ゲーム攻略マンのDeath Stranding(デスストランディング)の攻略日記
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2016年度のPSカンファレンスのデスストランディング発表内容

デスストランディングの東京ゲームショウ2016

東京ゲームショウの2016年9月18日に、PSブースにて開催されたPSカンファレンス
『デスストランディング』で小島秀夫氏と新川洋司氏が登壇し、
ゲームの内容についてトークショーを行いました。以下はそれについての内容です。


E3 2016の会場はどうだったか?

小島秀夫、新川洋司

▲左から小島秀夫氏、新川洋司氏

小島:

幕が開く前に歓声が出て、すごく出るタイミングとか難しかったんですけど、
ほとんど喋れない感じでした。でも非常に嬉しかったです。
いろいろありましたんで、「何もかも失ったかな」と思ってましたけど、
何も失ってなかったというのが分かりましたんで。ありがとうございます。


そもそもコジマプロダクションは、なぜ立ち上げたのか?

小島:

一言でいいますと、「世界中の皆さんが、遊びたいゲームを作るため。」だけです。
あのぅ、食べるためとか、お金儲けしようとか、そういうのはもう無いです。
本当ならもう歳なんで引退ですけども、皆さんが僕を必要としていると聞きまして、
皆さんが遊ぶゲームを作ろうということです。


皆さんが小島監督に望んでいるゲームといえばどんなの?

小島:

ゲームっていろいろありますけど、僕がこれまで作ってきたようなゲームは、
AAAタイトル・ハイエンド・お話・テーマ・ゲーム性もあって、
ボリュームもクオリティーも高い
というか、そういうゲームが望まれてる。
まぁ、それを作るしかないなと思いましたけど。


デスストランディングのゲームジャンルはSF?ホラー?

デスストの小島秀夫監督
小島:

僕のゲームを遊んだ方は分かるかと思うんですけども、
Science Fiction・ホラー・冒険小説とか、いろんな要素があって一つのゲームを作ってるので、
ジャンルでは言えませんけど…まぁ僕のゲームと。


デル・トロ監督とかカーペンター監督の映画も、同じだと思うんですよね。
僕が作るいろんな要素が入ったゲームというニュアンスでいいと思います。
驚きも斬新さも入れますんで、喜んでいただけるものを作りたいと思うんですけどね。


会社起業は大変だと思うけど、どのように? 不安はなかったのか?

小島:

起業というか食べていくためには、もっと楽な方法がありまして。
ただ、皆さんが望むようなゲームというのを作るために、それなりのスタッフを集めて、
目が行き届くようなゲーム作りを整えないと作れない。


なので、僕は経営とかビジネスをしたい分けじゃないんですけども、
皆さんが望むようなゲームを作るために会社を立ち上げて頑張ってると、それだけのことです。


不安は無いですね。30年間ゲームを作ってきましたし、
ゲームの環境って日々変わってますんで、テクノロジーもどんどん変わってます。
そんな中で作ってきましたんで、同じことするだけなんで。
違うことするんやったら不安はありますけど。全然不安は無いですよ。



ユーザーからの質問&回答

質問と回答

ユーザーの皆さんから頂いた質問に対して、小島秀夫氏と新川洋司氏が回答する内容。
コジマプロダクション宛の公式サイトのメールやツイッターに質問が寄せられた。


コジマプロダクション発足を教えてください

四畳半ぐらいのコジマプロダクションの事務所
小島:

僕が撮った写真で、昨年にできたばっかりのレンタルオフィスの一室です。
一部屋だけ借りまして、四畳半ぐらいで、4人が近くにいると暑い。
僕の席それですけど、自分のノートパソコンとPS4とニューオーダーのマークアップと、
なぜかJ・Jが最初に手紙くれたんで、J・Jの手紙が置いてあるだけです。


新川:

僕もテーブル無いんで、膝の上で描いてます(笑)


膝の上で描く新川洋司氏

小島:

コピー機とかも無いんで、コンビニ行かなアカンので、
新ちゃんがなかなか仕事が進まなかったという。


新川:

パソコン無いんで、こうやって紙の上で描くじゃないですか。
ロゴもそうなんですけども、それをiPhoneで撮って、ちょっと修正して。


小島:

なので、ルーデンス作るの大変でした。
それでちょっと暑いんでアレですけど、ミーティングとかも部屋が無いんで茶店でやってました。
8時半に行くんですけど、僕しか居ませんでした(笑)
みんな来ないんで、途中で腹が立ったんで、朝はやっぱり映画観てから行ったろかなと。


四畳半で、とても設備が整っているとは思えない事務所だ・・・

小島:

いやいや、これ去年ですから。
今は事務所もありますし、機材もスタッフも随時採用してます。面接も毎週。


新川:

事務所探しもすごく大変でしたね。


小島:

新ちゃんがうるさいんですよ。オシャレなとこばっか言うんで、
オシャレなとこは家賃が高いんで、ちょっと便利なところにしましたけど。


コジマプロダクションがどんな様子なのか公開されるんですか?

