FF15レビューまとめ

国内ゲーム雑誌のFF15のレビュー評価

週刊ファミ通2016年12月29日号、電撃PlayStation Vol.628

週刊ファミ通2016年12月29日号と電撃PlayStation Vol.628にて、
ファイナルファンタジー15のレビュー評価が発表されてました。


ファミ通クロスレビューの評価は『9、10、9、10』の合計38点でプラチナ殿堂入り。
ストーリークリアまで40時間、やり込み要素を含めると100時間以上だそうです。
電撃PSの評価は『95、90、80、85』でした。


■良い評価
  • 男性4人の和気あいあいとしたドライブ、時間・天候の変化による細かい描写、
    美味しそうな料理CGなど、尋常ならざる作り込みが随所に見受けられる。
  • プレイヤーを夢中にさせる世界がここにある。
    シフトを活用した立体的なアクションも素直に楽しい。FF15のチャレンジに拍手。
  • 旅に同行する仲間たちは、沈黙の時間のほうが少ないくらいにバトルも含めて会話があり、
    人物像がすぐに把握できるのもはよかった(賑やかすぎな感も!?)。
  • 道中ではノクトら男4人だけでなく、イリスやアラネアといった女性陣が加わるのも華やかで◎。
  • 美しい景色に美味しそうな料理。そして冒険と最高に旅気分を味わえる1本。
  • 現代風の世界でありながら、王道的なファンタジーを感じる物語にも引き込まれっぱなしになる。


  • 戦闘や会話がオープンワールドでシームレスに行われ、世界観に浸り続けられるのがよく、
    休憩時や移動中など、多彩な場面での演出で仲間と旅をしている雰囲気もバッチリ。
  • オープンワールドとしての内容は大満足。
    ストーリーこそダイジェスト気味に感じられる部分もありましたが、クエストや討伐依頼など、
    細かな目標が豊富に用意されています。序盤に強敵と出会って慌てて逃げ帰るという定番の
    ハプニングがあるのも個人的に好きなところ。
  • オープンワールドでは長距離の移動がネックになるケースもあるが、
    本作は移動を快適にする要素が多く、ロード時間以外のストレスはほぼ感じません。
    ただ本作はRPGというよりは、成長のあるアクションアドベンチャーなのかなとは思いました。
  • 一緒に旅をする仲間のセリフやモーションが多彩で、
    ただのNPCではなく仲間として認識できるのが素晴らしいと思った。
  • オープンワールドタイトルで一般的な主にクエスト報酬の経験値でレベルを上げていくという
    スタイルになっており、ひたすら敵を倒す類の面倒なレベル上げに悩まされないのも嬉しいところ。
  • 不安だったのがオープンワールドという世界の描き方。でも、いざプレイするとこれもありかなと。
    仲間と一緒にチョコボで広大な大地を駆け巡っていると「旅、楽しい~!」とテンションが上がる。
    秘境で強敵を見つけて戦いを挑む瞬間は、まさにオープンワールドの醍醐味でしょう!


  • 召喚獣戦は大迫力!
  • 特出しているのが、ボタン押しっぱなしの戦闘システム。
    簡単操作だが、攻防の駆け引きの楽しさがきちんと盛り込まれている作り。
  • ほどよくアクション要素が強くなったバトルは簡単にスタイリッシュな攻撃ができ爽快感がある。
  • 移動のわずらわしさを排しつつ、爽快な攻撃手段でもあるシフトを使ったバトルは、
    楽しくて臨場感も抜群で極上の体験。


  • 仲間たちの掛け合いが自然で、何気ない会話からも旅の空気が伝わる。
    一方、物語は衝撃の展開の連続。後半はよりシリアスになり、
    気ままな旅どころではなくなるけど、旅路に戻れるフォローも。
  • リアルとファンタジーが融合した世界観は見た目に独特だが、
    キャラたちの心情表現も含めてドラマとして◎。
  • 釣りや採集など寄り道したくなる要素も満載で、旅しているだけで楽しいです。
  • 仲間の一人が勝手に写真を撮ってくれることもあり、かなりワクワクします。
  • 主人公たちが大学生のノリなので没入できるかは相性しだい。


  • やり込み要素が充実しているのは◎。料理・釣り・宝探し・クエスト・強敵討伐などは、
    本格的に遊ぶといくら時間があっても足りない大ボリューム!
    朝からとある地方の宝探しを始めて、夢中になってチョコボで走り回っていたら、
    いつの間にか1日が終わっていたのもいい思い出です。
  • 多くのファイナルファンタジーファンが本作に期待していたのは、
    やはり極上のグラフィックでの冒険体験! そこはフィールド、戦闘、イベントと、
    どこを取っても様になる映像で正直言って期待以上でしたね。

■悪い評価
  • 中盤以降はエリア制の展開となるため、
    オープンワールドの醍醐味が存分に味わえないのはやや惜しい。
  • シリーズ初となるオープンワールドは、細かい行動の制限も多く、
    プレイ感覚はセミオープンという印象も。とは言え、初心者でも楽しめる間口の広さがある。
  • 終盤の長いマップは、もっとメリハリがあってもよかったかな。


