ホライゾンゼロドーンのストーリーあらすじ(Part 2)
『槍の切っ先』『母の源』の内容
Horizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン)のストーリー『槍の切っ先』『母の源』のあらすじ。
考察を含めてストーリーを解説してます。
03:槍の切っ先
ロストから最後の訓練を受ける準備を行う
▲ロストが崖から見下ろしている光景
試練の二日前、アーロイがいつもとは様子が違うロストを探す。
アーロイが義勇兵になってしまうと、「ロストは見捨てられるとでも心配してるのでは?」
と思いながらも、近くの崖で突っ立ってるロストを見つける。
ロストは「訓練以外にまだ教えていないことが一つある」と言い、
アーロイに学ぶ意思があるか訊ねると、
アーロイは「もちろん。あなたの教えは全て受ける」と返事した。
それは良い教えではあるが、命に関わるほど危険なので、万全に備える必要があり、
安息の地へ降りて『炎の矢』の素材を集めるように言われる。
そして素材を手に入れたら、母の源へと続く北の門で落ち合う約束をした。
▲商人のカルスト
アーロイは炎の矢を素材を集め、元・異端者のノラ族の商人であるカルストのところでは、
『トラップキャスター』を売ってもらった。
カルストにロストの過去のことを聞いても知らないようで、
ロストは生涯追放された身なので、相当ヤバいのは確かだろうと話す。
ロストと離れて暮らすことを心配するアーロイ
▲ロストと合流してのたき火でのシーン
ロストと合流すると、アーロイは「試練を終えてもロストと縁を切るつもりはない。
育ての親を忘れるなんて」と伝えた。
しかしロストは「アーロイ。接触は掟で禁じられている」と言ったが、
アーロイは「でも関係ない。義務を重んじるのは知ってる。
でもこれまで私は掟に全てを奪われてきた。もうそんなことさせない。
駄目ならこっそり会いに来る。見つからなければ面倒も起こらない」と拒否した。
新種の機械獣『ソウトゥース』を倒す
▲機械獣『ソウトゥース』
たき火で休んで夜になった後、安息の地の門から外へ出た。
外ではノラ族の義勇団により狩られた機械獣の死骸が横たわり、
機械獣によって小屋や館が荒らされていた。
奥へ進むと、ロストは機械獣『ソウトゥース』を始末するために来たんだと、ようやく目的を話した。
そして「この狩りはお前の狩りだ。1人でやれ。何が起きても私は手を出さん」と言って、
アーロイが独りでソウトゥースを狩ることになる。
アーロイはソウトゥースを倒して部品あさりを行うと、ロストからここに来た理由を聞かれた。
▲ここへ来た理由を聞かれるアーロイ
アーロイは「機械獣と戦って、生き残れる腕があるのか試したんだろう?」と答えたが、
ロストは「いいや、来い」と告げると、「ここはノラ族の狩場で守るべき場所。
ソウトゥースを倒さなければ、多くの義勇兵が犠牲になったことであろう」と話し、
その問いにこそ学びがあるのだという。
これまでは自身のためだけに、アーロイは訓練してきたが、
義勇兵は部族のために戦うのが勤めなんだと教えた。
しかしアーロイは、「部族のため?仲間なんていらない」と反発した。
▲ロストから最後の教えを受けるアーロイ
ロストは「でも部族はお前を必要とするだろう。自立できる強さは立ち向かう強さにもなるんだ。
大きな目的を果たす強さにも。そのことを心に留めておけ。忘れるなよ。
試練の後も、私がいなくなってからも。」と言い聞かせた。
アーロイは「最後の教えが理解できた」と返事し、明日、試練の前に母の源で会う約束をした。
ストーリーまとめ & 考察
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ロストは安息の地の外で起こった、機械獣『ソウトゥース』との戦いに備えて、