小島:

まだ、ちょっと工事とか完成してないんで、それが終われば皆さんにご覧いただけます。
あのぅ四畳半違いますからね。意外とちゃんとしてますんで(笑)


ゲームエンジンもどれにするか、もう選んだと伺いましたが?

東京ゲームショウ2016のDEATH STRANDINGの会場
小島:

今年の1月から世界中のスタジオを周らせて頂いて、いろんなエンジンとかツールとか機材を見て、
その中でいろんなもの実験してたんですけど、ようやくエンジン決めました。


まだ、ちょっと言えませんけど、市販のものではなくて、某有名スタジオのエンジンです。
それを使わせいただきながら、お互い技術協力しながら、
そのエンジンを「ブラッシュアップしていこう」ということになってます。


PS4 Proが発売されるが、デスストランディングは視野にいれてるのか?

小島:

HDRと4K対応します。HDRって何のことだか分かりますか?「秀夫レンジ」。
で、4Kというのは昔3Kの時代なんで、昭和の知らないでしょ?
汚い・キツい・危険」。それとKをもう一個みたいな…。


嘘です。
僕らの4Kは「綺麗・キレてる・気まくれ上がってる・小島」みたいな。
これで4つのKみたいな。


デスストランディングはオンラインで遊ぶゲームらしいですが、1人でもプレイできるの?

小島:

1人でも当然遊べます。スタンドアロンでお話楽しんだりとか。オープンワールドですけども。
オンラインに繋いで、今までのCo-opとか対戦とはちょっと違う、
全く新しい使い方をしてますんで、そこが肝なんでまだ言えませんけど。
1人で遊びたい人は、独りで遊ぶことができます。


でも他の人とプレイをすることも?

小島:

プレイをするというか、ちょっとまだ言えないんですけど、
今までとは違う新しい使い方を。縄的な繋がりがそれで。
あのぅ棒で遊ぶんですけど、縄的な繋がりになるという。


新川アートディレクターに聞きたいのですが、メカは出ますか?

新川アートディレクター
新川:

んー、やっぱ欲しいですよね。二足歩行メカやりたいですね。


小島:

メカですか。二足歩行あった方がいいですかね?
あぁ、なるほど(会場から拍手)。
新ちゃんが参加するとなるとメカがないと。裸のおっさんと子供とカニと、
メカが揃ったという。すごいタンパクなゲームになりそう。


新川:

すごい絵ずらですね。ほんと見たことない感じになると思う。


小島:

おっさんと二足歩行とカニが縄で繋がるみたいな。
んなこたぁ、無いですよ。そんなしょうもないゲーム(笑)


キャスティングは完了しているのか? 女性は出て来るのか?

小島:

まだ進行中です。決まってる方もおられますけど、今探してるところです。
女性出てきますよ。ヒロイン。今ちょっと候補があって、どんな人がいいですか?
僕的には裸のおっさんばっかりのゲームにしようかと思ったんですけど、
皆さんが望むゲームなんで、やっぱ女の子いるかなと。


ノーマン・リーダスを起用した理由を教えてください

デスストランディングのノーマン・リーダス
小島:

ノーマンさんは昔からのファンで、一緒に仕事したいなというのがあって、
デル・トロ監督経由で知り合いになった。


以前3人でゲームのプロジェクトがあって、うまく進まなかったんですけど、
そういうこともあって、彼もすごい連絡・心配をくれてたりしてたんで、
もう一回一緒にやりましょうと。


ということで、ノーマンありきでこのゲームを考えました。
まず裸にしましたけど。撮影ではパンツは履いてました。
すごいナイスガイです。やんちゃなイタズラ大将みたいな?
ああいう感じなんですけど、すごい気を遣ってる人です。


俳優がキャスティングされてる場合、キャラクターデザインはどう進めるのか?

