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マザークリスタル、エーテル
マザークリスタルから発するエーテルを消費して、魔法を使っている
![小型のクリスタル](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/crystal.jpg)
▲集落では小型のクリスタルで、水を生成している
マザークリスタルとは、巨大なクリスタルのこと。自然のエネルギー源。
魔法の源となる『エーテル』を発しており、油田のような存在になっている。
エーテルといえば、ファイナルファンタジーシリーズではMP(マジックポイント)を回復させる
アイテムとしてお馴染みですが、FF16では大気中にエーテルが存在している世界です。
ヴァリスゼアではエーテルを消費して、日常的に魔法を使用して生活してます。
魔法でタバコに火を点けたりと、身近なところで使用されている。
高度な魔法になると、大量のエーテルが消費されます。
そのためマザークリスタルの周辺に人々が必然的に集まり、国家が形成されていった。
マザークリスタルから切り出した、小型のクリスタルを端末として持ち歩き、
火や風の魔法を起こしたりもできる。
クリスタルには寿命があり、割れてしまったりするので消耗品です。
マザークリスタルは、ヴァリスゼアに複数存在する
![マザークリスタル](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/mothercrystal.jpg)
マザークリスタルは、唯一無二の存在ではなく、各国に存在し、どこの国も大切に扱っている。
人工的に作ったりもできないため、エーテルが枯渇してきたヴァリスゼアの現状では、
マザークリスタルの奪い合いが起きてしまう。
巨大なマザークリスタルだが、マザークリスタルには核となるコアがある。
コアがある場所には、それを祀るための古い時代に建てられた『クリスタル神殿』が存在し、
コアが破壊されると、巨大なクリスタルも消滅する。
また、クリスタルには身を守る防衛機構が備わっており、何者からにより、危険な状況になると、
対象を攻撃したりもする。防衛機構の内容は、マザークリスタルによって異なる。
- ■各国が有するマザークリスタル一覧
-
- ロザリア公国、鉄王国:ドレイクブレス
- ザンブレク皇国:ドレイクヘッド
- 灰の大陸南部:ドレイクホーン(消滅)
- 風の大陸北方:ドレイクアイ(80年前ぐらいに消滅)
- ウォールード王国:ドレイクスパイン
- ダルメキア共和国:ドレイクファング
- クリスタル自治領:ドレイクテイル
- ヴァリスゼア中央部/ダルメキア共和国の北東部:ゼメキス(消滅)
アカシア
![アカシア](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/akashic.jpg)
普段はエーテルは目に見えないが、高濃度になると視認することができます。
青色の霧のような高濃度のエーテルを浴びると、生物が変化した姿『アカシア』になる。
アカシアになると自我を失い、生存や闘争など本能のままに行動するようになり、
過度に攻撃的になったり、植物などは異常に成長して禍々しい形に変貌してしまう。
また一度アカシアになってしまうと、元に戻ることはできず、
ドミナントやベアラー、また文献によればチョコボもエーテルに耐性を持つため、アカシアになりにくい。
黒の一帯
エーテルが枯渇してくると、黒の一帯が侵食してくる
![黒の一帯が広がるフィールド](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/the-blight.jpg)
黒の一帯とは、エーテルが枯渇したエリアのこと。
そのエリアには草木が生えず、空気はあるが、動物も生きれない場所になっている。
黒の一帯の土には栄養が無いため植物が育たず、水は腐敗しやすく船底に穴が開きやすい。
砂漠というより、月面に近いエリアで、何もない場所。
そのうえ、凶暴な魔物が増えたことで、各国で申告な問題になっている。
ヴァリスゼアでは、黒の一帯がどんどん侵食している状況下。
黒の一帯の面積は、ヴァリスゼアの西方にある風の大陸だと、2割くらいが侵食されている。
