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FF16(ファイナルファンタジー16)のストーリーと舞台
FF16(ファイナルファンタジー16)のストーリーと舞台。
プロローグや物語、舞台となるヴァリスゼアや世界観、5つの国々について解説してします。
FF16のストーリー概要
ストーリー導入
終焉に向かう大地『ヴァリスゼア』、唯一の加護は『マザークリスタル』。
ヴァリスゼアに生きる人々は、クリスタルから供給されるエーテルにより魔法を生み出し、
日々の暮らしを成り立たせていた。
しかし、限りあるその加護は、国家による奪い合いも生み出した・・・・・・。
各国はマザークリスタルを求め、召喚獣の力とその力を宿す『ドミナント』を使役し、戦を始める。
ロザリア公国の第一王子『クライヴ・ロズフィールド』もまた、
マザークリスタルをめぐる戦乱へと巻き込まれるのであった。
過酷な運命を背負ったクライヴは、やがて世界の真相を知り、
マザークリスタルの破壊を目指していくことになる・・・・・・。
これはクリスタルの加護を断ち切るための物語。
FF16の舞台『ヴァリスゼア』の世界観について
FF16の舞台は、ヴァリスゼアという大地。
物語をデザインしていくうえで、現実世界の中世ヨーロッパを強く参考にしてます。
歴史的/文化的/政治的/人類学的観点においても、中世ヨーロッパをスタンダードに組んでいる。
テレビや電話、飛行機などない世界観。
ヴァリスゼアには、クリスタルの巨塊 『マザークリスタル』が点在し、
その周辺には何世代も前から、豊かなエーテルが満ちて、国々は栄えていた。
人々はエーテルを消費して、日常的に魔法を使って暮らしており、
マザークリスタルの加護によって安息の中で暮らしている。
様々な文化や思想を持った国々は、マザークリスタルを所有しており、危ういながらも均衡を保っている。
しかし、やがてエーテルを放出する量が減ってきて、黒の一帯が世界を蝕むようになり、
人々はマザークリスタルをめぐって、幾度もの戦乱を経た背景がある。
結果として、マザークリスタルを奪い合う戦乱の時代へ突入し、
各国の守護神となるドミナントたちが、召喚獣に変身しては、一線を越えた争いを繰り広げている。
奪った地域も含み、「全域が黒の一帯に侵食されたらどうするのか?」と矛盾をはらみつつ物語が進む。
5つの国について
現在のヴァリスゼアは、黒の一帯の脅威で追い詰められた状況にある。
ヴァリスゼアの舞台は惑星全体ではなく、黒の一帯に追い詰められて、大陸ひとつに集約した状態。
そのため地理や文化的にも、外界から隔離された場所であり、民族的多様性は少ない。
ロザリア公国
FF16の主人公・クライヴの出身でもあるロザリア公国は、ヴァリスゼアの中西部に位置する。
小国を束ねることで成立した公国で、黒の一帯の侵食に脅かされ、領土は衰えつつある。
沖合の火山島にあるマザークリスタル『ドレイクブレス』からエーテルを得て成り立っており、
火の召喚獣『フェニックス』のドミナントが国を統治している。
➡ ロザリア公国の詳細
ザンブレク皇国
聖なる神の信徒『ザンブレク皇国』は、ヴァリスゼアの北方に位置する、世界最大の宗教国家。
皇都オリフレムにマザークリスタル『ドレイクヘッド』を抱く。
人々は神へ祈りながら、エーテルで豊かな暮らしを謳歌している。
国を治める者は神皇と呼ばれ、皇国軍の先頭に立つのは、光の召喚獣『バハムート』のドミナント。
➡ ザンブレク皇国の詳細
ウォールード王国
灰の大陸の覇者『ウォールード王国』は、ヴァリスゼアの東方に位置する。
マザークリスタル『ドレイクスパイン』を有し、ドミナントが国王として何十もの部族をまとめた。
古くから蛮族と呼ばれるオークなど、亜人種との戦が絶えなかった。
現在は闇の召喚獣『オーディン』のドミナントにより平定されたと言われ、強大な軍事力で他国を牽制している。
➡ ウォールード王国の詳細
ダルメキア共和国
砂塵にそびえる共和国『ダルメキア』は、ヴァリスゼアの南方に位置し、砂漠や荒涼とした地域が広がる。
共和制なので唯一国王を持たない国家で、5つの州のそれぞれの代表者が集まり、評議会で政治を行う。
巨大な山脈全体が、マザークリスタル『ドレイクファング』と一体化している。
土の召喚獣『タイタン』のドミナントが、評議会への提言を行う顧問で、独自の役割を持つ。
➡ ダルメキア共和国の詳細
鉄王国
信仰と恐怖が支配する『鉄王国』は、ヴァリスゼアの西方に位置し、風の大陸の沖合に浮かぶ
島々を拠点としている。ザンブレク皇国と同じ宗教国家だが、神ではなくマザークリスタルを信仰する。
鉄王国だけ独自の言語を持ち、他の大陸との国交はほとんどない。
マザークリスタル『ドレイクブレス』を有し、隣国のロザリア公国とは対立している状況。
マザークリスタルそのものが御神体で、他の国とは違い、当たり前のように魔法は使用せず、
御神体から与えられたエーテルを消費するのは許されないこと。そのため原始的な生活を送っている。
人々が魔法を使いまくることが、かつての権力者たちにとって異常なことだと考え、
ドミナントを忌まわしい存在と見ており、自国にドミナントが生まれると処刑したりする。
➡ 鉄王国の詳細
クリスタル自治領
クリスタル自治領は、ヴァリスゼアの真ん中に位置し、どこの国のものではない。
世界最大のマザークリスタル『ドレイクテイル』があり、古くから不干渉地帯という習わしになっている。
戦略上、重要な土地柄で、幾度もの戦乱の舞台になってきたが、不可侵条約を設けた。
ここだけは各国が支配するのではなく、みんなにエーテルの恩恵を均等に分け与えている。
現在は自治領として存在し、評議会には各国の代表者らが連ね、ドミナントを所有していない。
国王もいなければ、住んでいる人々は誰かに従っている分けでもない。
➡ クリスタル自治領の詳細
➡ その他のロケーション