スターウォーズエピソード5のあらすじ

■エピソード5の主な登場人物・出演者
  • ルーク・スカイウォーカー(レイアの兄)
  • レイア・オーガナ(レイア姫、ルークの妹)
  • ハン・ソロ
    (ミレニアム・ファルコンの船長)
  • チューバッカ
    (ウーキー、ハン・ソロのパートナー)
  • カーリスト・ライカン(反乱同盟軍の将軍)
  • R2-D2、C-3PO(ドロイド)
  • ベン・ケノービ
    (故人、オビ=ワン・ケノービ、ジェダイ・マスター)
  • 皇帝(シス、パルパティーン最高議長)
  • ダース・ベイダー(シス、元アナキン)
  • ストーム・トルーパー(帝国軍の兵士)
  • ボバ・フェット(賞金稼ぎ)
  • ヨーダ(グランド・マスター)
  • ランド・カルリジアン(ハン・ソロの悪友)

■スターウォーズエピソード5の公式サイト

http://www.starwars.com/films/star-wars-episode-v-the-empire-strikes-back



雪獣ワンパに襲われるルーク

エピソード5の開幕のストーリーは、エピソード4(新たなる希望)から3年後が舞台の物語。
ヤヴィンの戦いデス・スターを破壊したにもかかわらず、銀河帝国軍反乱軍を追い詰め、
反乱軍は秘密基地から撤退を余儀なくされた。


帝国の宇宙艦隊の追撃から逃れた反乱軍は、氷の惑星ホスに新たな秘密基地を建設した。
邪悪な暗黒卿ダース・ベイダールーク・スカイウォーカーを捜し出すのに執念を燃やし、
無数の探索ドロイドを宇宙の至る所に放った。


一機の偵察機が惑星ホスに落下し、トーントーンというラクダのような動物に乗ったルークが、
その落下現場を調べるために向かおうとしたとき、目の前に現れた雪獣ワンパに殴られて気絶する。
ルークが目覚めると洞穴の天井に宙吊りにされていて、洞穴奥ではワンパがトーントーンを食している。


ルークは近くに落ちていたライトセーバーフォースの力で拾い上げ、足に固められていた氷を切除。
ワンパがルークに気づき襲ってきたので、ルークはワンパの右腕をライトセーバーで切って洞穴から逃走。
洞窟外は雪だらけなので徒歩では到底移動しきれず、寒さによる体温低下でルークは気絶した。



行方不明になったルークをハン・ソロが一人で捜索する

ルークより一足先に秘密基地へ帰還したハン・ソロは、
カーリスト・ライカン将軍に「ジャバ・ザ・ハットに借金を返さないと命が危ないからここを去る」と話す。

しばらくしてから、ルークがまだ基地に帰って来ていないので行方不明になったと判断する。
基地を去るつもりだったハン・ソロは、極寒の中をトーントーンに乗ってルークを捜しに出かける。


気絶してたルークがオビ=ワンに「お前は惑星ダゴバへ行って、ヨーダの教えを学べ」と言われ、
ハン・ソロが倒れていたルークを発見する。

外があまりにも極寒だったため、ハン・ソロが乗ってきたトーントーンが気絶した。
ルークのライトセーバーでトーントーンの腹を裂いて、腹の中にルークを押し入れて一時的に救助する。


翌朝、反乱同盟軍はエアスピーダーでハン・ソロとルークの行方を捜索する。
ハン・ソロ達はシェルターを作って生存しており、エアスピーダーの無線に応答して無事救助される。
エコー基地では、ルークは医療ドロイドの治療を受けて元気になる。



ホスの戦い

ハン・ソロとレイア姫が司令室に呼ばれて行くと、金属体の侵入者が移動している情報を聞く。
侵入者は信号を出しており、C-3POの翻訳によれば帝国軍の信号だと言う。

ハン・ソロとチューバッカが外に調べに向かうと一機の偵察機がおり、ハン・ソロが銃で撃って破壊した。
ここはもう帝国軍に見つかったと悟り、ライカン将軍が全軍に基地の撤退準備を通達した。


銀河帝国では惑星ホスで壊れた無人偵察機について話していると、
ダース・ベイダーがホスの映像を見て、ここに反乱軍とルークがいると判断して軍を向かわせる。

惑星ホスには強力な防御シールドが張っており、宇宙から砲撃しても破ることができない。
なのでダース・ベイダーは、軍を地上へ着陸させて地上攻撃をするように命令する。


反乱軍はわずかな時間だけ防御シールドを開けて、輸送艇1隻に2機のXウイングで護衛しながら惑星を離れる。
そして地上の基地からはイオン砲を援護射撃して帝国の戦艦スター・デストロイヤーを攻撃している最中に、
輸送艇とXウイング2機が全速力で逃げる作戦にでる。
地上部隊は輸送艇が全隻逃げ切るまで、地上から進軍してくる帝国軍と戦って時間稼ぎをするのが目的となる。


