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ヒロアカ ウルトラランブルはクソゲーなのか?面白いのか?
評価/レビュー/感想

僕のヒーローアカデミア ウルトラランブルの評価/レビュー

バンダイナムコの僕のヒーローアカデミア ウルトラランブルをプレイした評価/レビューまとめ。
事前にプレイできたベータテストで、大まかな感想やレビューをまとめてみました。


製品版では基本プレイ無料なので、そこそこ盛り上がりそう!?
ヒロアカ ウルトラランブルは神ゲーなのか?クソゲーなのか?面白いのか?つまらないのか?
いろいろと評価が気になるところだ。


■メリット(おすすめできる人)
  • 僕のヒーローアカデミアが好きな人
  • チーム対戦が楽しく感じられる人
  • チームの動きに合わせて足並みを揃えれる人
■デメリット(合わなそうな人)
  • チーム対戦が苦に感じる人
  • 個人プレイをしてしまう人
  • うまくいかないと途中抜けする人


僕のヒーローアカデミア ウルトラランブルの特徴

漫画やアニメのキャラクターを操作できる

ヒロアカ ウルトラランブルのキャラクター選択シーン

『僕のヒーローアカデミア』といえば、堀越耕平氏が週刊少年ジャンプで描き、漫画やアニメで連載している。
これまでヒロアカのゲームはいくつか発売されたとはいえ、ヒロアカ ウルトラランブルでは
自分の好きなヒーローやヴィランを選び、チーム制のバトルロイヤルで戦えるのは、
漫画やアニメを彷彿とさせるもんだ。


「あのフィールド原作にあったな・・・。アニメと同じ声優が担当してるんだな。」など、
そういった要素も含めて一興だなと思うところがあった。


登場するヒーローやヴィランの数は、お世辞にもまだ多いとは言えないが、
緑谷出久やオールマイトにしても、原作から進みすぎない程度の頃のキャラで登場している。
個性は個性技カードでレベル上げしたりなど、ゲームならではの要素でうまく表現してます。


3人1組のチームで戦うバトルロイヤル

ヒロアカ ウルトラランブルのマッチングの様子

ヒロアカ ウルトラランブルはチーム制にしたのが、今の時代に合わせた作りだなと感じる。
オンライン専用ゲームで、他のプレイヤーと協力することになります。
3人1組、合計8チームで行われ、最後まで生き残れば勝利できるというシンプルなルール。


チームのマッチングは、野良で募集して自動的に組んだり、フレンドとマッチングすることも可能。
少しの時間で手軽に遊ぶことを目的としたものだと思われ、
チーム制となると、どこのチームが勝つのかは最後まで予想がつきにくいもの。
あまり個性技カードを収集できなかった、回復アイテムが足りねえ」などアクシデントはある。


いろいろなキャラクターの組み合わせで、戦い方も変わってくるので、瞬時の判断が求められやすいが、
長所と短所を理解しながら、どう戦っていくかが、このゲームの特徴だといえよう。


マップを活かした戦いができる

ヒロアカ ウルトラランブルの試合の様子

バトルロイヤルゲームではありがちだとは思うが、時間経過でセーフエリアが縮まっていき、
セーフエリアの外にいるとHPが徐々に減って死んでしまう

ずっと建物や茂みに隠れていれば安全ということでもなく、交戦は余儀なくされるだろう。


個性技カードを集めて、技をレベルアップさせて強化することができ、
またマップには逃げ遅れた市民などが配置されていて、救助や脅したりすると、
回復アイテムなどを入手できるので、積極的に動いたものが勝利しやすい
その辺りを考慮すると、チキン戦法があまり通用しないこともあり、熱いバトルが繰り広げられる。


バトル以外の要素

ヒロアカ ウルトラランブルのエンブレムをセットするシーン

対戦以外だと、ガチャでコスチューム、ボイス、アピールを収集してみたり、
事務所に参加して経験値やゴールドにメリットがあるちょっとしたコンテンツが用意されてます。


■コンテンツ一覧
  • ミッション:様々な条件を達成することで役立つアイテムを獲得できる。
  • コスチューム:服装の見た目を変更することができる。
  • ボイス:セリフを選択して、味方に軽い挨拶をできる。
  • アピール:感情表現を表す。
  • エンブレム:バトル中にある条件を達成させるとシンボル入手。
  • マイ広告:いろんなプレイヤーにアピールできる名刺のようなもの。
  • 事務所:オンラインゲームなどに存在するギルドのようなもの。



ヒロアカ ウルトラランブルの良い評価

とくに面倒くさい知識が無くても遊べる

ヒロアカ ウルトラランブルでトドメ攻撃をするシーン

アクションゲームなので、操作しているうちに、そのうち覚えるといった感じのゲームだ。
個性技は3種類、特殊アクションは1~2種類用意されてます。


それぞれのボタンに対応しているので、複雑すぎる操作環境ということもなく、
割りと数回プレイすれば、「大体こんなもんか」と理解しやすい
もっともヒロアカの原作を知らなかったとしても、対戦アクションとして気軽に楽しめることでしょう。


なんかストーリーがある分けでもないので、逆に良いかもしれない。
ストーリーを付けたところで、割とどうでもいい話を作りそうだし、
余計なものは最初から作らない構造で、チームアップバトルに専念できる。


