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ダルメキア共和国のロケーション一覧

ダルメキア共和国

砂塵にそびえる共和国『ダルメキア』は、ヴァリスゼアの風の大陸の南部に位置し、
砂漠や荒涼とした地域が広がる。5つの州から成り立つ共和国。首都はランデラ。

共和制なので唯一国王を持たない国家。
国の代表者である評議会議員と、各州の代表者の議員が集まり、評議会で政治を行う。


国教はなく、信仰の自由が認められてます。
巨大な山脈全体が、マザークリスタル『ドレイクファング』と一体化している。
土の召喚獣『タイタン』のドミナントが、評議会への提言を行う顧問で、独自の役割を持つ。


ダルメキア共和国軍は、国軍ではあるものの、兵士は5つある各州によって管理され、
有事を除いては州の自警を認められている。
一部精鋭を除き、歩兵と魔法兵による小隊単位で行動し、曲刀や大斧などを用いて戦うのが特徴。


大陸歴878年には、ダルメキア共和国とザンブレク皇国とで戦争が起きた。
ザンブレク皇国がクリスタル自治領を勝手に占領し、不可侵条約が破られたことで、
ダルメキア共和国が抗議し、クリスタル自治領をめぐる争いに発展した。


しかし、フーゴ・クプカがクライヴに倒されたことで、ダルメキア共和国はドミナントを失い、
マザークリスタル『ドレイクファング』も失った。ザンブレク皇国に対抗する術もなければ、
国内では混乱が広がり、また強固な守りをみせるザンブレク皇国に苦戦し、停戦を申し出た。


ランデラ

ランデラ

ランデラは、風の大陸南部に位置する、ダルメキア共和国の首都。
貿易の中心地で、物資運搬が盛んなこともあり、各国から行商人が集う。

夜も多くの灯りで明るく照らされ、人々の賑わいと街の豊かさを物語っている。
市内には、国の方針を決める評議会議場がある。


ニサ峡谷

ニサ峡谷での領土争いの様子

ニサ峡谷は、ダルメキア共和国の東部に位置する峡谷。
大陸歴865年に勃発した大陸戦争より、鉄王国が海路を経由して幾度も進軍。
ダルメキアと鉄王国が領土争いを繰り返す主戦場となっている。


大陸歴873年。鉄王国がダルメキア共和国へ侵攻。
クライヴは、ドミナントの暗殺を目的に組織された部隊で行動する。
暗殺部隊は少数精鋭で構成され、ダルメキア共和国領のニサ峡谷にて暗躍する。


ダルメキア共和国とウォールード王国は同盟を結んでおり、ジルニトラ砦で会談を行った。
ダルメキアがウォールードに援軍を要請したが、援軍は不要だとバルナバスが拒否した。
ダルメキア軍は、召喚獣『シヴァ』を手に入れたと噂になっていたが、事実でシヴァとタイタンが激突した。


ジルニトラ砦

ジルニトラ砦

ジルニトラ砦は、ダルメキア共和国の東部、ニサ峡谷に築かれた砦。
大陸歴865年の大陸戦争から続く、鉄王国との争いに決着をつけるため、
ダルメキア共和国は、同盟国であるウォールード王国に協力を仰ごうと、会談の場としてこの拠点を選んだ。


ダジボーグ城

ダジボーグ城

ダジボーグ城は、ダルメキア共和国の南西部にある。
マザークリスタル・ドレイクファング内にあるお城です。

召喚獣タイタンのドミナントであるフーゴ・クプカの居城。
城内には絢爛豪華な調度品が並ぶ。


コストニツェ難民街

コストニツェ難民街

コストニツェ難民街は、ダルメキア共和国の北西部にある街。
かつては交易の拠点として栄えたが、黒の一帯の侵食が進み、住民の多くが街を去った。

現在では、行き場のない難民や裏取引で稼ぐ商人が住みつき、
治安維持のために最小限の兵士が駐在しているものの、賄賂が横行して無法地帯となっている。


ダリミル宿場

ダリミル宿場

ダリミル宿場は、ダルメキア共和国の西部にある宿場町。
広大なヴェルクロイ砂漠のオアシスに作られ、行商人たちの中継地となる。


露店や食事処、娼館が立ち並ぶ。マザークリスタルの警備やクリスタルの出荷で、
軍人が出入りするため、よく金を落としてくれるので景気が良い。
この辺の砂漠では最も恵まれた土地。


