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ガンダムエボリューション(ガンエボ) 評価/レビュー/感想

バンダイナムコのガンダムエボリューションをプレイした評価/レビューまとめ。
事前にプレイできたクローズドベータテストでは、PC版やCS版でもプレイ可能だったが、
製品版ではどんな仕様になることやら。
とはいえ基本プレイ無料なので、そこそこ盛り上がりそう!?
日本国内だけでなく、海外でも配信されるため、「GUNDAM EVOLUTIONは神ゲーなのか?クソゲーなのか?
面白いのか?つまらないのか?」いろいろと評価が気になるところだ。
- ■メリット(おすすめできる人)
-
- ガンダムシリーズが好きな人、ロボが好きな人
- チーム制のFPSゲームが楽しく感じられる人
- 根本的にシューターのオンライン対戦が好きな人
- ■デメリット(合わなそうな人)
-
- 一人称カメラがそもそも無理で酔う人
- 基本的に一人でまったりとプレイしたい人
- チームがうまく機能していないと途中抜けする人
- レートやキル数、勝率とかいちいち気にする人
- 回線が遅い、ボイチャを強要する人など
ガンダムエボリューションの良い評価
各機体ごとに特徴があるので楽しい

始めにガンダムエボリューションをプレイして楽しく感じたところは、
個性豊かな各モビルスーツを操作したときに、「この機体はどうなんだろう?」と
手探りで機体の使い心地や、機体の使いやすさを吟味しながらプレイするのが面白かった。
「そういえばアニメでもこんな感じで攻撃してたな~」と、当時の出来事を思い出しながら、
また懐かしさに浸りながらも、プレイしていたところがあった。
モビルスーツは14機なので多くもないが、それぞれに特徴があるので、
あれやこれやと考えながら遊ぶタイプのプレイヤーは、ある程度までなら楽しめるはず。
ガンダムエボリューションの開発コンセプトには、こういったシューターものは、
役割となるロールが強調されすぎてしまって、好きなキャラを選べなくなるため、
なるべくチーム編成には自由度を与えたものになっているのだとか。
遊び心地としては、他のゲームと比較すると『オーバーウォッチ』に似たような雰囲気もあるかな。
それをガンダムシリーズで落とし込んだような。
ワイワイとしたチーム対戦が面白い

6対6の対戦なので、基本は足並みを揃えて遊んだほうが勝利しやすい面があります。
しかし始めの頃は、とくに足並みを揃えることなく、皆単独で突っ込んでみたりして、
無茶振りをやらかすことはよくあることかと思うが、慣れてくると自然とコツが分かるようになってくる。
ゲームルールは『ポイントキャプチャー』『ドミネーション』『デストラクション』と分かれており、
機体の強さに頼らずとも、ルールの勝利条件を満たして勝利したりできるので、
テクニック的な要素で押し返して勝利したときに、面白さがジワジワと感じてくるところがあった。
とくに実力差が同じレベルくらいのチームと対戦すると、
「一体どちらが勝利するのか?」と、先の読めない展開になるかと思います。
そんな中で、うまい具合にチームとの連携が取れて、逆転勝ちしたときが最も楽しい時間だった。
チームといっても固定パーティで組んだチームではなく、ランダムで組まされる野良チームで対戦してたので、
事前の会話や意思の疎通など何もない。互いにプレイしたときに、状況を判断して
それぞれの考えで動いて勝利してたので、そこの見えないやり取りが噛み合ってると楽しく感じるものです。
ガンダムエボリューションの悪い評価
ゲームルールが分かっていない人と組むとつまらない・・・

野良チームで組んでてつまらないと感じたことは、ゲームルールをよく分かっていないというか、
エリアを制圧するときに、エリア内に入ろうとしないプレイヤーが多いことにガッカリした。
最もルールは知っているが、自分の身を第一安全に考えた結果の行動なのかもしれないが、
それでは勝利には結びつかないし、一緒に遊んでる側も萎えてくるもんだ。
そのうち状況的に勝てないと分かってくると、途中抜けするプレイヤーもいるし、
人数が減ったチームでは、さすがに勝率が低くなってしまいます。
途中抜けするプレイヤーがいたら、代わりに強めのNPCでも入れて調整してほしいもんだが、
そんなシステムでもないので、長~い10分近くの負け試合に付き合うことになってしまう・・・
各ユニットにより、強い機体と弱い機体とでハッキリしている