地上の方では帝国のAT-ATウォーカー5機が、エコー基地へゆっくりと進攻してくる。
ルークはパイロット達とエアスピーダーで出撃してAT-ATを破壊しに向かう。

ルークがAT-ATをブラスター砲で攻撃するもAT-ATの装甲が厚くて効かなかったので、
ウェッジがAT-ATの脚にケーブル付きのフックを引っかけ、AT-ATのバランスを崩させて1機破壊する。


またルークが乗ったエアスピーダーが壊れたので乗り捨てて、AT-ATの腹の装甲に磁石付きのワイヤーを
くっつけて上り、ライトセーバーで腹下のフタを破壊して穴を開け、
AT-ATの内部に爆弾を投げ入れてAT-ATを1機破壊する。


エコー基地は主電源をAT-ATに壊されて基地も半壊滅。
帝国軍が基地へ入って来る前に、反乱軍は全軍撤退命令が出される。
ハン・ソロとチューバッカは壊れたミレニアム・ファルコンを修理していて最後まで基地に残り、
帝国軍に囲まれるがミレニアム・ファルコンがうまく起動して、レイア姫と共に無事に基地を脱出できた。



ルークがヨーダに会うため惑星ダゴバへ行く

惑星ホスを脱出したルークは、オビ=ワンに言われたとおり惑星ダゴバへ向かった。
惑星ダゴバは濃いガスに覆われていて何も見えず、ルークは水辺に不時着する。

ルークが食事をしているとヨーダと出会う。ヨーダは勝手にルークの弁当を食べたり、
置いてる荷物を物色してランプを獲ったりするので、オビ=ワンの師であることに気付かず困り果てる。


ルークが「ヨーダというジェダイを捜している」と質問すると、
ヨーダのことを知っているようで、「まずは家に行ってうまい飯を食べさせてやる」と話すので
ルークは付いて行くことにした。


ヨーダの家でマズそうな根っこの料理をごちそうになるが、ルークは早くヨーダに会いたがった。
ヨーダは「なぜジェダイになりたいんだ?」と質問すると、ルークは「やっぱり父の影響かな」と答える。

ヨーダは「お前の父は強いジェダイだったぞ」と話すと、ルークはからかわれているのだと思い、
「お前が知ってるわけがないだろ、僕はお前と遊んでる暇はないんだ!」とブチ切れた。


ヨーダは残念そうな顔をして、
「彼を教えることは叶わん。この子には辛抱がなさすぎる。すぐカッとなるし父親と似ておる」とつぶやく。

オビ=ワンの声が聞こえてきて「それはやがては学ぶでしょう。私も教えを受ける前はそうだった」と話す。
ルークは驚き、目の前にいるのがヨーダ本人だと気付く。


ヨーダは「ジェダイには純粋な魂と固い決意がかかせない。
ルークの目は今ある現実を正しく見つめようとしていない」と叱り、修行を教えたくなかったが、
オビ=ワンは「かつての私もそうだった」とルークをフォローするので、
ルークも修行に耐える決意を見せてヨーダの修行を受けることになった。



ジェダイになるため、ルークがヨーダからフォースを学ぶ

ルークはヨーダを背中に背負って走りこんだり、ヨーダの話を聞いて修行に打ち込む。
修行中におかしな気配を感じて、ヨーダに言われて暗黒面のフォースが強い洞窟へ一人で入る。

ダース・ベイダーの幻のような敵とライトセーバーで戦い、
ベイダーの首を切り落とすが、ベイダーのマスクの中身はルーク本人の頭部だった。


ある時ルークは逆立ちした状態で、小石をフォースの力で持ち上げる修行を行う。
近くにあるルークが乗ってきたXウイングが完全に水の中に沈んでしまった。
ヨーダに「引き上げてみろ」と言われて、ルークがフォースを使って沈んだXウイングを
水中から引き上げようと試みたが、少しだけ持ち上がって結局は無理だった。


ルークは「小石と違って、Xウイングは大きすぎて無理だ」と弱音を吐く。
ヨーダは「大きさの問題ではない。至るところにあるフォースを感じるのだ」と力説したが、
ルークは「できっこない。不可能を求めてるだけだ」と言って諦めてしまった。
ヨーダは黙ってフォースでXウイングを水中から引き上げ、ルークはその光景を見て信じられないと驚いた。


