はじめてゲームプログラミングの開発インタビュー
![任天堂のナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミングの開発インタビュー](https://dswiipspwikips3-images.jp/game-builder-garage/development-interviews.jpg)
ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミングの開発インタビューまとめ。
ディレクター/プログラマーの益田直生氏と、サブディレクター/取りまとめの手嶋宏介氏が
どんな感じのゲームなのか解説してました。
開発インタビューまとめ
任天堂の開発者に訊け!で、ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミングの
開発インタビューを行ってました。ディレクター/プログラマーの益田直生氏、
サブディレクター/取りまとめの手嶋宏介氏。二人はニンテンドーラボのキットや
仕組みを開発したそうです。以下はそれをまとめたものです。
はじめてゲームプログラミングが始まったきっかけとは?
![ニンテンドーラボのVRキット](https://dswiipspwikips3-images.jp/game-builder-garage/development-interviews02.jpg)
ニンテンドー・ラボの4つ目のVRキット開発後、それを切り出したものを商品にできないかと考えた。
ラボ・ユーザーのほんの一握りの人だけじゃなくて、ゲーム作りを楽しめるよう、
VRに限らずもっと広げようと思ったから。もっと気軽に試行錯誤しながら、
ゲーム作りを楽しんでもらえないかとも考えていた。
今作の目標は、作り方の説明を解決すること
ニンテンドー・ラボでは、ダンボールのトイコンを作り、ハードの仕組みを理解して、
一部のユーザーが応用のトイコンを使ったところへ辿り着けた。
ラボでは最終的にソフト作りに繋がっていたけど、はじめてゲームプログラミングでは
ソフト作りを入口にして先に体験してもらおうということ。
そうすればラボとは違った角度で、『作る』『遊ぶ』『分かる』を楽しんでいただけるかと思った。
ノードンはどうやって生まれたのか?
![ノードン](https://dswiipspwikips3-images.jp/game-builder-garage/development-interviews03.jpg)
企画の初期段階では『作るのが楽しい』をキーワードにしていた。
楽しい雰囲気を出せないかとデザイナーと相談して、
雑談の中からノードをアイドルグループみたいにしようかと話が出た。
「ノードを擬人化してアイドルグループみたいなユニットを作り、
オリジナルソングを出したらどうか?」という案が出た。
役割をまとめて歌にしたら仕組みが頭で分かるし・・・。
パッと見ただけでは仕組みが分かりにくいので、
ノードの機能からくる性格、キャラクター、顔をつけてうまく認識して、
覚えやすく、好きになってもらえるかもしれないと思った。
名前も覚えやすいようノードンとなった。
ナビつきレッスンを中断して内容を忘れた場合、進めなくなったりはしないのか?
![ナビつきレッスンのステップ](https://dswiipspwikips3-images.jp/game-builder-garage/development-interviews04.jpg)
一つ前のレッスンを前提に次のレッスンが進むが、
前のレッスン内容を思い出さないと進めないということはない。
記憶呼び起こしはできるだけなくして、その場で指示に従えた進めるように作ってある。
知識を定着させるために、「指示を徐々にあいまいにして操作を客にゆだねていくべきでは?」
という議論もあったが、操作の自由度を上げて指示を隠すと、
作り方が分からなくなり、諦めてしまうことは何も良いことはない・・・。
ダウンロードしたゲームプログラムは、どう組まれてるのか見れるのか?
もちろん見れる。そこを大事にしている。
ダウンロードして遊ぶだけでも十分楽しめると思いますが、
単に遊ぶだけでなく、仕組みがどうなっているのか見て真似してほしいと思ってます。
はじめてゲームプログラミングの感想
![](https://dswiipspwikips3-images.jp/img/walkthrough-impression02.jpg)
動画とか眺めて思ってたけど、ノードンが512体まで、繋ぐ線は1024本までという
制限があるそうだから、ミニゲームのサイズまで作れるソフトだと思う。
オープンワールドのような広大なRPGを作ってみたいところだが、
仮に作れたとしても制作日数がかかるし、途中で飽きて辞めてしまう可能性が高いはず。
ツクールシリーズにしても、本格的に作るとなると実に大変なものです。
逆に制限があって良かったのかもと思ったりするかな。
ましてや、一からプログラミング言語を写経するタイプでも、だいぶ大変だったりするし、
作ったという達成感までたどり着くのが長すぎる・・・。
なので、ノードを繋げてプログラミングを手軽に体験できるってのが、
やっぱ万人向けなやり方かもしれませんね。
私的にはゲームじゃないシミュレーター的なものから、
あえてクソゲー風のなにかを作ってみたいかもしれないw
アドベンチャーゲームも作ってみたいところだが、テキストなんかだと割を食ってしまうようで、
短いやつまでしか作れないかもしれませんね。
とりあえずテキトーなゲームを完成させてから、また次回考える流れだろうな~