マザークリスタルから放出されるエーテルの量も減ってきており、
いつ枯渇するか分からないため、各国家は他国のマザークリスタルを奪おうとしている。
ドミナント、召喚獣
ドミナントは召喚獣に変身したり、クリスタル無しで魔法を使用できる
ドミナントとは召喚獣を身に宿し、身体を蝕んで召喚獣となり、人ならざる者の姿になる。
普段は人間の姿で、召喚獣に変身しても、再び人間の姿に戻ったりできます。
またドミナントは、クリスタルを介在しないで魔法を使用したりできる。
ドミナントは国よって扱いが異なるが、大抵は厚い待遇を受けている。
例えばロザリア公国ではドミナントが代々国家元首となり、ダルメキア共和国では相談役。
鉄王国ではマザークリスタルが御神体なので、召喚獣は抗う存在にあたるため、
生体兵器として扱われたり、人質の道具として酷使されている。
ドミナントは人智を超えた力を持つが、戦場に出されるため、恐れを抱く者も多い。
ドミナントの力の代償は、身体が石化していく
![腕が石化している様子](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/ff16-third-trailer12.jpg)
▲腕が石化している様子
ドミナントが召喚獣になると、核兵器のような破壊力をもたらすため、戦争の道具でもある。
ただし、召喚獣になる代償として、徐々に身体が石化していく。
なので相当の覚悟を持ち、国の威信を背負って戦うため、過酷な運命になる。
石化は、魔法を使い続けたドミナントやベアラーがなるもの。
徐々に石化が進み、身体的には激しく痛いらしい。
魔法を使うと身体に負担がかかるので、クリスタルを用いた場合は石化は進行しない。
全身が石化すると、最期は砂となって砕け散る。また、治療法は未だ無し。
ドミナントの性格や体質は人それぞれ。
例えばフーゴ・クプカなどは、自分が召喚獣で戦場に出れば片付くし、石化なんかしないと思っている。
ジョシュア・ロズフィールドは病弱なので、「フェニックスになれ!」と強制されることはない。
召喚獣の強さは、ドミナントのフィジカルな経験や知識で戦い方が変わり、自分の特性により優劣が出てくる。
ドミナントは受け継がれ、同属性のドミナントは存在しない
ドミナントが死ねば、いろんな条件により、次の新たなドミナントが誕生する。
いつ誕生するのかは不明で、すぐかもしれないし、100年後かもしれない。
そんな感じで、代々ドミナントは受け継がれている。
また、各属性のドミナントは、原則1人しか存在しないルールになっている。
例えば火属性ならフェニックスのドミナントしか、ヴァリスゼアに存在しない分けだが、
なぜか火属性のイフリートが登場したことで、何かがおかしくなり始めている。
ベアラー
ベアラーはクリスタル無しで魔法を使用できる
![頬に記されたベアラーの印](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/bearer.jpg)
ベアラーとは、生まれながらにして魔法を使用できる人々のこと。
クリスタルを介在しないで、周囲にあるエーテルを消費して、魔法を使うことができる。
ドミナントと比較すると、ベアラーは召喚獣の力は使用できない。
いわば、人間とドミナントの中間的な存在となる。
ベアラーは先天的なもので、多くは生まれた直後にベアラーかどうか分かる。
顔の頬には、黒色のタトゥーのような刻印が付いているが、それがベアラーである証拠。
『印持ち』とも呼ばれたりする。
奴隷を管理するために、国を越えた協約で定められており、各国の政府機関によって頬に刻まれる。
自分の子でも、生まれた直後に国に届け出を行う世界になってます。
検査を逃れて、刻印がないベアラーもいるが、それは非常に稀なこと。
尚、刻印の模様はヴァリスゼア全域で同じ模様が使われている。
刻印は、飛竜草の毒が使われており、猛毒を皮と肉の間に入れて固めて模様を描いている。
飛竜草の根から抽出されている毒で、皮膚に付着すると浸透して、激痛と共に黒色に変色します。
そのため刻印を無理に取ろうとすると、血に毒が混ざり、たちまち全身が毒に侵される。
施術して刻印を取るにしても、何日も激しい痛みが出るし、死んでしまう者もいる。
ベアラーの身分は低い
