ケンシロウ
身長 | 185cm |
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体重 | 100kg |
年齢 | 26~30歳の設定(1970年代生まれ) |
声優 | 黒田 崇矢 |
備考 |
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ケンシロウは、北斗神拳の第64代目伝承者。北斗四兄弟の末っ子。
ラオウ、トキ、ジャギとは兄弟分だが血縁関係はない。
北斗神拳伝承者の第63代目『リュウケン』が、北斗神拳を次の世代に伝承させようとした際、
男児に恵まれなかったので、4人の男児を養子に迎えてケンシロウは末弟になった。
ケンシロウは、通称「ケン」と呼ばれることもある。
性格は無表情が多く、口数も少なめだが、悪党たちに襲撃されている人々を一人で助けたりと、
基本的にはたくましく勇ましい。悪党には容赦なく秘孔を突いて殺したりするが、
ラオウやジャギと比較すると悪行などはやらない性格。
戦うときは指の骨をボキバキと鳴らす癖があり、
北斗神拳を決めると「おまえはもう死んでる」という決めセリフを言ったりする。
ケンシロウが心底から怒りを覚えると、全身の筋肉が膨張して上半身の服が破け飛ぶほどに。
胸には7つの北斗七星の傷跡があり、それはシンと闘った際に受けた傷。
外見はライダースーツのような服装に、肩パッドやヌンチャクを装備している。
北斗神拳の伝承者に選ばれ、皆から惚れられるユリアとは婚約者の仲のため、嫉妬を買うことも。
北斗が如くでは、シンの口から「ユリアは死んだ」と告げられて絶望しているが、
ユリアが生きているという噂を希望に、荒野を彷徨って奇跡の街『エデン』へ辿り着く。
ケンシロウの強さ
ケンシロウの運動能力は、飛んでいる針を指でキャッチするほど精密で、
鉄格子を両手でねじ曲げたり、車を持ち上げたりと、人間離れした身体能力を持つ。
少年の頃からすでに強く、南斗10人組手を大人相手に戦ったりするほど実力があった。
その頃からラオウやシュウが、ケンシロウを一目置いていたほどの素質。
身体能力 | 内容 |
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視力 | 完璧な暗闇でも、生物であればオーラで光の下で見える。 |
聴力 | 2km先の内緒話も聞き分けれる。 |
嗅覚 | 猟犬なみ |
味覚 | 毒物には敏感に反応する。 |
声 | 様々な音、動物の鳴きマネができる。 |
肺活量 | 8700c.c. |
筋力 | 緊張時なら小口径の銃弾を跳ね返す。 |
腕 | 指は秘孔を突くために、人差し指と中指はとくに鍛えられている。 |
脚 | 100mを9秒台で走る。 |
耐久力 | 毒物は、普通の人より5倍の青酸カリにも耐えれる。 |
記憶力 | 5万語を一度読むだけで、記憶と反復ができる。 |
特技 | ヌンチャク、六節棍、投剣の武器が得意。 |
ユリア
声優 | 久川 綾 |
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備考 |
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ユリアは南斗聖拳は使えないが、南斗正統血統の生まれ。
いざという時、北斗と南斗を一体にする力を宿した星。
宿星に従い、ユリアは南斗五車星と呼ばれる5人の拳士に、命を賭けて守られている。
ユリアに言葉や感情が失ってた幼き頃、ラオウとケンシロウが戦っていたところを見て
ケンシロウと知り合い、閉ざしていたユリアの心が開いた。
そして大人になるとケンシロウの婚約者となる。
ユリアの性格はとても優しく、怪我した人を手でヒーリング治療をするような描かれ方がされており、
そういった能力を秘めているのかもしれない。
慈母愛はすべての人に向けられ、たとえ自身にとって敵側の相手であれ、怪我の手当を行う。
そのためか、敵役もユリアに心を動かされてしまう。例えれば聖母マリアのような存在。
外見はロン毛でドレスを着ている。美人のためかケンシロウに限らず、
ラオウ、トキ、ジャギ、シン、ジュウザなど、多くの男達がユリアに魅了されていた。