各ユニットには適切な役割が用意されてはいるものの、どうしても1対1の対決になったり、
細い道の角を曲がったときに敵と出くわすことは、何度もあるものです。
そうなると戦闘向けの強いユニットに餌食にされやすく、
弱いユニットはどう努力しても勝てないことが多いので、逃げるしか手段がなかったりする。
そこら辺をテクニックで切り替えしたり、地の利を活かしたりとできにくいゲームなのが残念だった。
例えばシールド持ちの機体を崩すには、スタン系スキルを持つユニットは限られているし、
うまく遠くからペチペチ当てていても、死にそうになったら回復スポットへ逃げられてしまう。
そんな繰り返しで、勝機の弱いユニットは詰めが甘く、相手を逃してしまいがち。
またガンダムバルバトスに裏取りされては、都合よく連続で撃破されまくったりと、
どうしてもバランス調整が取れていないところがあったかと思う。
ガンエボのPC版とCS版の比較
PC版の方が遊びやすいかもね~

良い点、悪い点を考慮して、「ガンエボのPC版とCS版の遊びやすさはどうなんだ?」と比較すると、
全体的にPC版のほうが遊びやすくできているように感じます。
やっぱりFPSなので、マウスを使って狙った方が戦いやすいといったところがある。
CS版の場合は、エイミングが難しい部分があるのでエイムアシスト機能が備わってます。
とはいえ、設定で自分に合うように調整が必要になってくるだろうし、
「製品版ではどの程度調整可能なのか?」という未知数な部分もあるため、CS版のガンエボは悩ましい・・・
もっともガンタンクのようなオート照準で狙える機体や、
ガンダムバルバトスのような格闘機体となると、パッド操作の方が遊びやすいという面もあります。
てなことで、甲乙つけがたいところもありますが、
全体的に考慮すると「PC版の方が遊びやすいような」といった感想でした。
フレームレートも考えると、PC版の方が安定して遊びやすいかもしれませんね。
ただしデメリットを考えると、CS版の方がプレイヤーが安定して居そうなとこだろうか?
チーターがいるとしたらPC版くらいなもんだろうし、CS版はコンバーター使いが厄介になるはず。
PS5版のガンダムエボリューションをプレイした感想
ガンダムファンとFPSファンとで意見が分かれそうか~

まず、「ガンダムエボリューションは誰向けのゲームなんだろう?」と考えると、
アニメのガンダムシリーズのファンと、ガンダムそのものはよく知らないが、
FPSゲームが好きな人を対象としたゲームなんだと思った。
eスポーツをも想定した、対戦ゲームとして作ったのかどうかは微妙なところだが、
もとから存在していたガンダムシリーズファンの層に対し、PC版でも配信するところから
FPSゲーマーをも取り込んだゲームにしようとしている感は伝わってくるところです。
アニメで見るような各ユニットの武器やスキル内容だとかは、
ガンダムファン向けに作られている印象を感じる。
よってどちらのファン層かにより、機体を操作する感じ方も変わってくるかと思う。
もう少し機体が多ければ、選択の幅が増えたかも!?
ガンダムエボリューションをプレイした全体的な感想は、
似たような操作感覚のユニットがあまりいないのが、ある意味残念だったかもしれない。
「次はあの機体を使おう!」と考えていたものの、先に他のプレイヤーに選ばれてしまっていた!
そんなこんなで目的の機体を使用することができず、残念な気持ちになったので、
もう少し似たような操作タイプの機体を増やしてほしいと思った次第かな。
最もアップデートで追加機体は増えていくと公表していたので、将来的にはそんな感じになる可能性もあるが、
自分が使いたいと思っていたユニットが使えないのはもどかしく感じるものです。
どの要素を長く遊んでもらえるゲームにするかが鍵なんだんろうな~

それと気になった点は、固定パーティで組んで戦ってる人々は、野良チームとマッチングしてる気がした。
となると野良チームでワイワイ楽しむ勢と、ガチ勢とで分かれてくるだろうから、
そこを混ぜられると、おそらくは辞める野良プレイヤーが出てきそうと思ったりもした。
カスタマイズ要素といえば、今のところはオシャレ装備みたいな部分だけなので、
「そこに長続きする要素があるのか?」と聞かれると疑問に思うところもあるし、
やがてガチ勢しか残らないゲームになれば、サービス終了のときかなと予想しながらプレイしてました。