アーロイに『炎の矢』を準備するように言った。 -
アーロイは商人のカルストのところへも立ち寄り、トラップキャスターを購入。
普通の商人は異端者とは取引しないが、
カルストもまた元・異端者だったので、アーロイに対しても商売を行った。 -
カルストも含めて、ロストがなぜノラ族から生涯追放されてしまったのか、
理由が分からない。相当ヤバいのだろうと想像されている。 -
2人の門番は異端者に敬意を払い、門を開けた。
これから命をかけて機械獣をハンティングする者に対して、
異端者がどうのこうのという理屈や掟はなく、平等に見るものなのかもしれない。 -
夜になってから安息の地の北門を出て、外でソウトゥース1機と戦った。
すでに死んでいた機械獣もいたが、それは義勇兵たちが始末したのだという。 -
ロストはアーロイが義勇兵になるということは、ノラ族のために戦うのが勤めで
あることを教えた。そして自立できる強さと、目的を果たす強さについて語り、
忘れずに覚えておくように言った。 -
ロストの教えを受けたアーロイは、ロストとは今後離れ離れで暮らすことになる
であろうことは理解できたはず。
04:母の源
ロストとの別れ
▲母の源の入り口
ノラ族の中心地『母の源』の入り口前で、ロストと落ち合う。
アーロイは初めて近くで母の源を見たらしく、中で何をやっているのかロストに質問すると、
大勢の人々が祝い宴をしているのだという。そして大長老のティルサを頼るといいと話す。
アーロイが弓と槍が役に立つのか疑問に言うと、
ロストは「アーロイが長年望むものは、弓と槍でしか勝ち取れないという。
異端児であっても試練には出れる掟がある。信念を持て、部族はお前を認める」と言い聞かす。
▲最後の別れを告げるロスト
アーロイは「準備はできている。数日で家に戻る?」とロストに聞くと、
ロストは「私は家には戻らん」と答え、アーロイにお守りを手渡した。
アーロイはまるで最後の別れだと思い、「ウソ、嫌だ」と拒否したが、
ロストは「お前は部族と共に。だが私は異端者だからな」と言って帰ろうとした。
アーロイは「だから言っただろ。掟を破るのは私で、あなたじゃない。話しかけなくてもいい」
と必死に話したが、ロストは「私との繋がりは足かせとなる。頼むからお前は部族と共に生きてくれ。
孤独はもう十分味わったろ。お前のためだ。私は二度と会わぬよう姿を消す。
これでお別れだな。」とアーロイをなだめた。
だがアーロイは見つけてやると言い、まずは試練を終えて、それからロストを追えばいいと思い、
今はロストと別れて母の源へ向かった。
テブ、カルストと再会する
▲ノラ族の大長老ティルサが迎える様子
母の源へ入れてもらうと、さっそく大長老ティルサが出迎えた。
ティルサは試練を見に来た別の部族『カージャ』の特使と会う約束をしていたので去り、
アーロイはテブと再会を果たす。アーロイはすっかりテブのことを忘れており、
テブは縫製師になったというので、この日のために作っていたという防具を受け取った。
久々に聖地を訪れたカージャ族に対してノラ族は怒っており、
トマトや石が飛び交っているのではないか?とテブが話す。
そして長老の館へ向かう際には、カルストとも再会し、アイテムなどを補充する。
オーリンとエレンドと会う
▲左:エレンド、右:サンの祭司
長老の館では、ノラ族がメリディアンとの絆を回復させるべく、
カージャ族のサン王国の特使が来訪したと紹介される。
サンの祭司が、サン王アヴァードの感謝状を読み上げると、
ノラ族たちは「殺しに奴隷、ろくなヤツらじゃない」とサンの祭司にトマトを投げまくる。
そこにサンの祭司と一緒に母の源へ訪れていた、オセラム族のエレンドが間に入り、
「13代目のサン王は殺人鬼だ。俺の部族も同じように血祭りに上げられた。
