リチャード・マリクについて

リチャード・マリク
名前 リチャード・マリク(Richard Malik)
出生地 イギリス・ロンドン・サウソール
家族
  • 父:イムラン・マリク
  • 母:ビクトリア・マリク
宗教 なし
政治 保守統一党、コーナーストーングループ
組織 SIRS
職歴
  • 英国海軍大尉:名誉除隊
  • 英国情報局秘密情報部諜報員:引退
  • SIRS戦術的対応ディレクター:自発的に降格
  • SIRSテロ対策分析官:現在の職業
勲章
  • 大英帝国勲位:大英勲章第3位
  • 殊勲十字章:英国情報局秘密情報部
  • ビクトリア十字勲章:英国海軍
  • コンスピキュアス・ギャラントリー・クロス:英国海軍
登場作品 ウォッチドッグスレギオン

リチャード・マリクは、SIRSのアナリスト。内部告発者。エマ・チャイルドの弟子。
SIRSから機密情報を盗みだし、デッドセックに情報を漏らした。
デッドセックと共にゼロデイの黒幕を暴き、二度目の爆破を止めたいと思っている。


リチャード・マリクの性格

リチャード・マリクのカットシーン

リチャード・マリクの性格は、精神鑑定では、一貫して特定の人格障害に関連した
誇大妄想があり、反社会的行動が懸念されているのだという。
しかし、それは本人も理解しており、マインドフルネルトレーニング療法と
カウンセリングに取り組んでいるのだとか。


リチャード・マリクは人と会うときは用心深く、辺りをキョロキョロと見ながら、
会話をする相手とは目を合わせずに、面識が無いような素振りをしたりするので、
繊細且つ注意深く、悪く言えばビビリのような雰囲気すら感じとれる。
オプティックによる会話では、自分の意見や命令などを述べて切ることが多い。


バグリーの意見では、リチャードは非常に凝り固まった思考回路の持ち主だと言っている。
リチャードの服装はいつもパリッとしたスーツに、眼鏡を着用している。



デッドセックとの出会いについて

スターロジャーコーヒーの店舗でのリチャード・マリクとの会話シーン

デッドセックとの初めての関わりは、リチャード・マリクがデッドセックのサーバーの一つに、
スターロジャーコーヒーの店舗のWi-Fiから、
継続的にモールス信号でSOSのコンタクトが送られ、デッドセックがそれに気付いた。


そしてデッドセックの工作員がスターロジャーコーヒーへ行くと、
見知らぬ人から渡された折り畳み式の携帯で、リチャード・マリクと連絡を取り、
リチャードが「SIRSの内部情報を持っている。デッドセックに爆破事件の罪を着せたのは、
恐らくSIRSの悪徳高官だ。」と告げ、会合場所で落ち合うことになった。


AR分析でリチャード・マリクの居場所を特定する様子

約束した会合場所へ行くと、リチャードはアルビオンの警備員から拉致された後だった。
デッドセックはAR分析で現場検証を行い、リチャードの行方を追い、そして彼を救出した。


リチャードは、「ゼロデイは恐らくSIRSの高官で、独断で行動しているSIRSの派閥が
政府の支配を固めるためにデッドセックをハメた。
奴らを脅かす者は脅迫されるか始末される。今や私もその1人だ。」と言う。


救出したリチャード・マリクとのカットシーン

二週間前には、ゼロデイに繋がる架空の会社が、旧ソ連圏の倉庫からセムテックス40kgを輸入。
今もまだロンドン内にあるようで、前回よりも壮大な爆破計画を立てているとリチャードが話す。
デッドセックのような小悪党と協力することで、巨悪から社会を守れると信じているようで、
デッドセックと共にゼロデイの黒幕を暴き、二度目の爆破を止めたいのだという。


となると、デッドセックもリチャードもゼロデイという同じ共通の敵であったこともあり、
デッドセックはリチャードの言うことを聞いた。SIRS本部のフィラメントをハッキングしたり、
SIRS高官にハニートラップを仕掛けて、目と指の高解像度の写真を撮ったりして、
ゼロデイと思われるエマ・チャイルドを捜索した。



リチャード・マリクがデッドセックを利用する

エマ・チャイルドに命を狙われるリチャード・マリク

エマ・チャイルドの密会

SIRSのエマ・チャイルド側は、SIRSのサーバーがやられた直後にリチャード・マリクが
行方を暗ましたので、デッドセックにかくまわれたリチャードが裏にいるものと推測しており、
リチャードを暗殺しようとしていた。


デッドセックの工作員がエマ・チャイルドの隠れ家の倉庫へ行き、
何か手掛かりがないか調べに行ったところ、
倉庫内で待ち構えてたエマ・チャイルドの部下に拉致されてしまった。


リチャード・マリクとの隠れ家

▲カウンティ・ホールにあるリチャード・マリクのセーフハウス

デッドセックは拉致された工作員を救い出そうと、リチャードから情報を得ようとしたが
連絡が繋がらなかったので、カウンティ・ホールにあるリチャードの
セーフハウスへ忍び込み、侵入に気付いたリチャードと連絡を取った。
連絡を取る気がないならエマ・チャイルドに全部バラすぞと脅して、リチャードと会話を行った。


リチャードはセムテックスを見付け出すのに、エマ・チャイルドから直接聞き出す必要があるため、
エマを生け捕りにしてくるという条件で、「SIRSは誘拐した者をを尋問するときは
建設現場を使っている。情報によるとエマもそこにいるようだ。」と居場所を教えた。



リチャード・マリクは嘘をついてた!