ダリミル宿場にある鍛冶屋『茨の接吻』は、街で一番羽振りの良い店として知られており、
腕の良い鍛冶職人が集まっている。


マザークリスタル・ドレイクファングからもほど近く、近隣の石灰棚から湧き出る温泉も有名。
渓谷まで流れる川は、昔は船をこいで、あちこちにクリスタルを運んでいた。

いつしか、人の欲望渦巻く『ダルメキアいち猥雑な街』になった。
国の規律が行き届いておらず、奔放でおおらかな商人の街となっていった。


フーゴ・クプカがドレイクファングに城を構えて以来は、フーゴの私兵がふんぞり返って、
金と権力で好き放題だが、ダリミル宿場は横暴に振り回されながらも、上手に生きている。

ダルメキア共和国とウォールード王国が同盟してからは、街にクリスタルが支給されず、
クリスタルが横流しされる問題を抱えていた。


レトニ峡谷

レトニ峡谷

レトニ峡谷は、ダルメキア共和国の東にある、人通りもなく寂れた街道。
かつては交易路だったが、他に街道ができたことで次第に使われなくなった。
そういった場所には野盗たちが集まって来やすい。


ゼメキス大瀑布

ゼメキス大瀑布

ゼメキス大瀑布は、ダルメキア共和国の東部にあり、風の大陸と灰の大陸の狭間に位置する。
大地と海をえぐるよう空洞になっており、海に面した側は大瀑布となっている。
大量に落ちる海水は、どこへ行っているのか誰も分からないという。


ゼメキス大瀑布は、神話として語り継がれている場所で、ゼメキスの悲劇の舞台にもなっている。
太古の昔に、欲に溺れた人々は、力を求めて神に戦いを挑み、ここが決戦の地になった。

その戦いで神に敗れた人々は罰を受けることになり、
その呪いは今も続き、ドミナントやベアラー、召喚獣が呪いの産物らしい。


ボクラド市場

ボクラド市場

ボクラド市場は、ダルメキア共和国の北東部に位置する市場。ゼメキス大瀑布に隣接する。
クリスタルロードに通じる要所のため、各国の様々な品が集まり、市場が発展してきた。

自治領島行きの乗合馬車が出ているが、現在ではダルメキアの国境に臨時の関所が設けられる。
そのため、許可なき者は自由に出入りできない。


タボール

タボール

タボールは、ダルメキア共和国の中南部に位置する集落。
断崖に張り付くような複雑な構造をしており、特産の革製品は、高値で取引される上質なもの。

自由都市カンベルからそう遠くはないが、閉鎖的な集落で訪れる者も少ない。
不死鳥教団が身を寄せて、村人たちの中に潜伏して共存している。


カンベル

カンベル

カンベルは、ダルメキア共和国の南東部に位置する、都市国家カンベルの首都。
交易都市として賑わい、街には各国の品を扱う様々な店が立ち並ぶ。
大陸歴857年に、ダルメキア共和国から独立して中立国となった。


ドラヴォズ

ドラヴォズ

ドラヴォズは、ダルメキア共和国領の中部を締める鉱山地帯にある集落。
鍛冶の村で、鍛冶産業が盛んなところ。腕の良い鍛冶師が集っている。
鉱山で採掘された良質な鉱石を素材としており、ここで作られた武具はダルメキア随一とも言われる。


クジェトフ

クジェトフは、ダルメキア共和国の南部に位置する廃村。
かつて空の文明の遺跡を礎につくられ、ダリミル宿場からカンベルへ続く街道もあったが、
渓谷を通る危険な道だったため、宿場として発展しなかった。
さらに、近年の流行り病により、人が去ったため廃村となった。