はじめてゲームプログラミングはどんなゲームなのか?

はじめてゲームプログラミングの全レッスンクリアの認定証・ゲームコウリャクマン

ようやく、はじめてゲームプログラミングを最後まで攻略した!
かなりまったり遊びながら、あれやこれやとノードンの繋ぎ方を考えてみたりと、
ナビつきレッスンそっちのけで、趣味に没頭するかのように遊んでいたような気がします。


そのあとは通販サイトでは感想文やらレビューを眺めては、
「ふむふむ、自分もそんな感じだったような・・・」と、いろいろと納得した次第である。
とりあえず、いろいろと思ったぶっちゃけな感想をまとめてみました。
まずは、はじプロを購入するか迷ってる方向けに、どんなゲームなのか軽く記載致します。



ノードンを繋いでプログラムの機能を利用する

はじプロのプログラム画面にいるノードンの様子

動画などを見ても分かる通り、はじめてゲームプログラミングでは
ゲームのウラガワ(プログラム画面)に棲んでいる『ノードン』という不思議な生き物を、
ワイヤーでつなぐことでプログラムの機能を利用します。


プログラミングといえば、キーボード入力でプログラム言語を打ち込んで、
ソースを実行させて結果を見るといった一連の作業はいらず、設定画面を開いて調節したり、
各ノードンをワイヤーで繋げることでプログラムを生み出せるので、
子供でも簡単に実行できる機能だといえます。


ノードンには、分かりやすいネーミングがされているので、
このノードンは何の機能を持っているんだ?」というのが大変分かりやすい。
またToy-Conにあったような感じではなく、個性的な性格というか、
キャラクター性を追加したことで、ユーザーに親しみやすいキャラにしたという印象かな。


ナビつきレッスンで基本を学ぶ!

ゲーム画面でナビつきレッスンを受けている様子

まずはじめてゲームプログラミングで初めにプレイすることになる『ナビつきレッスン』では、
ボブのナビゲートに従って操作していくことになります。
ナビつきレッスンは7種類のミニゲーム制作が用意されており、
各ステップを攻略していくことで、ノードンの使い方を覚えていくことになります。


ナビつきレッスン ミニゲーム制作内容
二人対戦!おにごっこバトル 1シーンで2対戦ができる、ヒトノードンの鬼ごっこバトル。
コロコロボール コントローラーの傾きに合わせて球が転がる、
ジャイロセンサーを使った球をコントロールして遊ぶゲーム。
エイリアンシューティング 横スクロールのシューティングゲーム。
障害物やエイリアンを配置してゴールを目指す。
GO!GO!アスレチック 横スクロールでヒトノードンを操作してゴールを目指す
アスレチック風のゲーム。
謎解きの部屋 一つの部屋の中で、ある謎を解明すると、
隠し扉が自動的に開く仕組みを作れます。
エキサイトレーシング AIで動くクルマノードンと、プレイヤーのクルマノードンを競い、
ゴールに素早く到着することを目指したレースゲーム。
3Dアスレチックワールド アスレチックの3D版。今回は3Dになったことで、
ギミック要素を盛り込み、選択肢によってギミック内容を選べる。

チェックポイントでおさらい

はじめてゲームプログラミングのチェックポイント6の出題シーン

チェックポイントは、ナビつきレッスンのミニゲームを1つ作り終える毎に、
5問のパズル・クイズのようなものが出題されます。
いわゆるナビつきレッスンのおさらいのようなもので、
どのくらい理解度を深めることができたのかを確認するようなもの。


またナビつきレッスンを全て攻略すると、最後にエクストラチェックポイントが用意されており、
そちらに限っては全50問のチェックポイントが用意されてます。
エクストラチェックポイントの方は、やや問題が難しめかな。


■ナビつきレッスン一覧


ノードンガイドにて、ノードンの使い方の復習

はじプロのノードンガイドの『ブルルン ブルルン クルマノードン』

ノードンガイドは、ナビつきレッスンのステップを攻略すると、
さらにより詳細なノードンの使い方を学ぶべく用意されてクエスト風の内容です。
ナビつきレッスンほど深い内容でもないが、別にこういったノードンの使い方があるなど、
別の角度でノードンの解説をしているような感じです。


ノードンガイドは別に攻略する必要もなかったりします。
全35問用意されているので、アリスの指示に従ってノードンガイドで復習できる。


またポーズメニューや各ノードンの設定画面からは、『リファレンス』を開くことができ、
そこにノードンの詳細な情報がまとめられています。
全部読むのが大変なほどビッシリと書かれており、そのノードンの使い道が迷ったら、
リファレンスで確認してみるといい。


フリープログラミングで自由にゲーム制作!

はじめてゲームプログラミングのマリオピンボール制作のゲーム画像

フリープログラミングでは、上記のナビつきレッスンやノードンガイドの学習を終えて、
1からゲーム制作をすることができます。
作ったゲームはインターネットを通して、アップデートやダウンロードすることが可能。
自分の作った作品をゲームIDで公開して、受け取りができます。


保存しておけるゲーム数は限られているので、その都度いらないゲームを削除するか、
再びダウンロードするかになります。
全体的にミニゲームくらいのサイズのゲームを制作できる。
本格的なゲームだとノードンの使用制限数があるので、大したものは作れないはず。


■フリープログラミングで作った作品


USBマウスでらくらく動作、マウスが動かない!?