新川:

僕もこの間のコミコンで初めてノーマンさんにお会いして、
今までは会ったことなかった。


その前はイメージだけでキャラクターの服装とか、そういうのを考えて描いてたんですけど、
この間会ったときに「あぁ、なるほど。こういう人なんだ。」というのを、
さらにイメージが湧いてきたというか、
まずは服装がその人を表すと思うんですけども、それは重要かなと思ってます。


小島:

ノーマンさんは今ウォーキングデッドで有名なんで、ああいう感じではない。
ノーマンの新しい部分を出す」というのが僕のミッションなんで。


ゲームキャラクターって大体は甲冑を着てる、バトルスーツを着てる、
それから宇宙服みたいな硬いアーマーを着てる、革ジャンを着てる、あとパーカーやスーツを着てる、
大体そんなもんなんですよ。裸はいませんけど、それとは全く違う新しいヒーロー像です。
ちょっと見たらビックリするというか、今までなかった。


新川:

「あぁ、こういうのもあるんだ。」という感じになるんじゃないかなと思ってます。


小島:

しかもそれノーマンですから。
こんなノーマン見たことない、こんなゲームのヒーローみたいことないみたいな。
体にロープ巻いてませんよ。裸でロープ絞めてるとか。
そんなこと無いのでご安心ください(笑)


ツイッターで小島秀夫監督とマッツ・ミケルセンが一緒に写ってるけど、どういう関係か?

小島:

マッツさんは僕大ファンなんです。マッツさんをメジャーにしたプッシャーという
映画があるんですけど、あとヴァルハラ・ライジングとか。
その監督のレフン監督も友達なんですよ。


2~3年前くらい、レフン監督に「マッツさんの連絡先を教えてくれ」って教わって、
そっからちょっとやり取りとかしてて、直接お会いしたのはコミコンでご飯食べたくらいです。
まぁ、これから友達になる感じです。


新川:

すごい勢いで寿司食べてましたけど(笑)


小島:

ハリーさんもカイルさんもそうですけど、
だいたい映画監督・俳優・ミュージシャン・小説家とか、
好きになったら会いに行きたいじゃないですか。


アドレスとか連絡先が分かったら簡単なんですけど、なかなかそこが分からないんで、
そこで時間かかりますけど。分かると会いに行って、握手してご飯食べに行って、
気が合えば「いつか何かしましょうか?」という話になるんで。


マッツさんは、暑いんで脱ぎましたけど、お揃いのパーカーを着てるんです。オレンジの。
マッツさん凄くアスリートなんですよ。僕もマッツさんも子供のとき体操部だったんで、
こう…体操部を見せあいながらの仲なんで、マッツさんとは一緒にバトミントンをやりたいです。


マッツさんとお揃いのパーカーは、モーションキャプチャーのときに映ってた噂が…

小島:

あれは僕です。
「シーン・・・」としてますね(笑)


コジマプロダクションのグッズについて、今後ネット販売はするのか?

コジマプロダクションのグッズ
新川:

これ僕ら自分で値札作ったりとか。
店舗の設営とか僕行きました。自分で並べました。


コジマプロダクションのiPhoneケースグッズ
小島:

手作りな現場です。インディーズ(笑)
iPhoneケースは、TGSの物販コーナーでも売ってると思います。
下の方が限定、上の方が普通に販売されるものなので、ゲームショウ後は上のやつが発売されます。
ネット販売は準備が整えばできると思いますんで。いつかはまだ言えませんけど、近いうちに。


ズバリDEATH STRANDINGの発売日はいつですか?

小島:

発売日は決まってます。毎回そうです。
あのぅ…映画もそうですが、企画をやるときに、この辺に発売すると。
なので、このぐらいかけるから、このくらいのバジェットと当然やるんで決まってます。
そこに向けて進行してます。インディーズでも無計画ではありません。


ヒントは5年とか10年はかかりませんよ。当然ね。
オリンピックよりは早いですし。
大友さんのAKIRAという映画ありますよね、あれの舞台よりも早いですね。


日本の声優は決まっているのか?

小島:

まだ元のキャスティング進めているので、声優さんはまだ決めてませんけど。
これから。


デスストはシリーズ化する予定はあるのか?

小島:

まだ出てないんですけどね(笑)


新川:

でも僕、『5』くらいは作りたいかな。
それくらいはやりたいですね。


小島:

あのーですね…。まぁ、人気が出れば続編ということになるんでしょうけど。
そこは今のところ何とも言えません。
先ほど出ましたドライヴの監督のレフン監督とは友達なんですけど、
彼曰く「秀夫は新しいものを作らなアカンから、続編をすべきではない。」って言うんですよ。


「どうしたらええの? まだ出てへんのに。」って聞いたら、
レフン監督が「簡単。主人公を殺すべきだ。」と言ってました。
そんなことできませんもんね。主人公を殺すのはユーザーの人なんで、
ゲームオーバーなんで。それはしょうがないです。


メタルギア・サヴァイヴは小島監督のアイデアなんですか?

