高画質で遊べるPC版『FF15 WINDOWS EDITION』
製品名 | FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION |
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ゲームジャンル | RPG |
ハード | PC(Windows) |
発売日 | 2018年3月6日 |
希望小売価格 | 7800円+税 |
販売 | Windows Store、Steam、Origin |
その他 | DLC、アップデート収録 |
2017年8月21日にFF15のPC版である『FF15 WINDOWS EDITION』が、
GPUを販売しているNVIDIA社のイベントにて発表された。
NVIDIAの全面協力を得て、グラフィック水準を大幅に引き上げることができたのだとか。
FF15を製作しているゲームエンジンのルミナススタジオ・プロは、
もともとPC用に最適化されているため、高いパフォーマンスでも遊べるのかと思われます。
PC版の特徴は画質にあり、まず解像度が4K(最大で8K)やHDR10に対応している。
4K(3840×2160)px、8K(7680×4320)px。
4Kサイズで見れるトレーラーも配信されてます。
超高精細な映像表現
パッと映像を見ただけではどこが高画質なのか気づきにくいが、
まず草原の雑草の表現は1本1本レンダリングしている。
PS4やXbox Oneでは機器への負担抑えるため、板ポリゴンに草花のテクスチャを貼って、
それっぽく見せているが、PC版では数百万にも及ぶ草をリアルタイムでレンダリングしている。
ガルラのような毛がはえたエネミーなどにおいても、テクスチャでごまかしている感じではなく、
数十万本あるファー(毛)のポリゴンをリアルタイムでレンダリングしている。
ガルラがブルブルっと体を震わせれば、毛もリアルになびくといった細かな物理モーションが見られる。
その他にはリアルな炎や煙の表現、ハッキリと視えるシャープな影の表現の描画などがパワーアップしている。
3Dにおけるこういった表現は、機器に重く負担がかかるため嫌がられているが、
現在のハイスペックなGPUなら描画できる。
4KやHDRで楽しみたい場合は、対応したディスプレイが必要になってきます。
PC版ならではの機能
PC版のFF15では『ファーストパーソンモード』が加えられ、
プレイヤーが主人公のノクティス視点(第一人称)でゲームをプレイすることができる。
早い話がFPS風のカメラアングルでプレイできます。
グラフィック機能はPCのスペックに合わせてカスタマイズできる。
サウンドは最大7.1chに対応。
ドルビーアトモス対応機器を持ってなくとも臨場感あふれるサウンドで体験できる。
画面のキャプチャーはゲームの時間を止めて、フリーカメラで好きな位置から写真を撮れる。
撮った写真にはフィルターもつけ加えれる。
PC版では超高解像度やパノラマ写真で撮ることができます。
PS4版にあるシェア機能は、NVIDIAのShadowPlayで撮影します。
ShadowPlayとはNVIDIA公式サイトで無料でダウンロードできるツールのこと。
静止画像や動画などを撮れます。
多くのダメージを与えた時や、強敵相手に良いプレイをすると自動録画されるようです。
これまでに配信されたDLCや無料アップデート内容も、FF15 WINDOWS EDITIONに収録されます。
(他社タイトルとのコラボコンテンツに関しては実装されない)
- ■追加コンテンツ
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- FF15 ホリディパック+
- FF15 ブースターパック+
- FF15 エピソードグラディオラス
- FF15 エピソードプロンプト
- FF15 エピソードイグニス
- FF15 オンライン拡張パック:戦友
- ■特典アイテム
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- 武器:正宗
- 武器:メイジマッシャー
- 武器:ブレイズエッジ改
- 武器:ゲイボルグ
- レガリアのカラー:プラチナリヴァイアサンエディション
- レガリアのカラー:ピクセルキャラクターエディション
- レガリアのカラー:シドニーエディション
- レガリアのカラー:ゴールデンチョコボエディション
- 衣装:ルシス王の礼服
- アイテム:トラベルパック
- アイテム:カメラキット
- アイテム:フィッシングパック
- アイテム:クッキングパック
- ■無料アップデート
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- 強くてニューゲームの実装
- タイムドクエストの実装
- モグチョコカーニバルの実装
- チャプター13のグラディオラスの追加
- レガリアTYPE-Dの実装
- ■FF15ロイヤルパック
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- インソムニア エクストラマップ
- ファーストパーソンモード
- クルーザーでの航海、新たなる釣り場と料理の解放
- 真・ファントムソード
- FF15世界の記憶と情報
- レガリアTYPE-D入手、強化クエストの追加
PC版の体験版、ストア特典情報
PC版 FF15の体験版
日本時間の2018年2月27日2時より、各ストアのSteam、Origin、MicrosoftにてPC版の体験版が配信される。
体験版ではチャプター1をプレイすることができる。
製品版では一部仕様が異なり、サブクエストなどは発生しない。
Microsoftストアの特典
Microsoftの予約特典は、バトルを優位に進めれるDLCパック。
武器『同田貫』、エリクサー×10、フェニックスの尾×10の詰め合わせ。
Microsoftストア購入者限定機能は、クロスセーブができる特典です。
Xbox One版の15とセーブデータを同一アカウントで共有することができる。