ドラクエのミミックのテクスチャ

はじめてゲームプログラミングでは、ニンテンドースイッチ本体にUSBマウスを接続して、
操作することも可能です。コントローラーだとワイヤーでノードンを繋いだり、
テクスチャを描いたり、アンドゥ/リドゥの手軽さを考慮すると、
USBマウスは使いやすかったりします。ゲームプレイのときにコントローラー操作にします。


USBマウスに関しては、動作しないマウスもありました。
正確には最初はマウスが動作してたけど、付け直したら動かなくなった。


その際は別のUSBマウスを接続して、通常通りの動作を確認後、
動作しなくなったマウスへ再接続したら、通常通り動かせたので、
マウス接続に関しては「何かバグでもあるのではないのか?」と思った。
無線マウスも動作するやつは、動作するようだ。



Switchプログラミングの感想『良い点&悪い点』のレビュー

メタスコアによるはじめてゲームプログラミングの評価で、
良い評価や悪い評価をまとめてみたが、概ねそんな感じのゲームでした。


ナビつきレッスン長いんじゃ!? 逆に親切さが仇となった感じだな・・・

はじプロのゲーム制作の様子

通販サイトの感想文を読んで思ったことは、子供はともかく、大人は眠くなったとか、
ナビつきレッスンが長いといった意見がちらほらと見かけました。


攻略サイトをまとめてると、真っ先に感じたのはそれだな。
ボブの意見に従って、あれやこれやと操作する回数が多いし、
前に学習したことを再び似たようなことをやらせたりと、いらぬ工程を省くことなく、
ひたすら親切に教えたことは、果たして良いことだったのか疑問に思った。


はじプロのエキサイトレーシング制作

例えばエキサイトレーシングのコース作りにしても、わざわざ直方体を並べる工程はすっ飛ばして、
最後のステップで自分が作りたいコースを自由に作らせてみるとか、
そういった流れで良かったような気がするんだよな・・・。


ナビつきレッスンは長く、また自由度がない。これが逆に飽きさせてしまっているような?
最後のエクストラチェックポイントにしても、全50問を見たときは、
制作意欲はもやは失われ、とりあえずクリアしたら、「もういいや・・・」と思った次第である。
明らかにナビつきレッスンの長さが、制作意欲を削いでる!


はじめてゲームプログラミングでのプログラム画面の画像

再び復習しようとすると、会話部分をスキップできる訳でもないので、
ナビつきレッスンにしても、ノードンガイドにしても頭から長い会話を見ることになる。
復習に期待したいことは、「あの時、どうノードン繋いだっけ?」といった、
結果的な要素が求められているんだと思うな~


そして、なぜか眠くなりやすいですね・・・。
これに関してはいろいろと考えたんですが、プログラム画面が黄色なので、
「あの暖色カラーが眠気を誘っているのでは?」という気がする。
長時間見ることで目がチカチカするというか、「今日はこの辺でいいや・・・」になるような。


ま、値段相応のゲームなのかな~


操作性で気になったところといえば、テクスチャ作成かな。
まずペイント機能に必要な選択範囲やら移動ツールが無い!


レイヤー機能まではなくても、選択範囲からのコピー&ペースト、
選択範囲からの移動ツールがないため、バランス的に描くのが失敗したら、
最初から書き直しってのが大変に感じました。


またズームにしても、なぜか1ズームで400%といったありえないほどの
拡大率になってしまっているし、「200%ズームは無いの?」と思うこともしばしば。


はじめてゲームプログラミングのバランスタワーのゲーム画像

ノードンの512体の条件数は、まぁ元々そこまで大きいゲームは作りたくなかったので、
あれでもいいとは思いますが、メモノードンとかワイヤーワープノードンとか、
そういった注釈や見やすくなる用途においても、ノードンを消費してしまうのが痛いですね。


また、ワイヤーでぐちゃぐちゃになりがちだし、3個以上ノードンが重なると、
最下層のノードンを選択できないといった不便さもあるので、
まったくもってパワフルなツールだとは思わなかったけども、
価格を考えると3千円程度のソフトだし、開発予算的に限界だったのかな・・・と思った。



はじプロのレビューまとめ

感想とか

全体的に思うことは、「はじめてゲームプログラミングは子供向けなのか?」と問われると、
さすがに小学生低学年とかだと、難しそうといった印象かもしれませんね。


ナビつきレッスンに至っては、ただただボブの指示に従うだけなので迷いはないが、
それが学習として知識となり、キッズがチェックポイントを攻略できるのか?と考えると、
「果たしてどうなんだろう!?」と疑問に思うところがあります。


でもって、自分には難しいので作れないし、他の人の作品をダウンロードして
遊ぶだけのDL専用ゲームと化すような気もするし、
本来の目的を忘れがちになりそうな予感もするかな。
とはいえ3千円そこらのゲームなので、気軽に買って、合わないようなら辞めるだけか。


とくにアップデートなんかも無いようなので、
このままジワ売れして売上がさらに伸びたら、アプデやるかどうかだと思われるし、
そこはあまり期待しない方がいいかと思う。