでHPを回復したり、アイテムを購入する
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本作ではFF13シリーズで最も多くのショップが登場する。
各ショップは営業時間が決まってます。
アイテムはショップで購入する他に、宝箱からも入手できる場合もある。
食料品屋 街には様々なフードショップが立ち並び、その店に応じた料理を食べてHPを回復できる。 宿屋 宿屋に宿泊してHP回復ができる他に、指定の時間まで時間を進めることができる。
時間はリアルタイムに流れているので宿泊して調節できる。アビリティショップ アビリティや魔法を購入することができるショップ。
購入したアビリティはカスタマイズしてバトルで使用します。アイテムショップ ポーションやエリクサーなど消費アイテムを購入できる店。
今作ではバトルに持ち込める消費アイテムの数が決まってます。
ライトニングリターンズFF13では、アイテムは希少品の部類に入り、回復が厳しいようです。
なので街の食堂や宿屋で回復したりして手段を選ぶ必要がある。
ギルも溜まりづらく貧乏旅行状態なので、本作では節約が重要となりそうだ。
その他
- 開発インタビュー、体験会のシステム
- SNSで自分の腕を自慢する(アウトワールドコミュニケーション)
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FF13-2でもあった機能だが、ボス戦など特定のバトルで倒した後のリザルトのスコアを
FacebookやTwitterを使ってアップロードできる。
⇒アウトワールドサービスについて - ゲーム難易度
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ゲーム難易度は、ゲーム開始時にはEASY MODEかNORMAL MODEのどちらかを選択できる。
2つの違いについては以下の通りで、逃亡ペナルティーはノーマルだと1時間時間が進むようです。
ストーリーを攻略するとHARD MODEが解禁され、
ドロップするアイテムが変わったり、武器を限界値まで改造できたりなどモードがいくつか解禁される。
- バトル難易度:標準(ノーマル)、やさしい(イージー)
- バトル逃亡のペナルティー:有(ノーマル)、無(イージー)
- HP(体力):自動回復なし(ノーマル)、フィールドで徐々に回復あり(イージー)