姉を捕虜にされて憎んでいた。だがあの狂王は2年前に父親の残虐行為を
止めるべく14代目が殺した。この哀れなサンの祭司は王からの謝罪の言葉だ」と仲裁に入った。
▲フォーカスを装備していたオーリン
その際にアーロイが、見物客の一人がフォーカスを装着しているのを見つける。
アーロイは、自分以外にもフォーカスを身に着けた者がいるのだと、興味津々に近づいた。
オセラム族のオーリンも、アーロイがフォーカスを身に着けてることに驚き、
「あんたの部族は遺跡に行くのを禁じているだろ。ありえん!」と話す。
アーロイと会話したかと思ったら、オーリンのフォーカスが突然故障したようで、
そこに友人のエレンドがやって来ると、「悪い、すぐ戻る。あとで話そう」と言って、
アーロイから逃げるようにオーリンは去った。
エレンドから自身の姉のことや、オーリンは何者なのか、赤の動乱による戦争の内容、
メリディアンはどんな場所なのか、カージャ族について会話を行った。
狩人の館で就寝
▲儀式的に上げる祈りの灯火
エレンドと別れた後、アーロイは試練を受けるための祝福の儀式を受けた。
祈りの灯火を空に飛ばして、その後オーリンと再会する。
アーロイはオーリンに「さっきはなぜ逃げた?」と質問するが、
質問をはぐらかされながらも、フォーカスについて聞いたりした。
▲狩人の館を警備するレッシュ
義勇兵の志願者が行く狩人の館では、レッシュの冷たい歓迎を受けながら中へ入る。
中では同様に義勇兵の志願者であるバストから、母無し子の異端児が来たとコケにされつつ、
ヴァーラと軽く会話をした後に、明日の試練に備えて就寝した。
ストーリーまとめ & 考察
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アーロイはロストと約束していた、母の源の入り口で落ち合った。
ロストはアーロイと別れる決心をしており、家にも戻らずに雲隠れしようとしていた。
アーロイはこっそりロストと会えばいいと思っていたが、ロストの気は変わらず。
お守りをアーロイに渡して、ロストは去った。 -
アーロイの心境としては、まずは試練達成を優先させて、
その後にフォーカスを使ってロストを探せばいいと思っていたはず。 -
宴を開く母の源では大長老ティルサ、テブ、カルスト、オーリン、エレンドと会う。
オーリンだけフォーカスを装着していたので、アーロイはオーリンのことが気になった。
普通フォーカスを装着している者がいるならば、珍しがって話しかけないか?
そういった不自然な様子をアーロイは見逃していない。 -
オーリンはアーロイに対して、あまり興味なさそうに返事していた。
正確には距離を置こうとしている。 -
テブは過去にアーロイに命を救われたので、
この日のために防具を制作していて、アーロイにお礼として服をプレゼントした。 -
カルストは母の源が嫌いと言ってたが、たまには寂しいようで、
母の源で商売をしてた。アーロイが試練で勝利することを応援してた。 -
オーリンとエレンドは、カージャ族の王様が遣わした特使を母の源へ送るため、
一緒にやって来た。オーリンは旅の案内役、エレンドは護衛役。 -
エレンドはアーロイと知り合うと、アーロイに関心して、
田舎のノラで暮らすのが勿体ないから、都会のメリディアンで暮らすように誘った。
賢くて有能に見えるのだという。 -
祈りの灯火を終え、狩人の館へ行くと、レッシュ、バスト、ヴァーラと出会う。
レッシュとバストは異端者に対して冷たい態度を取っていたが、
ヴァーラはアーロイに対しては良いライバルとして迎える様子だった。 -
アーロイはレッシュに嫌味を言われると、便所の番人だと思ったと言い返した。
レッシュも頭に来てアーロイに怒っている。
バストには「わかるよな?お前は負けるんだって。見てろ、明日には分かる」と挑発。