最終更新日:

ウォッチドッグスシリーズに登場するTボーン(レイモンド・ケニー)についての解説。
Tボーンの性格、外見、能力など、Tボーンの人物像についてまとめてます。


Tボーンについて

ウォッチドッグス1のTボーン
名前
  • Tボーン・グレイディ(T-Bone Grady)
  • レイモンド・ケニー(Raymond Kenney)
生年月日 1961年7月18日(ウォッチドッグス1:52歳)
出身地 国籍:北アメリカ
職業 アーティスト、彫刻家、話し上手(ウォッチドッグス1のプロファイラー情報)
収入 $64,500(ウォッチドッグス1のプロファイラー情報)
組織 元ブルーム
登場作品
  • ウォッチドッグス
  • ウォッチドッグス2
声優
  • 日本:山路 和弘
  • 英語:John Tench

Tボーンはウォッチドッグス1&2で、エイデン・ピアースの仲間として登場したキャラクター。
ウォッチドッグス1のDLC『ウォッチドッグス・バッド・ブラッド』では主人公だった。


本名はレイモンド・ケニーという名前だが、ブルームに命を狙われているので、
Tボーン(ティー・ボーン)と名乗っている。
ctOSを作りあげた、伝説的な天才ハッカーです。


Tボーンの外見

Tボーンがスタンガンを取り出している様子

Tボーンは白人男性。外見はウォッチドッグス1と2で微妙に異なるが、
いつも帽子を被り、髪型はドレッドヘア。ヒゲを生やし、鼻にピアスを付けている。


身長はエイデン・ピアースと比較すると、背が少し高い。
エイデンと喧嘩になったときに、エイデンを掴んでバーの外へ放り投げたので、
52歳とは思えないほど、腕力はそれなりにあることが分かる。


Tボーンの彫刻

近接武器は巨大なレンチで叩いたり、テイクダウンにはスタンガンを使用して気絶させる。
ハッキングする際は、携帯の他にラジコンカー『ユージーン』を使用して、
人が入れない換気口へ通し、遠隔操作でハッキングを行ったりもします。


また、Tボーンの隠れ家には、敵の侵入に備えて、
彫刻(ハッキングで動く攻撃ロボット)を複数設置している。
自分のことを彫刻アーティストだと思っている面もあり、芸術作品なのだという。
物には執着しない性格で、自身の芸術作品であっても必要なら爆破して壊す。


Tボーンの性格

Tボーンがバーでエイデンと飲んでる様子

Tボーンの性格は、過去に大規模なサイバーテロを起こしたので、
世間ではかなり危険な人物に思われており、
生存主義者、サバイバリスト、反政府主義者、現実主義者という印象。
しかし、どれも正解だとTボーン自身が語っている。


Tボーンは気転も利けば、頭も賢く、バトルではエイデンのように動いて戦える。
普段はのんびりとした性格で、バーで酒を飲むオッサンみたいな感じです。


ファーストフード店『クインキーズ』で売られているハンバーガーを食べようとせず、
「添加物が使われている」と言って嫌っていたので、
普段から食べ物には注意しているようだ。


ブルーム時代に知り合いだった、トビアス・フルーワーがフィクサーに拉致されて困ってたときに、
Tボーンは自分の責任で、トビアスがホームレスになったという責任を感じていたので助けた。
またサイバーテロで11人の市民が亡くなり、会ったこともない全員の名前を覚えているほど、
責任感の強い性格だということが分かる。


レイモンド・ケニーだった頃のブルーム時代

シカゴにあるバンカーでctOSを開発する

バンカー

Tボーンは元からブルームにいた分けではなく、何か革新的なことができるかも?と、
ブルームのセールストークに惚れ込んで入社した。
そしてブルームに入社していた、エンジニアのトビアス・フルーワーと、
ローズ・ワシントンと知り合った。


その頃のトビアスが話すには、
レイモンド・ケニーは伝説のハッカーで、究極の天才。」と呼ばれていたのだという。
ということは、TボーンはctOSを開発したから天才ではなく、
元から伝説のハッカーとして名を馳せていたことが分かる。


ブルーム時代の頃は、『バンカー』と呼ばれるctOSの最初の実験場で開発を行った。
Tボーンがブルームから去った後は、バンカーは放置され、
誰からも検知されずにシカゴ全体にアクセスできるという、
都市伝説が生まれるほど、誰も場所を知らない伝説の地となった。


大規模なサイバーテロを起こす

ctOSが完成すると、TボーンはctOSの危険性に気が付いた。
「想像してみろ。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、世界の大都市が一つの街になる。
リアルタイムで監視し、その情報を共有する。これに特別な要素、予測アルゴリズム、
フィードバックループ、サブリミナル・メッセージを加えたら最悪の事態だ。」と言った。


しかしブルーム幹部たちは、金儲けのことしか考えておらず、
ctOSを廃止することは望まなかった。
Tボーンはシステムの構築に手を貸した責任もあるし、ctOSを止めようとした。
そして3回ほどブルームへ攻撃を仕掛けた。


ブルームはTボーンに警備員を送って、まるで犯罪者のように追い出した。
Tボーンのアクセス権も取り上げられたという。


そしてTボーンはブルームに復讐、またはctOSで都市全体を管理することの
危険性を伝えようとして、2003年にアメリカ北東部のほぼ全域を停電させる
サイバーテロを起こした。その停電により11人の死者が出た。
その後Tボーンは、ブルームに指名手配されながらも、行方を暗ましていた。


この一件で、Tボーンはハッカー集団『デッドセック』からは英雄視されている。
デッドセックたちもctOSをハッキングして、ctOSの危険性について訴えかけてたりする。


ブルームをクビにされた後のTボーン

Tボーンとトビアスのカットシーン

Tボーンは、エイデン・ピアースと知り合う前は、
シカゴのポウニー地区という田舎に住んでいた。
自身の隠れ家に彫刻を作り、バーで酒を飲む生活を送る。


ブルームに反撃する機会を狙っていたが、ctOSに生体情報が登録されていて、
頭に埋め込まれた装置が、セキュリティに信号を送り、
ブルームに近付いただけで警報が鳴るのだという。
そのためブルームやフィクサーから逃げ隠れするために、ポウニーに住むしかなかった。


そして指名手配のエイデン・ピアースと知り合い、エイデンが解けない暗号を解く代わりに、
ctOSセンターのサーバーにある、Tボーンの生体情報を削除してもらう取引を行った。
その後はエイデンに協力、フィクサーに狙われているトビアスへの助け、
ウォッチドッグス2ではマーカスたちがいるデッドセックに協力したりした。