後日配信されるアップデートで、オンラインマルチプレイの
クロスプラットフォームプレイにも対応を予定している。
Steamストアの特典
Steamの予約特典は、ノクティスが装備できる衣装『バラエティTシャツパック』を受け取れる。
エピソードグラディオラスTシャツ、エピソードプロンプトTシャツ、
エピソードイグニスTシャツ、戦友Tシャツの詰め合わせ。
- ■早期購入特典のHalf-Lifeパック
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- ハーフライフスタイル(本編用):
ブラックメサ社製の防護服と黒縁メガネのセット - クロウバー(本編用):
非常時において高い汎用性を誇る金属製の工具 - H.E.V.スーツ(オンライン拡張パック:戦友用):
『FFXV オンライン拡張パック:戦友』専用衣装。
ブラックメサ社製の高性能な特殊防護服。 - フィジシストグラス(オンライン拡張パック:戦友用):
『FFXV オンライン拡張パック:戦友』専用アクセサリー。
寡黙な物理学者が愛用したという黒縁のメガネ。 - クロウバー(オンライン拡張パック:戦友用):
『FFXV オンライン拡張パック:戦友』専用武器。
非常時において高い汎用性を誇る金属製の工具。
- ハーフライフスタイル(本編用):
originストアの特典
originの予約特典は、FF15レガリアステッカーパックです。
エピソードグラディオラスステッカー、エピソードプロンプトステッカー、
エピソードイグニスのステッカー、戦友ステッカーのセット。
ステッカーはシドニーの所でレガリアをカスタマイズする際に変更できます。
早期購入特典は、The Sims4の雰囲気が味わえる『Llama Suits』『Plumbob』のスーツ。
本編用とオンラインマルチ用のデザインがそれぞれ用意されてます。
FF15 PC版の必要動作・推奨スペック
マシン | 必要動作環境 | 推奨動作環境 | 4K、HDRの推奨動作環境 |
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OS |
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CPU |
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GPU |
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メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
解像度 | 720p | 1080p | 4K(2160p) |
HDD | 100GB以上 | 155GB以上 | 155GB以上 |
サウンド | DirectSound互換サウンドカード、Windows Sonic及びDolby Atmos対応 | ||
Direct X | DirectX 11 | ||
その他 | DVD-ROMドライブ、マウス、キーボード、ゲームパッド(必須では無し) |
FF15ベンチマークテスト
公式サイトでは『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク』を無料配布してます。
PC版を購入する前に、自前のPCが快適に動作できるかベンチマークテストすることができます。
公式サイトでzipファイルをダウンロードして、インストールすればベンチマークテストのツールを起動できる。
http://benchmark.finalfantasyxv.com/jp/
- ■ベンチマークの設定
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- 画質:軽量品質、標準品質、高品質
- 解像度:1280×720、1920×1080、3840×2160
- 枠:ウィンドウ/フルスクリーン
- ■NVIDIA ANSEL
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ベンチマークテストを開始したら、映像再生中にALT+F2を押すとNVIDIA ANSELにできる。
時間をストップさせた状態でPS4版でいう写真撮影ができます。
またフィルターを調整したり、マウスをドラッグしてカメラアングルも自由に動かせ、
視野も広げれるのでワイドな撮り方もできる。
- ■当サイトのPCスペック
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- OS:Windows10 64bit
- CPU:Intel Core i9-7900X(3.30GHz、ターボ時4.30GHz)
- GPU:【SLI】NVIDIA GeForce GTX1080 Ti 11GB
- ■ベンチマークテスト結果
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- 1920×1080、標準品質、フルスクリーン:スコア11439(とても快適)
- 1920×1080、高品質、フルスクリーン:スコア7980(快適)
- 3840×2160、高品質、フルスクリーン:スコア3790(普通)
スコア 評価 12000以上 非情に快適 9000~11999 とても快適 6000~8999 快適 4500~5999 やや快適 3000~4499 普通 2500~2999 やや重い 2000~2499 重い 1999以下 動作困難
画質は標準品質と高品質を選んでも、パッと見であまり変化が感じられなかった。
どちらも快適な動作環境だったが、高品質だとたまに2フレームくらい処理落ちする程度。
3840×2160は、ところどころ処理落ちしてカク付くのがやや気になる。
さらに動きが速いシーンだとフレームが不安定になると予想されるので、
目指すなら『やや快適』以上が良いと思われる。
普通以下だとゲームのグラフィック設定の調整が必要になりそう。