ラオウ
![ラオウ](https://dswiipspwikips3-images.jp/hokuto-ga-gotoku/raoh.jpg)
身長 | 210cm |
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体重 | 145kg |
声優 | 岩崎 征実 |
備考 |
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ラオウは北斗四兄弟の長男。トキとは実の兄弟にあたる。
『拳王』とも呼ばれ、世紀末覇者を名乗る恐怖の支配者として広く伝わっている。
子供の頃から野心が強く、『天』を握ることを望んでいた。
それは強さ・地位・名誉といった天下統一を果たす、この世で最強の男になるということ。
ラオウは拳王軍を率いており、残虐非道な武力や恐怖で乱世を統一しようとする。
南斗六聖拳のレイと戦ったときは、レイをすぐには殺さずに、三日後に全身から血を吹き流して
死んでしまう秘孔を突き、十分に恐怖を味合わせてから殺すことを行ったりもする。
すなわち死の恐怖・嘆き・悲しみが浸透し、やがて伝説となり、拳王の名を絶大にする目的がある。
ラオウは子供の頃から、リュウケンに暗殺拳を学んでいた。
しかしラオウの拳は剛拳。炎でも燃えない頑丈な肉体を持ち、真の奥義・真髄を極めた者が身につけれる
『闘気』というオーラを纏う。虎ですらラオウの闘気を前に死を恐怖し、攻撃を封じるほどの殺気。
ラオウはその闘気を放出して戦う、剛の拳の使い手。
闘気とは、いわば非情の血によって生まれかわるもの。
ケンシロウはいろんな非情の戦いの末に、闘気を纏うことができた。
ラオウはケンシロウとでは非情さが違う。
ラオウは無敵の超人という訳でもなく、トキの柔拳や無想転生を会得したケンシロウ、
鬼神のフドウには恐れを抱き、サウザーの特異体質の謎を見破ることができずに戦いを避けるなどしてきた。
ただし、それらを克服しようと実践で見極め、さらに強くなろうとするところがある。
北斗神拳の継承争いではケンシロウが選ばれると、ラオウは師匠のリュウケンが見誤ったと考え、
リュウケンを殺そうとしたほど、北斗神拳二千年の暗殺者の掟など眼中になかった。
拳王の前には人はなく、拳王の後にも人はいない。天を目指し、己の野望のために神をも恐れぬ性格だった。
自分の拳を高めようとするがあまり、愛や哀しみを知らずに不器用に突き進んだ、拳に生きた強人。
黒王号
![黒王号](https://dswiipspwikips3-images.jp/hokuto-ga-gotoku/kokuoh02.jpg)
ラオウの外見は兜やマントを身に着け、移動の際は黒王号という黒毛の馬に乗る。
黒王号は足跡のサイズが象ほどある巨体で、人を踏み付けたりと、そこらにいる悪党よりも強い。
ラオウは黒王号に乗った状態で戦うが、ある程度本気を出すときは馬から降りて戦おうとする。
黒王号はラオウ以外にジュウザやケンシロウなど、
自分の背中に乗せれる相手を見極めているようにも見える。
ラオウに至っては「自身の身体を預けれるのは黒王号のみ」と言い、
車に乗って移動しようとはしなかった。
ジュウザが亡くなった時は、足で地面を蹴って死体に土をかけ、埋めて弔おうとした。
またケンシロウを連れてくるようにラオウに命令されたのか、
ケンシロウの元へやって来たりと、人間的な感情を持ち合わせているところもある。
自身の背を許す相手に対しては、忠誠心が高いものと思われる。
トキ
![トキ](https://dswiipspwikips3-images.jp/hokuto-ga-gotoku/toki.jpg)
身長 | 188cm |
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体重 | 95kg |
声優 | 咲野 俊介 |
備考 |
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トキは北斗四兄弟の次男。ラオウとは実の兄弟にあたる。
ラオウとは対照的で、その違いを述べれば、トキには欲や野心がない。
性格は優しく聖者のような人柄。ユリアのことは好きだったが「見守る愛もある」と、
力ずくで奪うこともせずに、思いやりに満ちていた。
幼少の頃からラオウに憧れを抱いており、兄のように強くなりたいという目標があった。
トキには拳法の才能があり、ラオウがリュウケンに修行を受けている様子を眺めて習得していた。
ある時、可愛がっていた犬に、矢を撃った男に対して怒り、トキが習ってもいない北斗神拳で男を倒した。
その光景をリュウケンが見てトキの才能に気付き、北斗神拳の修行を許す出来事があった。
