ダイモーンについて
ダイモーンは、名前すら与えられていない下級の悪魔。
このような下級の悪魔を総称してダイモーンと呼ぶ。
このダイモーンという名は、本来のギリシャ語では超自然的な下位の霊全般を指すが、
特に悪しき霊である悪魔の場合は『コカダイモーン』、
逆に善き霊である天使の場合は『アガトダイモーン』と区別する。
またキリスト教における悪魔の総称『デーモン』の元となった言葉でもある。
本作で一番最初にデザインした悪魔であり、先日ご紹介したエンジェルとともに、
物語中たびたび登場する出番の多い悪魔になります。
いわゆる下級悪魔で、エンジェルとは扱い的に対になる存在です。
過去のメガテンでは、基本的に固有名のある悪魔、堕天使しか登場しておらず、
ダイモーンのような典型的な姿で、大量に出てもおかしくないデザインの悪魔は、
自分が知る限り存在していませんでした。
本作ではエンジェルのコメントでも触れましたが、 ロウとカオスの勢力争いが、
物語中随所に描かれることから、こうした存在が必要になったわけです。
デザイン的にはかなりシンプルなものとなっています。
カオス勢力らしさを表す黒い肌と赤い髪、エンジェルとの戦闘シーンで、
対であることを表すために持たせた槍など、古典通りに描いた悪魔と言えます。
ダイモーンはデザインだけではなく、彩色も最初に行った悪魔でした。
まだ時間的に余裕がある頃でしたので、塗り方の方針を決める研究も含め、
いつもより楽しみつつ彩色を行いました。
本作のイラストは全てグリザイユ画法で彩色しており、
最初はモノクロで立体感を付けていき、あとから色を乗せています。
個人的にブラシを使った彩色では、リアルめに色を塗り重ねるのが好きなため、
色で誤魔化さずに立体感を強調出来るこの画法は、性に合っていました。
パーツ単位の細かい立体や筋肉の起伏など、こだわりどころが満載ですので、
是非そういった部分も注目してみて下さいね。
作中でも下級悪魔らしく、下卑た表情や動きをとるダイモーン。
なかなか味のある悪魔に仕上がっていますので、活躍をお楽しみに。
ダイモーンの攻略データ
ステータス
Lv | HP | MP | 力 | 体 | 魔 | 速 | 運 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | 59 | 73 | 11 | 6 | 10 | 9 | 7 |
耐性 | 状態異常 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
物理 | 火炎 | 氷結 | 電撃 | 衝撃 | 破魔 | 呪殺 | |
- | 耐性 | - | 弱点 | - | 弱点 | 無効 | - |
物理 | 火炎 | 氷結 | 電撃 | 衝撃 | 破魔 | 呪殺 | 万能 | 異常 | 回復 | 補助 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
+2 | +2 | - | - | - | -4 | +2 | - | - | - | - |
スキル
スキル | MP | 効果 | 習得Lv |
---|---|---|---|
メッタ裂き+2 | 4 |
専用スキル(妖鬼・ダイモーン) 敵単体に4回小威力の物理属性攻撃。命中率が低い。 |
初期 |
アギ+2 | 8 | 敵単体に小威力の火炎属性攻撃。 | 8 |
ムド+2 | 13 | 敵単体に小威力の呪殺属性攻撃。 弱点をついた時、確率で即死させる。 |
9 |
タルカジャ | 8 | 3ターンの間、味方単体の攻撃力を1段階上昇させる。 | 10 |
アイテムドロップ
- 魔石
- 火炎の小秘石
- ダイモーンの写せ身
出現場所
ハママツチョウの北側にある洞窟悪魔合体での作成例
- 妖魔・マンドレイク + 幽鬼・ガキ
- 外道・スライム + トゥルダク