ルークは継続してまた逆立ちになり、周囲にある物をフォースで持ち上げる修行を行った。
ヨーダが「フォースを通せば遠くを見ることもできる。未来も過去も、別れた古い友人も。」と話し、
ルークが目を閉じて集中するとハン・ソロやレイアの未来が見えて、苦しんでいる友を助けに行こうとする。


ヨーダやオビ=ワンは、ルークがまだ未熟なので強く止めたが、
ルークは「修行はまた戻ってきてやり遂げます。罠と知っていても友人を見捨てることはできない」と言い、
Xウイングに乗って惑星ダゴバを離れた。



ソロが乗ったミレニアム・ファルコンは、帝国の追っ手を振り切ろうとする

惑星ホスから宇宙へ出たミレニアム・ファルコンは、4機のTEIファイターに追いかけられた。
ハイパードライブを使って逃げ切ろうとするも、壊れていて起動しなかった。

散らばった隕石が密集する危険な小惑星帯や惑星の隙間に入り込み、TIEファイターの追っ手を振り切る。
そして洞穴になっている所を発見して、その中にミレニアム・ファルコンを隠して修理を行う。


修理中にレイア姫が操縦室でボーッと座っていると、
窓ガラスにコウモリのような生き物マイノックが張り付き驚く。

ハン・ソロにそのことを知らせると、「船を壊されてたまるか」と銃を片手にマイノックの駆除を行う。


駆除中に地面が揺れるので、何かおかしいと感じたハン・ソロは地面を射撃する。
帝国軍がまだ近くを捜索している状況だったが、慌ててミレニアム・ファルコンに乗り込み急発進させた。
洞穴かと思ってた所は、巨大な生き物スペース・スラッグの体内だった。



帝国軍がミレニアム・ファルコンを見つけて再度追いかける

ダース・ベイダーは皇帝に呼びだされて「デス・スターを破壊した若き反逆者は
アナキン・スカイウォーカーの息子である
」と教わる。

皇帝は強いフォースを感じていたので、彼がジェダイになる前に始末することを望んだが、
ダース・ベイダーは「仲間に加えれば頼もしい右腕になる」と皇帝を説得させた。


しばらくするとダース・ベイダーは賞金稼ぎを複数雇う。
ミレニアム・ファルコンと乗組員を見つけた者には、十分な賞金を出すと告げる。
手段は問わないが、ただし生かして捕らえるのが条件で命令を出す。


その時、スター・デストロイヤーの方でミレニアム・ファルコンを発見する。
ハン・ソロは修理したハイパードライブで逃げようとしたが、またも不調で起動しなかった。
スター・デストロイヤーの攻撃で後方のメインシールドが破壊され、絶体絶命を迎えた。


ハン・ソロはミレニアム・ファルコンの向きを変えて、逃げるのではなくスター・デストロイヤーに接近した。
そしてスター・デストロイヤーの操縦席をかすめるように飛び、いきなり帝国軍のスコープから消えた。

帝国軍は「突然消えるのはありえない」とミレニアム・ファルコンを探したが、
ミレニアム・ファルコンはスター・デストロイヤーの機体に着陸するように隠れてエンジンを停止してた。


帝国軍は、ミレニアム・ファルコンはハイパードライブを使用して銀河の裏側へ移動したものと考えた。
スター・デストロイヤーはゴミを宇宙へ投げ捨ててからワープ航法を使うので、
ゴミを投げ捨てたときに、ミレニアム・ファルコンがゴミに混ざってスター・デストロイヤーから離れた。
帝国軍はそれに気づかずに去ってしまったが、スレーヴ Iに乗ったボバ・フェットだけが気づいて追跡する。


ハン・ソロは、ギャンブル好きで悪友であるランド・カルリジアンがいる惑星ベスピンに行き、
ミレニアム・ファルコンの修理を提案する。
悪友ではあるものの全く信用はできないが、ランドも帝国を憎んでいるので最良だと考えたのである。



ミレニアム・ファルコンの修理のため、惑星ベスピンにいるランドを頼る

惑星ベスピンの空中都市『クラウド・シティ』へ到着すると、ランドは歓迎して出迎えてくれた。
C-3POが宮殿内を拝見してたら、怪しまれてバラバラに壊されて行方不明となるが、
ゴミ処理工場でスクラップされる寸前のところをチューバッカが発見して回収する。