![ベアラーがリンゴを落とすカットシーン](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/ff16-walkthrough01-audience-room01.jpg)
基本的にベアラーは、どこの国でも身分が低く、世界中から迫害を受けている。
国によってベアラーの扱いに差があるが、大抵のベアラーは奴隷や労働力として使われてます。
ロザリア公国では比較的寛大だが、自由民ではない。
水を生成したり、庭の草刈りなど雑用をこなしている。
ベアラーもドミナントと同様に、労働で魔法をどんどん使っては、身体が石化していく。
そして石化が進んで魔法が使えなくなると、「用済みだ」と捨てられてしまう存在にある。
主の許可なしに、ベアラーに話す口はない、ベアラーに貸す耳もない。
どこへ逃げてもベアラーはベアラーで、刻印は首輪の代わりのようなものだ。
長い歴史の中で常識として深く根付き、ベアラーも救いを求めるようなことはない。
ナイトの称号、フェニックスの祝福
実力が高い騎士に与えられるナイトの称号について
ナイトの称号は、ロザリア公国で扱われている称号です。
騎士の中でも、とくに実力が高い者に与えられる証で、
クライヴは15歳のときからナイトの称号を得ており、史上最年少のナイト。
またナイトの称号は、召喚獣フェニックスのドミナントを守護する栄誉を授かることで、
フェニックスの祝福を受け、召喚獣の力の一部を与えられる。
ナイトの称号を持つ者に与えるフェニックスの祝福について
フェニックスのドミナントは、選んだ者に自身の力を分け与えるリジュヴァネーションという能力を持つ。
力を与えた者に対しては、クリスタルを介在しないで火の魔法を使用できる。
ロザリア公国では、大公であるドミナントが、自身の守護者であるナイトの称号を持つ者に、
力を与える習わしがある。クライヴはジョシュアからフェニックスの祝福を受けたことで、
フェニックスの召喚獣アビリティを使用できるようになってます。
メティア
![メティア](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/metia.jpg)
メティアとは空に浮かぶ、月の傍らで煌めく、小さな星のこと。
ヴァリスゼアに住む多くの人々は、その小さな星に幸運を願ったりする。
メティアに願い事をすると、叶うという伝承があります。
ストラス
![ストラス](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/strass.jpg)
ストラスは、白色のフクロウの外見をしている鳥の魔物。他者の思考を伝達する能力を持つ。
ストラスの額の石に、思考を乗せたエーテルを一時的に蓄え、
そのエーテルを他者へと浴びせることで、思考を伝達している。
主に、王侯貴族や各地の主要な施設が連絡を取り合うときに用いられ、
機密性が高く、急を要する報せに最適で使用されている。
エルウィンが使用したときは、「オミア ラステラン トゥ イサゲリス」と呪文のようなものを唱えると、
ストラスの目が開いたので、何か扱い方があるのかもしれない。
また、長く生きたストラスの羽根には、善き詩文が宿ると言われている。
部隊/組織一覧
ザンブレク皇国の暗殺部隊
ザンブレク皇国の暗殺部隊は、鉄王国が擁する召喚獣シヴァのドミナント暗殺するために、
ニサ峡谷で暗躍するベアラー兵たちのこと。隊長はティアマット。
ベアラー兵たちは素質があれば、軍属となれるが、使い捨ての兵士として最前線で使われることが多い。
一部、腕の立つベアラー兵も、斥候や暗殺など危険な任務に回される。
クライヴも作戦時に使用する偽名『ワイバーン』と名のり、戦場へ降り立つ。
戦場では、鉄王国とダルメキア共和国軍がニサ峡谷で争い、暗殺部隊はそこを狙おうとしている。
聖竜騎士団
聖竜騎士団は、ザンブレク皇国の精鋭騎士団。ディオン・ルサージュが団長。
貴族の子弟を中心とした騎士たちが、聖竜騎士の栄誉を受けて配属される。
黒騎士『黒翼騎士団』
![黒騎士](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/black-shields.jpg)
黒翼騎士団は、ザンブレク皇国の属領総督府に属する特務部隊の兵士。
全身黒色の鎧を着ており、ロザリアの属領総督によって設立された部隊。
