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TGS2022:FF16が日本ゲーム大賞『フューチャー部門』を受賞する

スクウェア・エニックスは2作品フューチャー部門賞に選ばれる


2022年9月18日、CESA(コンピュータエンターテインメント協会)は東京ゲームショウ2022の最終日に、
日本ゲーム大賞『フューチャー部門』の授賞式をライブ配信しました。


フューチャー部門とは、その年に出展された未発売ゲームの中で、
今後期待できる作品に対して、一般のユーザーが投票した作品が選ばれる賞です。
10作品選出されるが、FF16もフューチャー部門賞に選ばれてました。


選ばれた作品 メーカー
A Space for the Unbound
心に咲く花
コーラス・ワールドワイド合同会社
ウォーロン フォールン ダイナスティ 株式会社コーエーテクモゲームス
エグゾプライマル 株式会社カプコン
ストリートファイター6 株式会社カプコン
ソニックフロンティア 株式会社セガ
ファイナルファンタジー16 株式会社スクウェア・エニックス
フォースポークン 株式会社スクウェア・エニックス
ライザのアトリエ3
~終わりの錬金術士と秘密の鍵~
株式会社コーエーテクモゲームス
龍が如く維新!極 株式会社セガ
ロックマンエグゼ
アドバンスドコレクション
株式会社カプコン


来月には次の新しいトレーラーを配信できるらしい

ファイナルファンタジー16のプロデューサーを務める吉田直樹

授賞式では、FF16の吉田直樹プロデューサーが登壇してました。
現在では最後の追い込みと調整を行っており、周りを気にしていられなかったのでビックリしたのだとか。
吉田Pの疲れた顔色を察すると、なにかしら伝わるものがある。


要するに「そういえば、日本ゲーム大賞なんてあったな・・・」と言った感じだろうかw
TGS2022では、FF16の新情報は公開しないと前述していたので、おそらく予想外だったのかも。
つーか、あの授賞式って事前に連絡が入ることもなく、突然連絡されるものらしい。
フューチャー部門に選ばれたから、「ちょっと授賞式に誰か来い!」といったところだろうか~


で、次のFF16の新情報は秋と発言していたが、
来月くらいに次のトレーラーを出せるんじゃないのかと言ってました。
そして、そのさらに次くらいには、「いつぐらいに出るの?」みたいな話を出来たらなと話す。


現在の開発状況は、最後の追い込みで修羅場を抜けたセクションもあるけれども、
サウンドは全てのVFXを固めて、もう音を付けなければいけないが、
音がありすぎてサウンド側に「いい加減にしろ!」と怒られた始末だという。
一見、順調そうにFF16の開発が進んでいるように思えるが、停滞しているところもあるんでしょうね。



FF16のストーリーや世界観を紹介した第3弾トレーラーを公開

第3弾トレーラーを公開


2022年10月20日、スクウェア・エニックスは第3弾となるFF16のトレーラー『AMBITION』を公開した。
今回の映像では、ファイナルファンタジー16の世界観や舞台を中心にした内容になってます。
ヴァリスゼアはどんな世界で、どんな国々が存在するのか?など、大まかに動画で語られている。


■プロデューサー・吉田直樹氏のコメント

みなさんこんにちは、ファイナルファンタジーXVI プロデューサーの吉田です!
お待たせしました、トレーラー第三弾「AMBITION」を公開させていただきました。


今回はアクションよりもFFXVIの世界観や、ドミナントたちを中心としたキャラクター性を
盛り込んだ内容となっています。開発も佳境に入り、デバッグと調整、最後のクオリティアップ、
そして最適化を進めているところです。


黄昏の時代を迎えているヴァリスゼア、そこで繰り広げられる戦いと、
ドミナントたちを巻き込む大いなる運命。マザークリスタルを巡る熾烈な覇権闘争の先に待つ物とは……。
といった形で、今後はぜひストーリーにもご注目ください。


ここから先、いよいよディレクターである髙井、シナリオとクリエイティブディレクターを担当した前廣、
世界設定やローカライズディレクターを担当したコージ・フォックスなど、
スタッフのインタビュー掲載も始まっていきますので、そちらも合わせてご確認いただけますと幸いです!

■ディレクター・髙井浩氏のコメント

みなさんこんにちは、ファイナルファンタジーXVI ディレクターの高井です。
今回公開させていただいた第三弾トレーラーですが、お待たせした分見どころ満載となっております。
重厚な世界観とキャラクター達の織り成す物語を色々想像していただける内容になっています。


開発はいよいよ大詰め、スタッフ一同より良いゲームにすべく最終調整とデバッグ作業に奔走しています。
かなり手ごたえのあるゲーム内容に仕上がってきていますのでご期待ください。
皆さんには今回のトレーラーを見ていただいて、このヴァリスゼアという世界で
どのような物語が紡がれていくかを想像しながらもうしばらくお持ちいただければと思います!



