当時のジャッジアイズ(キムタクが如く)を振り返る
セガの龍が如くスタジオが開発したジャッジアイズ(キムタクが如く)が当時どんな様子だったのか、
生暖かく初心者向けに解説したホットなまとめ。これを知らずしてジャッジアイズが語れるものか!
最新作のロストジャッジメントは、一体どんなゲームになるのだろう・・・
オワコンとオワコンの融合『キムタクが如く』の誕生!
▲旧版のジャッジアイズのパッケージ
ジャッジアイズ:死神の遺言って、いつ頃発売したんだっけ・・・?
「当時、いろいろあったなぁ(´∀`)」と知らない人のために想い出を振り返ってみた。
ジャッジアイズが発売したのが2018年12月13日なので、
思ったほど昔のゲームという感じでもなかったようですね。
まずジャッジアイズ発表当時の評判といえば、木村拓哉氏は結婚した辺りからだろうか?
SMAP解散騒動や、キムタクが出演する各ドラマが低視聴率で、「オワコン」とすら言われていた。
で、セガのゲーム事業の営業利益も年々赤字だったので、オワコン×オワコンの核融合!
「どっちもどっちだよね!」とか、でもそういった状況にでもならない限り、
ジャニーズは依頼を引き受けなかったのでは?など言われていた時期にあった。
そんなこともあり、また舞台は龍が如くシリーズの神室町だったので、
ジャッジアイズというタイトル名よりも、
『キムタクが如く』という名称で呼ばれていたことが多かったような・・・
ジャッジアイズと言うと「何それ?」と返事が返ってきて、
キムタクが如くと言うと「ああw」となるw
羽村京平のモデル『ピエール瀧』容疑者が逮捕された
ピエール瀧もオワコンになった・・・
▲ピエール瀧モデルの羽村京平
ジャッジアイズで、羽村京平のモデルであるピエール瀧がやらかしたw
羽村京平は、東城会系三次団体松金組の若頭No.2のヤクザで、
ピエール瀧の顔スキャン3Dモデルと声をゲームに収録してました。
2019年3月12日に、ピエール瀧(瀧 正則)氏が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されて、
本人が容疑を認めたことで、ピエール瀧が出演していた映画・ゲーム・音楽などが、
「一体どうなってしまうのか?」と世間の関心を呼んだ。
株式会社ソニー・ミュージックレーベルズでは、
2019年4月2日にピエール瀧とのマネジメント契約を解除。
また電気グルーヴ関連の商品のCDや映像の出荷停止、
ショップにある在庫回収、音源や映像などのデジタル配信も停止と厳しい処分を受けた。
ジャッジアイズの販売はどうなったのか?
ジャッジアイズの購入価格が有り得ない値段になる
▲差替え版の羽村京平。頭部のモデリングだけ違う。
で、「セガはどうしたのか?」というと、大変遺憾だと受け止め、
しばらくの間、ジャッジアイズの出荷&ダウンロード販売、製品ホームページの掲出等を自粛した。
そして、今後は検討が決まり次第お知らせすると発表。
https://sega.jp/topics/190313_info_1/
なので、「ジャッジアイズそのものがプレイできなくなるのでは?」と危ぶまれ、
あとから購入したゲーマーが多かったのか、逆にジャッジアイズの価格が高騰して、
一時期、5千円~1万弱付近の相場になってたかと思うw
でも割とセガの対応が早かったというか、ピエール瀧のモデルと音声を別キャラに差替えて、
欧米版などは当初の予定通りに2019年6月25日に販売すると発表しました。
何だかんだでジャッジアイズを差し替え販売するセガ
このまま終わらせはしない。
— 佐藤大輔@龍が如くスタジオ 「龍が如く」15周年 (@satod_cs1) March 13, 2019
このままなかったものにはさせない。
いつか、必ず、復活させる。
龍が如くスタジオのプロデューサー・佐藤大輔氏の当時のツイートを見ると、
ジャッジアイズの販売を継続させるか、このまま回収して無かったものにしようとしていたのか、
セガ側でも意見がだいぶ分かれたのかな・・・という印象がします。
「いつか、必ず、復活させる。」という熱い想いも感じる。
セガなまでの名越稔洋氏の意見を聞けば、回収やら再販の経済損失はあるけど、
まだジャッジアイズを販売してそんなに時期が経過してもいないのにということで、
差し替えて販売することになったのだとか。
とはいえ、ジャニーズとか芸能人なんかは、イメージや印象で飯を食ってるようなものなので、
「たぶん反対されるんじゃ?」とユーザーからは懸念されてはいたものの、とくに何もなかった。
まぁ、当時の名越監督はセガの取締役だったので、会社内での不利な状況においても
発言力があったとか、何かしらで説得できたのかもしれない。
それに龍が如くスタジオは、毎回一定の成果は上げていたことだろうし、
損失分くらいなら取り返せる見込みが十分あったと、セガ上層部側が判断したのかもしれない。
どっち道、ユーザーからはこういった経緯があったので、
ジャッジアイズ2は発売されないだろうなと予想されていたが、
「ロストジャッジメントとか続ける気があったのかw」と、ただただ驚くばかりだ。
ジャッジアイズ関連の小ネタ
ビートたけし(北野武)は、ピエール瀧が薬をやっていたことに気付いてた!?
北野武氏の映画『アウトレイジ最終章』では、ピエール瀧は花菱会のヤクザ役として出演。
変態プレイで女性とベッドで楽しむシーンがあったが、ビートたけし曰く、
一切恥ずかしがらずにそのまま演じていたので、「薬かな」と疑っていたそうな。
堂々とした演技で、「やけに落ち着いていた」という。
龍が如く4でもキャラ差し替えはあった!?
龍が如くシリーズは、毎回著名な芸能人を出演させていたが、
ジャッジアイズで差し替え販売が初だった分けではない。
PS3版の龍が如く4の主人公の一人である谷村正義も、
PS4版では成宮寛貴氏から増田俊樹氏へ差し替えがありました。
成宮寛貴氏もいろいろとあった方ではありますが、PS4版の龍が如く4を発売する頃には、
芸能界を引退していたこともあり、増田俊樹氏へモデルと声を差し替えした経緯があります。
名越稔洋監督はアドデック9で復活を遂げた!?
龍が如く7の作品発表会のころの名越監督は、心臓の弁が閉まらなくなった病気により、
肋骨を切り開いて、心臓を5時間止めての手術を行っていた。
龍が如く7の初発表会では、本当は入院が必要だったが、
医者から特別に許可をもらい、無理して発表会に出席した次第である。
本人曰く、「笑ったりすると、まだ繋がっていない肋骨が動いて痛い」と言っていたが、
その後、奇跡的な回復というか、短い期間しか経過していないのに、
月1回放送のセガなまに普通に出演していた。
世間では『アドデック9』が効いたことで、病気が治ったのだと皆言い張るw
「そもそもアドデック9は認知症の特効薬なのでは?」という疑問が残るが、
世間ではアドデック9のおかげなのだという。
ちなみに名越監督の当時の入院では、入院するときは熱もあって死にそうな状況なのに、
龍が如くのファンだというクソ医者から、龍が如くについての質問攻めをされまくって、
とんでもない目にあったのだという・・・。横にいた奥さんが、「いい加減にしてください!」と、
医者へ怒鳴ったことで、名越監督は死なずに済んだのだとかw