ランドに食事の誘いを受けて食堂へ向かう途中、ランドは「事業がまだ小さい頃から
帝国の気を引かないように経営し、帝国の支配下になることだけは避けてきた」と話す。

ハン・ソロは「帝国に存在がバレたら潰されるぞ」と言うと、ランドは「この街を作った時から、
それが悩みの種だった。だがその不安も消えた
」と話し、食堂のドアが開くとダース・ベイダーが座ってた。


ランドは「帝国が私の領土を侵すことの無いように、帝国と取引した」と言う。
裏切られたハン・ソロ達は帝国軍に囲まれ、ハン・ソロは拷問を受けて牢獄に閉じ込められる。


ダース・ベイダーとランドとの取引では、ハン・ソロはランドに引き渡す予定だったが、
裏切られてハン・ソロは賞金稼ぎのボバ・フェット、そしてジャバ・ザ・ハットへ渡されることになった。

レイア姫とチューバッカは、二度とこの街からは生かして出すなとランドへ預けた。
帝国軍の目的はルークなので、レイア姫とチューバッカは囮にされてルークを罠にハメようとしていた。


ルークを生かしたまま皇帝の元へ運ぶには、炭素冷凍で固めてから運ぶとダース・ベイダーが計画する。
炭素冷凍は凍結させる段階のときに死ぬ恐れがあったので、まずはハン・ソロの体で実験することにした。
ハン・ソロが炭素冷凍で固められ、ランドが調べるとハン・ソロは生きていた。
そしてハン・ソロはボバ・フェットへ預けられ、ルークが惑星ベスピンに到着する。



クラウド・シティからの脱出

ランドがレイア姫とチューバッカを連れて行こうとしたら、
ダース・ベイダーは「気が変わった。私の元へ預けろ」と言い出し、ランドも完全に裏切られた。

ルークが宮殿に忍び込みストーム・トルーパーと戦闘になる。レイア姫が「ルーク罠よ!来ないで」と話すが、
ルークは連行されるレイア姫を追いかけているうちに、ダース・ベイダーがいる部屋へ移動させられた。


ランドは廊下を移動中に側近のロボトに合図を送り、レイア姫とチューバッカを連行していた
ストーム・トルーパー達を包囲してレイア姫達を助けた。

ランドとレイア姫達は、ハン・ソロがボバに運ばれてスレーヴIに乗せられるところを救出しようとしたが、
発着台に到着した頃にはスレーヴIは飛び去ってしまった。


ランドは市民全体が聞こえる通信無線で、
クラウド・シティは帝国に乗っ取られた。帝国軍が大勢侵入して来る前に脱出しろ」と放送する。
ランドとレイア姫達はミレニアム・ファルコンに乗って、クラウド・シティを脱出した。


ルークとダース・ベイダーの対決、ルークの救出

一方ルークは、ダース・ベイダーが出会うとライトセーバーを取り出し戦う。
ライトセーバーでの対決ではルークがライトセーバーを床に落としてしまい、
炭素冷凍で固められそうになるがフォース・ジャンプで無事に脱出する。
ダース・ベイダーは「私を憎め、そうすれば私に勝てる」とルークを暗黒面に引きずり込もうとする。


ルークとダース・ベイダーの対決は、最終的にルークは右手をライトセーバーで切り落とされてしまう。
ルークは高い所に追い詰められ、ダース・ベイダーはルークを仲間に加えようとする。
そしてダース・ベイダーが「オビ=ワンに父親の話を聞かなかったか? お前の父親は私だ」と話す。


それを聞いたルークは「ウソだ!」と絶望し、ダース・ベイダーの勧誘を拒み、高い所から身を投げた。
ルークは排気シャフトを通ってクラウド・シティの外へ放り出されたが、アンテナのような部品に捕まる。

逃げ場の無いルークは、ベンやレイアに独り言で助けを求め、レイアがフォースでルークの危機を察知する。
ミレニアム・ファルコンを再度クラウド・シティへと引き返し、ルークを発見して救出する。


その後ミレニアム・ファルコンは帝国軍が追われ、ランドが修理したハイパードライブで逃げようとしたが、
ダース・ベイダーが部下にハイパードライブを切るように伝えてあった。
ミレニアム・ファルコンはスター・デストロイヤーの牽引ビームを受けそうになるが、
R2-D2がハイパードライブを修理して、間一髪でハイパードライブで逃げ出せた。


ルークは、医療ドロイドに治療を受けて右手が義手になった。
ランドは惑星タトゥーインへ向かい、ジャバとボバを見つけようとミレニアム・ファルコンで出かけ、
スターウォーズ・エピソード5が終了する。




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