マザークリスタルを奪い合う5つの国家、石化してしまうドミナントたち

FF16のワールドマップ

FF16の舞台となるヴァリスゼアは、人が神に戦いを挑んで1500年になるのだという。
なぜ神に戦いを挑んだのかは謎だが、その罰により、ヴァリスゼアは死を迎えつつあるようだ。
どこかに神がいるものと思われるが、魔法や召喚獣があるので、まぁ神がいても不思議じゃないか。


クライヴが黒の一帯を調べる様子

ヴァリスゼアには魔法が使えなければ、草木も生えない黒の一帯と呼ばれるエリアがある。
主人公のクライヴたちが何か調査しているようだが、黒の一帯はだいぶ広がってしまったのかもしれない。
人々はクリスタルの加護無しでは生きてはいけないみたいで、
そして加護を民に広めるのは、召喚獣フェニックスのドミナントであるジョシュアの役目のようだ。


なぜジョシュアが加護を広める役割があるのかは謎だが、
召喚獣フェニックスといえば、転生の炎で死んだ味方全員を蘇生したりできるので、
その能力が関連しているのかもしれませんね。


ロザリア公国

現在ではマザークリスタルを奪い合う、5つの国家に分類されている。
慈悲と伝統の公国『ロザリア』は、主人公のクライヴたちがいる国で、
黒の一帯の侵食に脅かされているのだという。次こそは鉄王国にあるドレイクブレスを奪還したがっている。


ザンブレク皇国

聖なる神の信徒『ザンブレク』では、もはや風の大陸を手中にしたといっても過言ではなく、
それすら夢ではないという。風の大陸とは、ロザリアや鉄王国が近くにあるエリアだと思われ、
ザンブレク皇国と争っているのかも? 人々は神へ祈りを捧げ、エーテルで豊かな暮らしをしている。


ダルメキア

砂塵にそびえる共和国『ダルメキア』では、ドミナントのフーゴ・クプカが、
評議会顧問でお偉方に、「後先考えずに始めた戦の戦況には満足かね?」と話している。
山脈全体がマザークリスタル『ドレイクファング』と一体化していて、莫大なエーテルを持ち、
ヴァリスゼア南部のほとんどを手中に収めているという。


鉄王国

信仰と恐怖が支配する『鉄王国』では、何者かが「エーテルに毒された魂は浄められねばならん。
あれは浄化、魂の救済。」だと意味不明な発言をしている。まるでカルト宗教か?
隣国であるロザリア公国とは対立しており、マザークリスタル『ドレイクブレス』をめぐった争い行う。


ウォールード

灰の大陸の覇者『ウォールード』では、バルナバス・ザルムがベネディクタ・ハーマンに、
「黒の一帯は刻々と大地を蝕む。マザークリスタルの周辺領域でしか国が立ちゆかん。」と話している。
それ故に5つの国々は、マザークリスタルを奪い合うのだろう。
つーか、ベネディクタ・ハーマンとは肉体の関係がありそうだが、恋人かハニトラなんだろうか・・・?


ザンブレク皇国がロザリア公国へと侵攻する様子

大陸歴860年に、ザンブレク皇国がロザリア公国へと侵攻し、
夜に存在しないはずの召喚獣が出現したことで、ドミナントたちの運命が狂い始めたのだという。
それは黒きイフリートのことだろう。仮初の均衡も、たったひとつの火花から崩れ去ったようだ。


ドミナントは召喚獣の力を使うことができるが、結局は兵器として強いられただけ。
その先に待っているのが全身の石化なのだという。召喚獣の力を扱う代償が石化なんだろう・・・。
たった一回の使用で石化するとは思えないので、使用回数は限られているのかも!?


召喚獣の壁画

ヴァリスゼアに存在する召喚獣と思われる壁画。中央上部にいるのが、おそらく神なのかも?
これが召喚獣大戦の始まりで、終わりは果たしてどうなることやら~


誉高き竜騎士のディオン・ルサージュ

ディオン・ルサージュ

ディオン・ルサージュは、宗教国家ザンブレクの皇子にして、至高の竜騎士と誉高い人物。
民衆や部下からも信頼が厚く、召喚獣バハムートのドミナントとして、
数多の戦場で幾つもの武勲をあげてきたのだという。


戦場を駆けるその姿は、人々の語り種や吟遊詩人に謡われるほど。
だが、自国に漂う不穏な影が、彼の輝ける翼に昏い陰を落とそうとしていた……。


流れ者から国王になったバルナバス・ザルム

バルナバス・ザルム

バルナバス・ザルムは灰の大陸を統べるウォールードの国王。
流れ者の身だったが、その地位まで上り詰めたという。


蛮族が闊歩し、戦乱に明け暮れていた灰の大陸だったが、バルナバス・ザルムの登場により統一。
彼は召喚獣オーディンのドミナントであり、ウォールードを導き、自ら戦場で剣を振るっている。
混沌とするヴァリスゼアを見つめるその瞳には、ゾッとするほどの不気味さが宿っているのだという。



感想

腕が石化している様子

召喚獣のバトルの様子は大体理解できたので、そもそもFF16の世界観がどんな感じなのか?
といった頃だと思うので、もう少し早く出てたら良かったかと思う・・・。
来年発売の割には世間の関心は、それこまで熱があるのか、ないのか不透明な部分を感じます。
PS5本体が品薄で、入手できない人々が多いからなのかもしれない!?


なんか全体的に、地名とかキャラクターとか、名前覚えづらいですね・・・。
今のところ顔と名前が合致しずらいかな。国名言われても、「えっ、どこ?」となりやすい。
マップでどの辺りにあるのかなど、次回から深掘りしていくだろうか~


ドミナントは召喚獣を使用していくと石化していくのであれば、
ドミナントが死ぬと、また新たなドミナントが出現するのかどうか気になった。
そもそも生まれながらにしてドミナントだったのか、儀式的なものを行ったのかどうかが分からない。
腕の部分が石化しているシーンが見られるので、あんな感じで徐々に面積が広がっていくのだろう。


バルナバス・ザルムのように、流れ者から国王になってしまうほど、
いかにドミナントが影響力を持っているのか分かる内容だが、
どの道ドミナントは長生きできないだろうし、悲しき定めを背負うことになるはず。
政治家に良いように利用されてるだけにも思えるか・・・