デッドセックとエマ・チャイルドが会うカットシーン

デッドセックがナインエルムズ・ウォークウェイの工事現場へ行くと、
拉致されたデッドセックの工作員は別の場所へ移送後で、拷問室でエマ・チャイルドと会った。
エマ・チャイルドは「お互いリチャード・マリクに騙された。見ろ。」と行って、ある映像を見せた。


映像にはリチャードとナイジェル・キャスが映っており、アルビオンの新しい治安維持契約を
取り交わす様子だった。そしてリチャードは、「現在デッドセックというテロ組織に潜入して、
会合をセッティングするから、奴らの到着前に部下に私の身柄を拘束させろ。
リアルに頼むぞ。バレないようにな。」と、ナイジェル・キャスに頼んでいた。


アルビオンのナイジェル・キャスとリチャード・マリクの会話シーン

つまりリチャードが、デッドセックへスターロジャーコーヒーの店舗のWi-FiからSOSを送り、
デッドセックと落ち合う前にアルビオンに拉致されていたが、それはヤラせということになる。
エマ・チャイルドの推測では、リチャードは爆破事件と隠ぺいに関わっており、
そして新たな爆破を計画しているのだという。


それを聞いたデッドセックは、「それはお前だろ。お前の方を信じろというのか?」と聞くと、
エマは「取引材料はまだ他にもある。仲間を預かっている。
リチャードを始末するのに手を貸してもらおう。」と言い残してエマは去った。


拉致されていたデッドセックの工作員

拉致されてたデッドセックの工作員は、エマに協力する条件で無事に救出した。
拉致されてた工作員の話では、拉致されて悪夢だったが、
お湯も出るし、正直自分の部屋よりもマシだったのだという。



リチャード・マリクの陰謀

カナダ・ハウス爆破事件

カナダ・ハウス爆破の様子

デッドセックはエマ・チャイルドと組み、リチャード・マリクをトラファルガー広場に誘い込んで
殺害しようとしたが、見破られて、カナダ・ハウスにいたエマ・チャイルドたちは
爆破に巻き込まれて亡くなったと思われる。


エマ曰く、リチャード・マリクの目的は、彼と知り合った頃は愛国心や忠誠心が強かった。
リチャードが自ら、戦術的対応ディレクターからテロ対策分析官へ降格を志願し、
その方が才能をより有効活用できると主張したのだという。
しかしリチャードの狙いは、エマ・チャイルドの地位だったことに気付いた。


GBBニュースの報道で語るリチャード・マリクのシーン

その後リチャードはSIRSの反テロ対策局長となり、
GBBニュースの報道で、デッドセックメンバー全員の身元を明らかにした。
協定を結んでいる五カ国が協力し、デッドセックの脅威に立ち向かうという
マリク反テロ対策局長の声明で、SIRSの支持率が急上昇。


ctOSを導入している国では、デッドセックという言葉を発する音を把握できるようになった。
デッドセックの行動や指示する言動は、捜査対象になる場合があると市民に警告している。



デッドセックにリチャード・マリクの犯行がバレる

SIRS本部のフィラメントサーバー

デッドセックは、リチャードがカナダ・ハウス爆破事件で行った
書類の痕跡『マリク・ファイル』を、SIRS本部のフィラメントサーバーから盗み、
爆破事件の犯行がリチャードだったと暴いた。


爆破物となるセムテックス40kgは、実態はペーパーカンパニーを何社も転々とし、
最終的にはサウソールの住所に登録されていた。
その通りの向かいには、30年以上住んでいたのはリチャード両親である
ビクトリア・マリクとイムラン・マリクだった。


カナダ・ハウス爆破前は、カナダ・ハウスの周辺エリアにて予定にない訓練を行っていた。
施設郡の監督者と匿名のSIRSアカウントがやり取りしたメールが残っており、
演習の一環として爆薬の設置を指示した、SIRSのエージェント2名が報告書を上げている。
日付と署名は内務大臣によるもの。


また爆破の一週間前には、カイロ刑務所に収監されていた
カナダ・ハウスの警備主任の娘が、恩赦で釈放されている。
それによりSIRS高官に非常に大きな借りができたことでしょう。



バグリーに拉致されたリチャード

バグリーがリチャードを車に閉じ込めるシーン

バグリーがフィラメントをハッキングして、リチャードの居場所を特定。
そしてバグリーに監視され、自室から脱出して、車で逃走しようとした。
しかし、街中の自動監視デバイスに接続されていた車両だったので、
バグリーがリチャードを車内に閉じ込めて、デッドセックのセーフハウスへ運んだ。


デッドセックのセーフハウスに拉致されたリチャード

拉致されたリチャードは、デッドセックのセーフハウスで、ガラス張りの部屋に閉じ込められた。
リチャードは、「ゼロデイはお前たちだと思っていた。ヒントをやろう。
外ばかりに向けてるその目を、たまには内に向けてみたらどうだ。」と最後に言った。
その後はストーリーエンディング後も、リチャードはずっと閉じ込められたまま。