ウォッチドッグスレギオンのストーリー、舞台
ウォッチドッグスレギオンのストーリーと舞台について解説してます。
ストーリーのプロローグ、イギリス・ロンドンの舞台の様子、
Watch Dogs Legion開発者のClint Hockingによるロンドン制作話についてまとめてます。
ストーリー(プロローグ)
![イギリス・ロンドンの街並が爆発している風景](https://dswiipspwikips3-images.jp/watch-dogs-legion/story01.jpg)
ウォッチドッグスレギオンの舞台はイギリス・ロンドン。
序章ストーリーは、ある時ロンドンにて、ゼロデイと名乗る謎の犯人が爆破テロを起こし、
市民は怪我をしたり、亡くなったりした。
ハッカー集団『デッドセック』は反体制派として、ロンドン市民に浸透していたが、
ロンドンの治安維持を牛耳る民間軍事企業『アルビオン』が、
爆破テロはデッドセックが起こしたと濡れ衣を着せた。
この一件によりデッドセックは、ロンドン市民からも敵視される存在へ。
デッドセックたちは、汚職にまみれて腐ったロンドンを解放すべく、
レジスタンスを立ち上げて、賛同する仲間を募集し、
正義漢をもとに強悪な独裁国家に対抗しようとする。
そして爆破事件の罪をなすりつけた、真犯人を見つけようと行動を起こす物語。
舞台
![イギリス・ロンドンの場所の地図](https://dswiipspwikips3-images.jp/watch-dogs-legion/story02.jpg)
ウォッチドッグスレギオンの舞台は、イギリスの首都ロンドン。
時代は今よりも近未来で、AIのテクノロジーが進化して経済に大きな影響を与えている。
車両は自動運転、空には警備用や貨物用のドローンが飛び交い、
ブルームのctOSでインフラ化した街並。
![ウォッチドッグスレギオンのロンドンの風景](https://dswiipspwikips3-images.jp/watch-dogs-legion/story03.jpg)
一見、便利で暮らしやすそうな印象にも思えるが、
貧富の差が激しくなり、家や国から追い出されたりもする。
常にAIが監視し、制度に逆らえば捕まったり、たまに存在を消されてしまう人すらいる。
![ウォッチドッグスレギオンのロンドンの街並](https://dswiipspwikips3-images.jp/watch-dogs-legion/story04.jpg)
ウォッチドッグスレギオンのロンドンは、制度を悪用して欲を満たそうとする権威主義者や、
その場凌ぎの日和見主義者が増え、犯罪も横行して没落しかけてます。
そこにゼロデイによる謎の爆破テロ。
警察、政治家、マフィアが入り乱れて、ロンドンを独裁的に支配している。
イギリス政府は、資金不足で崩壊し始めている状況。
![犯罪組織のクラン・ケリー](https://dswiipspwikips3-images.jp/watch-dogs-legion/story05.jpg)
ナイジェル・キャスが率いる民間軍事企業『アルビオン』は警察の代わりを行い、
強権的な姿勢で市民を扱う。勢力を伸ばしている犯罪シンジケート『クラン・ケリー』は、
違法薬物、人身売買、臓器摘出など、アルビオンの目に触れないよう悪事を重ねている。
弱みに付け込まれた弱者は捕食される状況。
ハッカー集団『デッドセック』は、そんな恐怖と汚職にまみれた支配からロンドンを取り戻そうと、
市民をデッドセックの工作員として採用して、レジスタンスの人員を増やし、
失くした信用を取り戻そうとする。サディスト、傭兵、サイバー犯罪者や凶悪犯罪者と
戦うことになり、ゼロデイの解明とロンドンの平和を勝ち取ろうとする。
クリエイティブ・ディレクター『Clint Hocking』のロンドン開発話
![UbiトロントのClint Hocking](https://dswiipspwikips3-images.jp/watch-dogs-legion/clint-hocking.jpg)
なぜロンドンにしたのか?
ウォッチドッグス1&2の舞台はアメリカだったが、
本作をイギリスにした理由は、ウォッチドッグスシリーズは共通の世界観として、
高度に発達したテクノロジーと、それを利用する巨大組織が存在する。
今作ではもっと広い視点で世界を作りたいという考えがあり、
アメリカから離れて国際的な都市で、
また文化や人種が入り交ざった場所としてロンドンを選んだ。
ウォッチドッグスレギオンを制作していたときは、
Brexit(欧州連合離脱)の前からゲームを開発しており、
実際にイギリスがEU離脱の話を聞いて驚いた。
現実のロンドンは、建造物が見えるように視線を保護するための景観規制がある。
それらの景観を残すことを重要視している。
それでも街の一部を圧縮せざるを得なかったが、
ウォッチドッグスレギオンのロンドンの表現は非常に正確に作られてます。
もの凄い人数のキャラクターが登場するが音声はどうしたのか?
ロンドンの大都市で暮らす人々の多様性を反映して、膨大な数の演者に向けて
台本を作成して収録を行った。想像性、技術力、プロダクションの全てにおいて挑戦だった。
台本制作は各ライターが特定キャラのセリフを担当し、
音声は何度もロンドンへ行って、何ヶ月もかけてセリフを収録した。
さらに収録した音声に調整を加える新しい技術を開発して、
演技のバリエーションを拡大することにも挑戦した。
結果、素晴らしいものになり、完成したものに大きな自身を持っている。
イースターエッグのような隠し要素はあるのか?
数週間前に入手できないバグを報告したが、実際はバグではなかった。
それはイースターエッグで、知っているメンバーだけが入れる秘密のクラブに迎えられる、
テスト検証を見せてもらいました(機密事項)。
ウォッチドッグスレギオンの制作でコロナの影響はなかったのか?
3月中旬にスタジオを閉鎖して、トロントの全従業員を在宅勤務に切り替えた。
また世界各地のチームも、それぞれのタイミングで在宅勤務に変えた。
その後の作業が大変で、大勢のチームメンバーがリモートワークの進め方について
知恵を出し合い、新しい作業形態に素早く効率的に転換できた。
ロンドンの広さはどのくらいなのか? 地下鉄に乗れるのか?
西ウェリントン・アーチ~東ライムハウス・ベイスン、
北カムデン・マーケット~南ウィンドラッシュ・スクエアを含み、
広範囲なエリアにたくさんのアクティビティを詰め込んでいる。
地下鉄に関してはファストトラベルで使用するだけだが、
建物はゲームプレイの要所ごとに、中に入れる場所が多く用意されてます。