核戦争後、ケンシロウとユリアが安住の地を求めて旅立とうとしていた際、
シンに襲われてユリアが誘拐されてしまう。
その後、シンの居城『サザンクロス』で同居。
シンはユリアのためにあらゆる物を与えようと、幾度となく略奪や殺戮を繰り返した。
ユリアは自分ために多くの人々が犠牲になることに心を痛め、高層ビルから身を投げて自殺をはかる。
シンの口からは「ユリアは自ら命を絶った」と話しているが…
シン
身長 | 183cm |
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体重 | 98kg |
声優 | 中谷 一博 |
備考 |
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シンは、南斗聖拳『南斗孤鷲拳』の使い手。
南斗六星の一人で、殉星とは愛に生き、愛に殉ずる宿命の星。
ケンシロウの胸に7つの傷を負わせ、ケンシロウの婚約者ユリアを強奪する。
南斗の乱れに北斗を呼び込み、ケンシロウが救世主としての旅が始まった相手でもある。
シンは荒廃した高層ビルが無数に建ち並ぶ、町『サザンクロス(南十字星)』を本拠地としている。
KINGという狂暴な組織を立ち上げ、シンが組織のリーダー(キング)で、
部下にはスペード、ダイヤ、クラブ、ハートがいる。
KINGは関東一円を支配しているが、拳王ラオウ軍とは対立関係にある。
サザンクロスでは『家畜狩り』と呼ぶ、難民をさらっては家畜扱いにして
働かせたり、殺したりして楽しんでいる。
家畜の胸や背中には、血の十字架(ブラッディークロス)の焼き印を押す。
シンも紋章である血の十字架の拳法を使う。
北斗神拳と南斗聖拳は表裏一体。争ってはならない、お互い力を合わせてそれぞれの拳法を伝承するもの。
シンは元々は残虐的な性格ではなくケンシロウとは友人。ただユリアを愛し、諦めきれずにいた。
そこに目を付けたジャギがシンに揺さぶりをかけ、
ケンシロウからユリアを奪い取るように吹き込まれて、シンは欲望のままに生きるようになった。
しかし名声・権力・富で愛が得られることもなく、ユリアへの想いは消えずにケンシロウと闘う。
そしてケンシロウに秘孔を突かれて亡くなる前に、
いろいろと理由があって「ユリアは自ら命を絶った」と語り、高層ビルから身を投げた。
ジャギ
声優 | 宇垣 秀成 |
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備考 |
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ジャギは、北斗四兄弟の三男。
北斗四兄弟の中では最も卑劣な性格をしており、銃を使ったり、口に含んだ針で不意を突いたりと、
北斗神拳の伝承者には相応しくない戦い方をする。まるで外道のような存在。
師匠のリュウケンは、兄弟を競わせるためには毒を持った人物も必要だとジャギを養子に迎えた。
とはいえ元々は才能豊かな人物で、昔は兄弟と共に修行を行っていた。
北斗神拳の継承者がケンシロウに決定したことでジャギは納得がいかず、
ケンシロウに伝承者を辞退するように言ったが、ケンシロウは拒否をしてジャギと闘うことに。
そしてジャギの秘孔を突き、頭部が半破裂。髪の毛も抜け落ち、死にはしなかったが醜い姿となった。
ジャギはその醜い素顔を隠すために、ヘルメットを被っている。
ヘルメット内の素顔は、頭部の破裂を防ぐために、金属で囲うように締め付けている。
眠るときはヘルメットを外すが、たとえ自分の部下といえど、素顔を見た者は殺される。
北斗神拳の継承戦で敗れたジャギは、ケンシロウに対して復讐心を抱いている。
ケンシロウと同じく胸に7つの傷跡を付けて、自分がケンシロウだと名乗り悪名をとどろかす。
ケンシロウの名を使い、多くの人々を犠牲にし、ケンシロウをおびき寄せようとしていた。
「兄より優れた弟なぞ存在しねぇ!」と思い込んでおり、ケンシロウに対しての憎しみで生きている。
ジャギは闇討ちが得意。拳法が全てだとは思っておらず、
要は強ければどんな手を使おうと勝てば良いと思っているところがある。
バイクに乗って移動をしたり、針やダブルバレルショットガンを装備している。