最終更新日:

【TGS2020・吉P散歩】ファイナルファンタジー16の開発状況について

来月にFF16ティザーサイトの公開を予定している


2020年9月27日、東京ゲームショウ2020オンラインのスクウェア・エニックス公式放送にて、
ファイナルファンタジー14の番組『吉P散歩』が放送されたが、
先日公開されたばかりのFF16について軽く触れてました。


ゲストの齊藤陽介氏とヨコオタロウ氏に煽られて、吉田Pが渋々FF16の情報を出した感がありましたが、
現状としては以下の状況のようです。


■吉田直樹プロデューサーの発言
東京ゲームショウ2020・吉P散歩の様子
  • 次のFF16の情報は、2021年まで開発に集中したいと思っている。
    現在はティザーサイトも無いので、10月下旬くらいにキャラクター周りや世界観を出そうと思っている。
  • 今回は頑張った。レンダリングした凄い映像と、FF16のロゴをバーンと表示させるのは今回したくなかった。
    できるだけリアルタイムのインゲームで動いてる素材で公開したかった。
  • ただ、時期的にはキツくて、最適化やチューニングを全然やっていないので、結構しんどい。
    とくに最近すぐ出るタイトルと比較されると・・・。レンダリングトレーラーとかだと、
    「じゃあ、2035年にお会いしましょう!」みたいなコメント見たんですよアメリカとかで。
  • 一応ちゃんと動いてるもので何とかしたくて、売りのところが何も入っていないトレーラーなので、
    ちゃんと作ってからまた。
  • FF16に関しては僕がプロデューサーで、髙井浩がディレクターを務めている。
    髙井を精一杯アシストしながら作っていきますんで。



FF16の公式ティザーサイトがオープンする

冒険の舞台はヴァリスゼア、クリスタルの巨塊が点在する

ファイナルファンタジー16のメインビジュアルアート

TGS2020のスクウェア・エニックス公式放送で、「10月下旬くらいにティザーサイトで
キャラクター周りや世界観を出そうと思っている」と吉田直樹氏が発言していたが、
2020年10月29日にFF16公式ティザーサイトが公開されました。
メインビジュアルアートや物語の中心となるキャラクター情報を掲載していた。


FF16の冒険の舞台はヴァリスゼアと呼ばれており、
マザークリスタル』と呼ばれているクリスタルの巨塊が点在しているのだという。
マザークリスタルは何世代も前から、周辺の土地に豊かなエーテルをもたらし、
マザークリスタルの加護によって国は栄えて、人々は安息の中で暮らしてきたという背景があるようです。


そしてマザークリスタルをめぐった戦争を経て、
ロザリア公国、ザンブレク皇国、ウォールード王国、ダルメキア共和国、鉄王国など、
様々な文化や思想を持つ国々が成立した。だが、小競り合いを繰り返しながら、
世界を蝕む『黒の一帯』の出現により、崩れ去ろうとしている。


主人公はクライヴ・ロズフィールド

FF16のクライヴ・ロズフィールド

FF16 AWAKENINGの動画では、若い騎士とタトゥーが入った青年は実は同一人物なのだという。
名前はクライヴ・ロズフィールドといい、FF16の主人公です。クライヴはロザリア公国の嫡男で、
フェニックスのドミナントである弟のジョシュア・ロズフィールドを守るナイトの役割がある。


クライヴはジョシュアからフェニクスの祝福を与えられて、火の召喚獣フェニックスの能力を
一部使用することができるようだ。だが、クライヴは悲劇へと巻き込まれることに・・・。


弟のジョシュア・ロズフィールド

FF16のジョシュア・ロズフィールド

ジョシュア・ロズフィールドは、炎の召喚獣フェニックスのドミナント。
召喚獣の力を宿し、自身の身体をフェニックスに変えて、国を守るために戦います。
貴族生まれで、誰に対しても優しく接することができるが、ニンジンが嫌いらしい。


ロズフィールド兄弟と育ったジル・ワーリック

FF16のジル・ワーリック

女性のジル・ワーリックは、ロズフィールド兄弟と共に育った良き理解者。
ロザリア公国に忠誠を誓う北の部族から、平和の証としてジルはロザリア公国に預けられた。
ジルはロズフィールド家の一員として、ロズフィールド兄弟と幼少期を過ごした。


召喚獣とドミナント

ファイナルファンタジー16の召喚獣フェニックス

召喚獣は舞台・ヴァリスゼアでも、最も破壊的で危険な生物のようです。
それは国を滅ぼすほどの力があり、ドミナントと呼ばれる特殊な存在に宿るのだという。
ドミナントの扱いは国よって異なっており、ある国では王として敬われたりもするが、
兵器としての扱いで最前線に送られたりもする存在らしい。



感想

あれは同一人物だったのかと驚く!

FF16の主人公のクライヴ・ロズフィールド

さすがに東京ゲームショウでは情報が出るものと思っていたが、何もなかったのは意外だった。
よくE3とかでもロゴだけバーン!と表示させて、E3発表後の5~6年後にゲームが発売されるパターンは
飽きたというか、その頃には話題から薄れてたりするので熱が冷めますよね。
発表するならある程度作って、方向性を固めた段階でないと駄目だと思う昨今だろうか。


今回のFF16公式ティザーサイトで分かり得たことは、あの若い騎士とタトゥー男は
同一人物だったというのは意外でした。むしろ、あれが兄弟なんだと思っていたくらいで、
カットシーンの見せ方でずいぶんと解釈が変わってしまうものだ。


そしてジョシュアが召喚してたのはフェニックスらしいので、
イフリートを召喚していた人物は、また別に存在するというのが分かります。
ドミナントと呼ばれる特殊な能力を持つ人々が、国を代表するかのように存在するのかもしれませんね。


その流れだと召喚獣を使った争いが起こっているのも筋が通る話だし、
周辺の土地に豊かなエーテルをもたらす、クリスタルの奪い合いになっている物語なのかもしれない。
独占欲や支配欲がある国々があるのだろうと。