各キャラクターごとに特徴があるので楽しい

ヒロアカ ウルトラランブルで試合中の様子

キャラクターには、Assault、Strike、Support、Rapid、Technicalのロールが割り当てられており、
その特性を活かした戦い方があります。
一つのキャラクターを極めようと、同じキャラクターを使い続けたところで、対戦相手の相性が悪かったり、
また底が見えてるところもあるので、とくに「これが最強!」がないのも、遊びやすいゲームかもしれない。


底は浅いシステムではあるものの、チーム構成によって、だいぶ勝ちやすかったりするところもある。
このチーム駄目だわ・・・」と最初は思っていたとしても、たまに妙な連携が発動し、
予想外な出来事で勝利したりすると、「おぉ!」となったりします。


ワイワイとしたチーム対戦が面白い

僕のヒーローアカデミア ウルトラランブルのロビーで待つシーン

ヒロアカ ウルトラランブルの醍醐味といえばチーム対戦にある。
「ソロだったら、いくらでも勝利してるんだろうな・・・」と思ったりする分けだが、
一つのエリアに3人1組の8チームもいれば、どのチームが勝利するのか分からない。


乱戦になりやすかったりもするので、テクニック的な要素があまり通じず、
そのワイワイ感が楽しく感じるところもある。
事前に打ち合わせした分けでもなければ、野良が集まっただけのチーム。
噛み合うプレイヤーと組んだりすると、その状況を考えて、見えないやり取りが成立するときがあります。


倒されたとしても、蘇生で復活できるワンチャンも用意されているので、
無理そうな状況から、逆転勝ちしたときが最も楽しく感じた時かもしれない。



ヒロアカ ウルトラランブルの悪い評価

クソな人と組むとつまらない・・・

僕のヒーローアカデミア ウルトラランブルのバトルシーン

野良チームで組んでてつまらないと感じたことは、試合が始まって割りと早い段階で死んだりすると、
残り2人か1人では勝利するのが難しくなるため、そこがつまらなく感じるときがある。
「ちょ、何やってんの・・・」と、何かが噛み合っていない。


早い段階で2人倒されると、勝ち目が薄いので、仕方なくリタイアしてマッチングし直しになるし、
平均ランク的な強さも考慮してマッチメイクされているのか疑問に思ったことがある。
というか、何度もその繰り返しで時間を取られると、イライラするときがあった


また、接続不良なのか、試合が開始されたときに、1人いなくなっていたなど、
マッチング不良などもあるのかもしれない。海外ユーザーと一緒のサーバーでプレイしてるのかも?
アイテム共有などもしないで、序盤から「こりゃ、負けるチームだな」と悟ると、一気に冷めたりする・・・


個性技の強さに差がありすぎるかもしれない

僕のヒーローアカデミア ウルトラランブルのマウントレディで戦うシーン

全体的に使われるキャラと、まったく使われないキャラの差がありすぎると思った。
アップデートで調整されたりはするが、丁度良くなったかと思いきや、
今度は「別のキャラが強すぎるような・・・」となったり、なんかイマイチに感じる面もある。


尖ってこそキャラに個性が生まれるものと思ったまでも、強さに差が出すぎて、
テクニックでカバーできる範囲外になってしまうのもどうかと思った。
そこは何か新しいシステムが必要そうかなと感じたりもしたけれども、
キャラ愛ではカバーできない差が生まれると、結局は強キャラばかりが選択されがちだ。


狙撃寄りのゲームだな~

僕のヒーローアカデミア ウルトラランブルのトガヒミコで狙撃する様子

全体的に飛び道具を撃つゲームになりがちかもしれない。
もっと近接攻撃で熱い拳が飛ぶのかと思いきや、遠距離や中距離から
飛び道具をピシピシと当てることが多いというか、そっちの方が安全圏からダメージを与えやすい。


PS5でプレイしてたので、エイムアシストがあるからといっても、パッドで狙うのは結構大変で、
「万人向けか?」と聞かれると疑問に思うところもある・・・。
一応GPを減らしてガードはできるが、飛び道具に対して対処できる方法が少なく感じた。



レビューまとめ

ヒロアカでkoryakumanが優勝した様子

「どんな人におすすめなのか?」といえば、手軽にチーム対戦アクションを楽しみたい方向けだ。
飛び道具を撃つか、接近戦で戦うかなどで、そこまで奥深い戦略的なゲームでもない。
チームと足並みを揃えて、戦っていく感じのゲーム。
バトル以外の要素は、軽い遊びの要素みたいなものなので、メインはチームアップバトルになってます。


テキストチャットは一応あるけれども、9割強のプレイヤーはテキストチャットを使わない印象だった。
いちいちテキスト入力が面倒なので、使わないのだと思う。
私もキーボードをPS5に接続している分けでもないし、打つ気もなければ、伝えるコメントもなかった。


ただ、事務所やフレンド同士で組むようになるのが一般的になると、手軽さはいずれ失われ、
そしてプレイヤーの大半はいなくなって、過疎るだろうという気がするところもある。
ランキング形式がその一手になりそうな予感もします。


もっとライトユーザーが、じっくりとハマれるかどうかは疑問に思うところもあるが、
対戦に勝てない人から辞めていくと思うし、いずれは対戦に慣れたプレイヤーばかり残るだろう。
そうなると、「いちいちギスギスしたりするのかな~」と思うところもあります。


将来的なアップデートは調整とキャラクター・マップ追加、マネタイズを増やしていくと予想されるので、
ライト層が留まるかどうかのゲームになるかもしれない。人が多くいるときまでが華だろうか!?
無料ゲームといっても、サービス継続の難しさが、運営側には常につきまとうことであろう・・・