小島:

いえ、全然関係ないですよ。全く知りません
だって関係ないじゃないですか僕。あのー、どうしようかな…。
僕の中ではですよ。メタルっていうのはポリティカル・フィクションであり、
エスピオナージものなんで、ゾンビなんか出る分けないじゃないですか。


新川:

僕も関わってないですし、僕だったら二足歩行メカちゃんと出しますから。
関係ないですね。



デスストランディングは棒ではなく、縄的な繋がりらしいですが、もう少し詳しく聞きたい

小島:

何度も言ってますけど、これまでのアクションゲームは棒で戦うんですよCPUと。
それがしばらくあって戦いながらドラマが展開する風になって、
今度はネットワークが繋がって、棒で戦いながら対戦ができるようになったんです。


それで今は戦うこともできるし、オンライン上の仲間と棒で共通の敵を倒すことも、
co-opミッションになりましたけど、やっぱり棒なんです。繋がっても棒です。


で、SNSがすごいメジャーになってますけど、言葉の暴力とかいっぱいあって、
棒で叩き合うことが今の世の中あるんで、もう一歩先に行きましょうと。
本当に縄の繋がりをしましょうというのをアクションゲームで体感する。
やっぱり説教がちょっと入ってるみたいな、そういうゲームです。


物語も世界観も全部そこに集約してます。
もっと言うと皆さんとの繋がりとか、アクターさんとか、ソニーさんとか、
岡嶋さん(TGSのMC)も含めて、皆さんと繋がりながら、ストランドが無いと作れなかったんで、
繋がりながら作ってます。その感覚はゲームをやるとよく分かっていただけるかなと思います。



東京ゲームショウ2016のDEATH STRANDINGの感想

感想

んー、まとめるとこうか…


■天才・小島秀夫まとめ!
  • デスストのジャンルは何?
    → 僕のゲーム
  • 起業は大変じゃね?
    → 30年間ゲーム作ったから何とかなるんじゃね
  • コジプロの事務所どんな感じ?
    → 四畳半で4人いると暑い。テーブル・コピー機・PC無い。
  • 会社会議はどんな感じ?
    → 8時半に集まるように言っても自分しか来ない
  • HDRとは何だ?
    → 秀夫レンジ
  • 3Kとは何だ?
    → 汚い、キツい、危険
  • 4Kとは何だ?
    → 綺麗、キレてる、気まくれ上がってる、小島
  • メカは出るのか?
    → おっさんと二足歩行とカニが縄で繋がるみたいな
  • ノーマンを起用してどうだった?
    → まず裸にした
  • マッツ・ミケルセンと会ってどうだった?
    → 寿司ばっか食べてた
  • モーションキャプチャーで映ってたの誰?
    → 僕です
  • デスストの発売日いつ?
    → AKIRAの舞台よりは早いんじゃね
  • 日本の声優決めたの?
    → これから
  • デスストをシリーズ化する予定あるの?
    → 新しいの作らなアカンし、主人公殺すわ。
  • メタルギア・サヴァイヴは監督の作品?
    → ゾンビなんか出すかよアホ!
  • 縄的な繋がりってどんな感じ?
    → 説教がちょっと入ってるみたいなゲーム

なるほど!
やっぱ小島監督すげぇやw


昔からゲーム業界ではあることらしいんだが、
明日は朝から会社に来い!」と上司が部下に命令をするも、
なぜか来ない人って割と多いらしい・・・


「じゃあ、何やってんの?」と思ったりもするが、一般企業のケースだと、
肩をポンポンと叩かれて「明日から会社来なくていいよ (^-^)
とクビにされてしまったりするから、ゲーム業界はそこが緩そうという印象がある。
で、「夜な夜な何やってんの?w」と気になるところですw


メタルギア・サヴァイヴに関しては、やっぱ小島監督は全く関わってないんだな…。
まぁ、ゲームの売り上げを伸ばそうとして、『小島が退社前に残した伝説のゲーム
みたいな噂を立てる戦法なんだとは思ってたけど、そもそもゲーム性が違いすぎ…。
それで小島監督に公でバラされて、印象操作が失敗してしまった感があるw


デスストランディングは、棒で戦い、縄で繋がるというのが意味深い。
オンラインを使った繋がりかと思えば、1人プレイでもそんな感じなんだとすると、
舞台が二つあるとか?と想像してます。
「繋がることで何かなるのか?」という部分が味噌なんだと思う。



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