  • 広大な世界を回るのに車で移動する必要があるのですが、そこに思ったより時間を割かれたのが
    個人的に気になりましたね。ファストトラベル機能もありますが、ロード時間が長くて
    サクサク使える感じではないのが残念。
  • チョコボに乗っていると、落ちているアイテムを拾えないのも地味にストレスがたまります。


  • 物語については、終盤にかけて駆け足な印象が強いかなと。
    いわゆるリニア(横道がなく物語を追う)になる部分は、章が変わる読込中の画面に状況説明が
    サラッと書いてあるなど、最後まで説明不足感が否めませんでした。
  • これは好みかもしれませんが、CG映像やアニメでも物語を追いかけてきた自分としては、
    モヤっとしたものが残ったのも事実。ノクトたちが好きになっただけに、余計そう感じました。
    もし、シーズンパスの追加エピソードでそこが深く語られるならば、プラス5点かな。


海外メディアのFF15の評価

点数 海外メディア
100

The Sydney Morning Herald、Digitally Downloaded、CGMagazine

95

GameGrin、LaPS4

92

NZGamer、Hobby Consolas

90

Let's Play Video Games、Game Over Online、Shacknews、Slant Magazine、Lazygamer、
High-Def Digest、GRYOnline.pl、InsideGamer.nl、Gamer.nl、MMORPG.com、PSX-Sense.nl、
COGconnected、Impulsegamer、Easy Allies、We Got This Covered、LevelUp、
Time、Eurogamer Italy、Multiplayer.it、SpazioGames、GamesBeat、Twinfinite、
Destructoid、GamesRadar+、Polygon、Atomix、Gameblog.fr

88

Gaming Nexus、Merlin'in Kazanı (Turkey)、RPG Fan、GamePro Germany

85

IGN Denmark、Post Arcade (National Post)、WCCFtech、Arcade Sushi、
Playstation Universe、PlayStation LifeStyle、XGN、IGN Spain、3DJuegos、Everyeye.it、
Vandal Online、Stevivor、Game Informer

84

Game World Navigator Magazine

82

IGN

80

Games.cz、Playstation Official Magazine UK、The Digital Fix、The Jimquisition、
Push Square、DarkStation、IGN Sweden、ZTGD、RPGamer、TheSixthAxis、GameSpew、
Worth Playing、Game Revolution、M3、Trusted Reviews、Cheat Code Central、
RPG Site、The Daily Dot、Meristation、USgamer、VideoGamer、GameSpot

79

IGN Itali

75

God is a Geek、GameOver.gr、EGM、Areajugones、JeuxActu

73

The Games Machine

70

Digital Chumps、IBTimes UK、PlayStation Country、GamingTrend、Eurogamer Poland、
Digital Spy、Hardcore Gamer

63

Riot Pixels

60

Gameplanet、Guardian、Washington Post、Telegraph、GameCritics、Metro GameCentral

メタクリティック:
http://www.metacritic.com/game/playstation-4/final-fantasy-xv


ゲームの深さと文化的な背景が素晴らしい。複雑で重要な物語になる。
そしてFF15は、スタンド・バイ・ミーと同じくらい相応しい物語の価値がある。
それはとても多くのインスピレーションを引き出していて、
驚くほど伝統的なファイナルファンタジーのゲームであることに結びついている。


FF15は優れた作品で現代のゲームデザインと、伝統的な勇ましい男の物語のゲームに挑戦している。
スクエニは王座を取り戻したよ。


FF15はゲームファンの誰もが、ジャンルを越えた魅力的な製品になれる稀なゲームだ。
2016年には欠かせないゲームで、初めから終わりまで信じられないほど楽しい経験だった。


何時間もゲームを遊んでいられるほど広大で、感情的になれる体験を提供しており、
ゲームで多くの物語の恩恵を受けるだろう。
他のメディアと同様に、いくつかのマイナーな調整があるけど
クレジットロールを見てから数日は余韻が残るほど素晴らしい旅だった。



FF15は不完全なゲームだが、この旅の良いところは、雑な短所より優れているところにある。
あなたは身を流れに任せて友人と時間を過ごして、ゲームに浸ることを勧める。
完全攻略をしたり、または無理してメインストーリーにこだわらずに、オープンワールドを楽しむといい。
バランスよく遊ぶことで、ストーリーをベストに楽しめるよ。


難しくて長く続いた開発の傷跡が、紛らわしいプロットや不十分なバトルシステムに明確に出ている。
ゲームは壮観でオープンワールドがうまく作られているが、
FF15をJRPGのトップに仕上げただけでは不十分だ。


FF15はすごいオープンワールドのゲームだ。
バトルには欠陥があり、最終章にはガッカリしたけど、
何十時間も楽しみながら探索したり、サイドクエストを遊ぶのを止めなかったな。



私はFF15がうまく成功するゲームだとは思っていなかった。
いくつかの欠陥があったにもかかわらず、結局私はうまい具合に納得したよ。
何度もキャンプの旅を行い、キャラクターが好きになったし、
オープンワールドは予想してたより、いろんな事を見つけて楽しむことができた。


FF15は厳しく批判される所もあるけど、実際長所もある。
序章で訳が分からなくなっても、しばらくゲームを遊んでみてくれ。
最終的に驚くほど楽しい時間を過ごせるかもしれない。




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