トキの拳法は柔拳。攻撃を受け流す戦い方。
静水のように華麗に相手の攻撃をさばいて回避し、できた隙を突く受けの拳。
ケンシロウ曰く、「トキが北斗神拳伝承者にふさわしい人物だった」と話をしている。
技のキレ・流れ・速さ・心技体。どれをとっても非の打ちどころがないと、ジャギでさえも認めていた。
しかし核戦争による運命の日に、ケンシロウとユリアと共にシェルターへ避難した際、
シェルターは定員オーバーで、あと2人までしか入れなかった。
トキはケンシロウとユリアをシェルターに無理やりねじ入れ、自ら犠牲となった。
死の灰を全身に浴びて原爆症になったので、北斗神拳の伝承争いを辞退した。
その後は北斗神拳を封印せずに、死期は近く、どうせ病で死ぬのなら人の命を助ける生き方を選び、
奇跡の村で秘孔を突いて病人の治療を行っていた。そのため村人からは救世主だと崇められていた。
しかしラオウはトキの柔の拳に恐れていたので、トキを『カサンドラ』という処刑所に幽閉した。
ウイグル
![ウイグル](https://dswiipspwikips3-images.jp/hokuto-ga-gotoku/uighur.jpg)
体重 | 350kg |
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声優 | 楠見 尚己 |
備考 | カサンドラの獄長 |
ウイグルは、『カサンドラ』と呼ばれる処刑所の獄長を務めている。
またの名を『鬼の哭く街』とも呼ばれ、収監された囚人たちの哭き声が周囲に響き渡り、
それが鬼が哭くような声に聞こえることから、そう呼ばれている。
一度収容されてしまったら最期。二度と生きて門をくぐれない死封の監獄島と恐れられている。
カサンドラの入口門には、銅像のようなライガとフウガが、ウイグルの命令で寡黙に守っている。
門を通ろうとすると2人の連携攻撃を受け、かつて誰一人として門を通さなかった。
ウイグルはラオウの配下。ラオウに逆らった者を処刑するために造られたカサンドラで番人をしている。
たとえ虫けら一匹でも脱獄することはできない。それが不落のカサンドラ伝説となっている。
ウイグルは、囚人たちに大変恐れられている。
自身のヒゲを手で引っこ抜いて、抜けたヒゲの本数で処刑される囚人を決めたりする。
恐怖を与えるのもウイグルの楽しみで、助けを求める恐怖の声を聞き、「いい声だ」と気分を良くする。
殺された囚人たちは墓に葬られ、大量の墓数から、ウイグルに勝利した者がいなかったことを物語っている。
ウイグルは泰山流拳法の使い手。
両手にムチを装備して泰山流双条鞭という奥義で攻撃する。
兜の両角にはムチが仕込んであり、それを引き抜いてムチで引っぱ叩いたり、
ムチで拘束して締め付けて全身を細切れにしたりする。
さらにウイグルの祖は蒙古。古来より伝わる蒙古覇極道というショルダータックルで攻撃する。
地味な技だが肩は鋼鉄以上の硬さになっており、すべてのパワーを敵に叩き付ける一撃必倒の技。
ウイグルの誇り高き民族が、かつて大陸を攻め取った時、その最大の武器はこの闘技にあった。
また兜のモヒカン部分には刃物を仕込んでいて、頭突きで攻撃したりもする。
デビルリバース
![デビルリバース](https://dswiipspwikips3-images.jp/hokuto-ga-gotoku/devil-reverse.jpg)
声優 | ? |
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備考 | 羅漢仁王拳 |
デビルリバース(悪魔の化身)は、ビレニィプリズン(地底特別獄舎)という
凶悪犯ばかりを集めた刑務所の跡地に、厳重に閉じ込められている。
現在のビレニィプリズンは、野盗の首領であるジャッカルが根城にしている。
北斗が如くでは、コロセウムでケンシロウと戦うことになる。
デビルリバースの体格はかなりの巨人。巨体で怪力だが、素早い身のこなしもできる。
過去に700人を殺害し、死刑執行されること13回。
電気椅子も絞首台も無用で、最終判決では懲役200年を受けている。
ジャッカルがケンシロウに殺されそうになり、やもなくデビルリバースを地下牢獄から解き放った。
デビルリバースの知能は低く、話術が得意なジャッカルはデビルリバースをそそのかし、
お前の兄だと主張して信じ込ませた。
さらに監獄へ閉じ込めたのはケンシロウだと嘘を言って戦わせようとした。
デビルリバースは羅漢仁王拳の使い手。
5千年の歴史をもつ古代インド拳法の殺人拳で、その破壊力は無限。
あまりにも残忍獰猛な殺人拳ゆえに、時の皇帝から禁じ手とされ、伝える者はないとされていた。
仁王の構えから、風圧を自在に操り、風殺金剛拳で相手を吹き飛ばす攻撃を行う。