レイ
身長 | 185cm |
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体重 | 100kg |
声優 | 森川 智之 |
備考 |
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レイは、南斗聖拳『南斗水鳥拳』の使い手。
南斗六星の一人で、義星とは人のために生きることが宿命の星。
南斗水鳥拳は南斗108派の中で、最も美しい動きを見せる拳だと、拳士からは言われている。
ユダはレイが使う南斗水鳥拳を見て、あまりにも美しかったので嫉妬してしまったほど。
レイは野盗と組んだり、気が変われば強い方へ寝返ったりと、どこか信用できない面がある。
それはレイが留守中、村が悪党に襲われた。レイの両親が殺されて、妹のアイリを連れ去ったという
『胸に七つの傷を持つ男』を捜し出して、八つ裂きにして殺す目的があったため。
そのために人を裏切ったり、人を殺して今日まで生きてきた。
アイリを捜している際に、レイはケンシロウやマミヤたちと知り合う。
その過程でさらわれていたアイリを牙一族から取り戻した。
一緒に共闘したケンシロウに至っては、視力を失ったアイリの眼の治療までしてもらい、
レイはケンシロウに対して恩義や信頼がある。
レイはマミヤに惚れていたが、マミヤはケンシロウに惚れていたことを知っていた。
これも義星の宿命か、レイは残りわずかな寿命だったこともあり、マミヤの心のために生きようと決意する。
ケンシロウとは相棒のような協力関係で悪党たちと戦う。
北斗が如くにおけるレイは、アイリを捜し求めて、とある有力情報を聞きつけてエデンに訪れることになる。
アイリ
声優 | 白石 涼子 |
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備考 | レイ(実兄) |
アイリはレイの妹。南斗聖拳は使えない普通の女性。
アイリは自身の結婚式をあげようとしていたが、レイが留守のときに村が襲撃された。
村人は殺されてアイリは誘拐されてしまった。
レイが村へ戻ると父親が息絶える前に、「胸に七つの傷の男」とだけ言って亡くなった。
誘拐されたアイリは奴隷として、いろんな主へ売られる日々を送った。
容姿も美しかったためか、食料一ヵ月分という大枚をはたいて売買される。
そのうちアイリは過酷な環境に絶望して心を失くし、自分の目に薬を入れて失明させた。
野盗集団の牙一族が、レイの弱点であるアイリを人質にした戦法で、
ケンシロウとレイを仲間同士で戦わせて殺そうとした。
しかしその策は失敗して、最終的にはアイリは無事に救出された。
そしてケンシロウがアイリの秘孔を突くと、アイリの視力が回復して目が視えるようになった。
その後は拳王侵攻隊に村を襲撃されたときに、リンが拳王軍に屈しない反抗的な行動を取ると、
アイリはリンの勇気を見て戦うことを知り、ボウガンで敵を攻撃したりと
自立しようとする意志の描かれ方がされた。
バット
声優 | 宮坂 俊蔵 |
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備考 | 少年の姿のバット |
バットは、老婆のトヨに養子として育てられた。
トヨは多くの孤児たちの面倒を見続けており、水が不足している貧しい村に住んでいる。
ケンシロウとの出会いは、ケンシロウが脱水症状を起こして意識がもうろうとする中、
村人たちに捕まり牢獄へ入れられた際、故郷を旅立ったバットと牢獄内で知り合った。
牢獄にいる時、武力で欲しいものを手に入れようとする野盗集団『ジード』を、ケンシロウが壊滅させた。
ケンシロウの強さを見たバットは、ケンシロウについて行けば食を得れると考え、
それ以降は勝手にケンシロウに付いて行った。
ケンシロウの方は「ついて来るな」と拒むこともなく、共に旅をするような関係になった。
バットの性格は、話術が巧みなお調子者。どこか生意気な雰囲気の喋り方をする。
臆病なので戦いになるとケンシロウに任せて、自分は隠れるような人柄。
しかし不愛想で無口なケンシロウの仲介役を行ったり、ケンシロウが知らない情報に詳しかったりと
サポート役を務め、ケンシロウの戦いを目撃し続けた少年。
長い旅の後、ケンシロウがようやくラオウに勝利すると、ケンシロウとは長い間別れ、
大人に成長したバットは、リンやリハクと共に『北斗の軍』を設立して、
若きリーダーとして帝都軍に抵抗していた…。
北斗が如くでは、ストーリー進行やバギー関連などでゲームに関わる。
リン
声優 | 釘宮 理恵 |
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備考 |
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リンは初めてケンシロウとバットが牢獄で知り合った際、
牢獄にいるケンシロウに、リンが水を持って来たときに知り合った。
バットが話すには、親兄弟を野盗に目の前で殺されて以来、リンは喋ることができなくなったという。
そして身寄りもいないし、村では厄介者扱いにされて、牢の番人をやらされている。
ケンシロウが牢獄でリンの秘孔を突くと、リンは喋れるようになった。
村を襲撃してきた野盗集団『ジード』をケンシロウが壊滅させると、
リンは村に残ったものの、ケンシロウに会いたくて勝手に一人で追いかけて来た。
リンがGOLANに誘拐されたりと、ケンシロウの足を引っ張るようなことばかりだったが、
いつしかバットのようにケンシロウと共に旅を続ける関係になった。
性格は純真な心で愛と正義感に強く、芯が強いところがある。バットとは対照的な人柄。
ケンシロウに対しては恋心を抱くような感じだった。
ケンシロウがラオウを倒し、長い間ケンシロウと別れてからは、
バットやリハクと共に、『北斗の軍』を設立して帝都軍に反抗していた…。
北斗が如くでは、ある事情でエデンの店を手伝うことになり、ケンシロウに手伝ってもらう。
リハク
声優 | 山路 和弘 |
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備考 | 南斗五車星 |
リハクは南斗五車星の一人で、海の拳の使い手。
常に先の先を読んで手を打つお方。世が世なら、万の軍勢を縦横に操る天才軍師とされる。
南斗五車星の中では一番年老いているが、知力に長けた人物で、ユリアの守護者として仕えている。
リハクの戦い方はワイヤートラップを張り巡らし、あらゆる所に仕掛けた罠を発動させる。
ラオウと闘った際、ラオウは複数のワイヤートラップを自ら触れて起動させ、
リハクが仕掛けた罠をいとも簡単に防いでしまった…。
そのため一度も振るうことがなかった海の拳とは、独自の拳法が存在しているのか不明な点が残る。
南斗五車星はリハクを除いて、ラオウに全員殺されてしまった。
ラオウに殺されかけたところを、ケンシロウに助けられて生き残ったリハクは、
ラオウ死後、バットやリンと設立した『北斗の軍』の参謀となった。
北斗が如くにおけるリハクは、エデンの治療院にいる、街では少ない医者を務めている。
拳法やエデン外の情勢などにも詳しく、ただの医者とは思えない程の博識を持つ。
トウ
トウはリハクの娘。
ラオウがユリアを奪いにやって来たとき、トウはユリアの影武者になっていた。
お面を被っていたが、ラオウにユリアではないとバレる。
そしてトウは、ラオウがユリアのことを好きでいたことは知っていたが、
敵側であるラオウに、小さい頃から一日たりとも忘れたことがないほど、好きだったと告白をした。
しかしラオウの心にはトウの想いは届かなかった。それでラオウへの愛を示そうと、
ラオウが装備していたナイフを奪い、自分の胸に突き刺して自殺した哀れな女性。