キングスナイトについて


機種 配信日
Android 2017年9月13日
iOS 2017年9月13日
PS4、Xbox One DLC

キングスナイトは1986年9月17日に、ファミコンで発売されたスクウェアのゲームソフト。
現在では、Wii・Wii U・3DSのバーチャルコンソールでもプレイすることができる。
4人の勇者を操作して、縦スクロールで進んでいくシューティングゲームだが、
メーカーの方ではジャンルは『フォーメーションRPG』と称している。


FF15では現代の若い人たちが気軽にスマホを取り出してアプリを遊ぶような、
そういった姿をノクティス達にも欲しいと考え、どんなアプリにしようかと考えたときに
FFの生みの親・坂口博信氏に相談をして30年ぶりにキングスナイトが蘇るに至った。
発表されたアプリ版は『Wrath of the Dark Dragon』とサブタイトルが付いている。


アプリ版のキングスナイトは、ファミコン版のキングスナイトの続きの物語が始まる。
オルセア王国のクレア姫を邪竜トルフィダンから救うが、新たな脅威が迫るストーリー。
キングスナイト-Wrath of the Dark Dragon-は、2Dから3Dへグラフィックが一新。
4人の勇者のレイジャック、カリバ、バルーサ、トビーは健在、4人の協力マルチプレイに対応している。


■アプリ版のキングスナイトに関する補足

アプリ配信は日・米・欧で配信される。その後はFF15本編へDLCで配信予定。
スマホ版は基本無料プレイの課金制。2016年に配信予定だったが2017年に延期された。
ジャスモンではバグの多さに迷惑をかけたので、まずは地域を限定してβテストを行ってから
正式にアプリ配信される流れになる。


2017年6月13日にはアメリカ・ロサンゼルスのE3にて試遊体験を配信。
日本では2017年7月6日にスマホゲーム情報Web『ゲームギフト』にて、
2000人先着でキングスナイトの先行プレイが数日間だけ行われた。



FF15で流行っているゲームをキングスナイトにしたのは、田畑端ディレクターがファミコンの
キングスナイトが好きだったから。そして生みの親・坂口博信氏に「ミニゲームとして入れたい」
と相談したら、あのゲームをどれだけ大事に作ったかを力説された。
田畑Dは大事に扱わなければと思い、最終的にスマホ向けアプリにまで発展した。


正確にはノクト達が楽しんでいるものを作ろうとして、スクエニのゲームであれば問題なく使えると、
古いファミコンのテグザーキングスナイトが候補に上がった。
しかしテグザーの権利はゲームアーツにあるため、消去法でキングスナイトに決定された。
坂口氏に使う件を報告すると、「キングスナイトも30周年だからいいんじゃない」と。


■キングスナイト開発話(本橋大佐プロデューサー)

キングスナイトの配信日が延びた理由は、ゲームの仕上がりに満足がいかなかった。
ジャスモンで焦って出した結果、不具合が多発して満足のいく結果にはならなかった。
キングスナイトも同様にならないように、技術検証やビルドを徹底して見直した。


リメイクするにあたり気を付けた点は、スクウェアがフォーメーションRPGと打ち出していたが、
どこからどう見てもシューティング。縦スクロールで強制的に画面が動いて、
弾を撃って壁を壊して敵を倒すというところ。


爽快感は開発スタッフともに、議論と試行錯誤を相当繰り返した。
今後はバランス調整を行い、お客様にとって気持ちのいいレベルデザインに全力を尽くします。
キングスナイトの難しい印象も残したいが、最初から難しくするつもりはなく、
一通りキャラクターが育つところまでは、チュートリアルを含めて誰でも遊べる設計にする。


マルチプレイは、フレンドやランダムマッチによる協力プレイ、
配信後は様子を見ながらPvP(対戦プレイ)を実施する予定。
キングスナイトは日本版と英語版があり、多くの国で配信される予定にある。
日米欧がひとつのサーバーで遊ぶイメージがあり、サーバーは一緒にされる。


言葉による壁は、簡単なスタンプ定型文を用意している。
日本語で「ありがとう」と返事すれば、アメリカで「Thank you」と変換されて届くイメージ。
キングスナイトの配信日は2017年内を予定している。




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