ロザリアでは黒騎士と呼ばれている。
ロザリア各地でベアラーの粛清を行っており、主力部隊は『本影隊』と呼ばれている。
アナベラにとって邪魔な大公派の排除し、属領ロザリアの穢れを排除する理念がある。
ロザリア七家族
ロザリア七家族は、ロザリア公国を支えてきた7つの家系。
ロザリア建国前に乱立していた小国の系譜で、ロザリア成立後も有力貴族として残り続けた。
バイロンなどは政治にも強い影響力を持っていたが、ロザリアが属領化されて、権限を剥奪されたりした。
- ■ロザリア七家族一覧
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- バイロン・ロズフィールド
- アリアンヌ
石の剣
![石の剣](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/the-cursebreakers.jpg)
石の剣(いしのつるぎ)は、クライヴたちの隠れ家の戦闘部隊。
元は隠れ家にいたベアラーたちだが、タルヤの施術でベアラーの刻印を除去し、
外部でベアラーの保護や、危険生物の調査などを行っている。
また、クライヴたちの隠れ家では、剣のトレーニングをしてたりする。
シドの隠れ家においても同様の部隊はあったが、新しい隠れ家で石の剣として組織化された。
現在ではオットーが部隊へ指示し、各地の協力者と連携しながら任務にあたる。
「人が人として生きられる場所」のために、明日死ぬ運命だったとしても任務に殉じる。
種火の守り手
![種火の守り手](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/the-guardians-of-the-flame.jpg)
種火の守り手は、属領総督府・アナベラの圧政に抗う組織。
大陸歴860年に起こったフェニックスゲート襲撃での出来事で生き延びた、
ロザリア公国の騎士を中心に組織された。
ロザリアを取り戻すために集結し、ラザロ街を拠点に、ベアラーを保護しながら活動している。
不死鳥教団
不死鳥教団は、ロザリアの大公家を陰で支える一団。
召喚獣フェニックスとドミナントを宗主として崇めており、
フェニックスゲートでは天啓の儀式を取りまとめている。
不死鳥教団と接触が許されるのは大公位の継承者のみなので、
クライヴといえども不死鳥教団のことはよく分からない。
大公家の正統後継者の命に従って活動しているという。
ウォールード王国の密偵部隊
ウォールード王国の密偵部隊は、正規軍の王立騎士団の他に、国王直轄の密偵部隊が存在する。
隊長はベネディクタ・ハーマン。
卓越した剣技と特異な能力を持ち、部隊長を筆頭にして、潜入や暗殺といった隠密任務を果たす。
とくにノルヴァーン砦の制圧は目覚ましい戦果を上げたという。
しかし、直後に謎の襲撃者(クライヴや山賊等)により、部隊はなくなった。
それ以降は、密偵部隊が再設されるには至らなかった。
野盗
野盗は、道行く商人や旅人を狙うならず者。
街道から外れた場所や、警備の目が届かない辺地に出没したり、集落を襲って金品や食料を奪ったりする。
徒党を組んで行動し、規模が大きい野盗などは廃村を根城にしていることもある。
執行者
![執行者](https://dswiipspwikips3-images.jp/ff16/executor.jpg)
執行者は、人の守護者。クリスタル自治領にて築かれた組織。
人を害する知識や伝承があったりすると、この世から葬り去るのが務めている組織。
禁呪などの撲滅に奔走し、人の世を守らんとしている。
忌まわしき一族をヴァリスゼアから追放し、役目を終えてからは歴史の表舞台から姿を消した。
シドの隠れ家の協力者
各地には、シドの隠れ家を支援する『協力者』たちがいる。
シドルファスと同様に、ベアラーを人として扱わない世界に疑問を抱いている。
協力する理由は、利害の一致や活動への共感など人それぞれ。
協力者はストラスで地域の状況を知らせたり、ベアラー保護の資金や金銭援助などを行っている。
また、協力者はブローチを他人へ与えることもある。
それは信頼の証でもあり、ブローチを身に着けることで厄介事の解決なども頼まれる。
また、たとえベアラーであっても、口を聞いてもらえるようになり、独自の活動を認めた証明となる。