映画館での野末武志氏、長谷川隆氏の舞台挨拶の内容

映画館でのディレクター・野末武志氏、脚本・長谷川隆氏の舞台挨拶の様子
左側:野末武志氏 、 右側:長谷川隆

2016年7月9日より、映画館でキングスグレイブ FF15が上映された。
7月9日・10日には一部の劇場で野末武志(ディレクター)、長谷川隆(脚本)、
藤原啓治(アーデン・イズニア役)の舞台挨拶が行われました。


当サイトが行ったのは野末氏と長谷川氏が来た劇場の方。
舞台挨拶の時間は約30分ぐらいでした。
司会は、株式会社アニプレックスの社員による進行です。


ついにキングスグレイブFF15が完成した率直な感想は?

野末:

正直言うとキングスグレイブFF15は、締め切りギリギリまでレンダリングしてた。
コンピューターで1枚計算するのに大体多くて100時間、短くて10時間ぐらいなんですけども、
締め切り8時間前に、あと1枚エラーがあってレンダリングができないと…


何時間かかるの?」と聞いたら、「12時間」て言われたときに結構絶望的な気分になりました。
その余韻を引きずって、未だに終わっている感じがしないです(笑)
なので、ここに来れたのは現実なのか夢なのか、ちょっと分からない感じで立ってます。


■レンダリングとは?

レンダリングとは、コンピューターに計算させて3D静止画像を描画させる処理のこと。
大抵の3DCGソフトに入っている機能だが、レンダリングソフトのことを『レンダラー』とも呼ぶ。
テレビやビデオなどの映像は、1秒間に30フレームの静止画像をパラパラ漫画のように
連続で動かすことで動く映像にしてます。ちなみに映画の場合は1秒間に24フレームです。


野末氏が言っているのは、1フレーム作るのに10~100時間かかると話してます。
1秒の映像を作るのにあと23フレーム必要になるので、3DCGアニメーションとは単に作るだけでなく、
レンダリング時間だけでも気が遠くなるような時間がかかるものです。


レンダリングに時間がかかる原因は、画像のジャギーを補正を行う高レベルなアンチエイリアシング、
反射テクスチャなどのリフレクション、水のような液体表現や煙などのボリュームレンダリング、
リアルな光源を計算するラジオシティあたりが考えられる。もしくは映画サイズ画像が馬鹿デカいのかも。
どれも時間がかかるので複数のコンピューターや、スパコンでレンダリングしてるかと思われます。


制作期間はどのくらい?

野末武志
野末:

脚本だったりとか、デザインだったりとか企画を練るケースを、僕らは『プリプロ』と呼んでいる。
プリプロを経て、僕会社員なので「作っても大丈夫ですか?」という審査があるんですよ。


で、「いいよ」って言われたらプロダクションというのがあるんですけども、
プロダクションは実際にCGを作っていく流れになる。
例えばキャラクターをアニメーションさせたりとか、モーションキャプチャーで撮影させたりとか、
先ほどのレンダリングを開始させたりとか、それが大体1年間ぐらいですね。


■制作期間、コストの補足

別のところでは野末氏はプリプロ込みだと2年半強。
プロダクションワークだと1年強と話していた。


スクエニの松田社長が言うには、制作費用はかつての坂口博信氏が作ったような
「心配されるほどのコストがかかるわけではない」のだそうです。


キングスグレイブFF15は、もともとディスク販売・配信をベースにFF15の世界を広げるための
マーケーティングの一環としての考えからスタートした(FF15ユニバースの一環)。
制作過程で、クオリティの高さから劇場でも上映した方がいいのではという話になり実現された。


長谷川さん、逆に完成された作品を見ての感想はどうだったでしょうか?

長谷川:

脚本を書いてから、この日に至るまで1年以上経っているんですよ。
ですから、その間に野末さんが締め切りと戦っているときに、僕はその間何もしなかったんで、
出来上がるものがどういうものになるのか、ただ待っているだけだったんですけども。


出来上がったものが自分が書いたものとは思えないような世界になっていて、
ひたすら驚いた、まだ驚いてますね。
で、未だに僕自身この映画に関して全貌が煮え切らないというか、
ただただ圧倒されているそんな状況ですね。


キングスグレイブFF15を当時作ったときの話を伺いたい

野末:

おそらくこれは社内の話になっちゃうんで、僕から答えた方がいいと思うんですけども。
まず僕らはFFヴェルサス13というプロジェクトをやっておりました。
当時PS3だったんですけどハードの世代が変わることになって、また新たにいろんなユーザーさんの
思考が変わったりとか、まあ世界に勝っていくということで、一回プランニングし直そうという話があった。


まずゲームをオープンワールドっていう、とにかく主人公が体験することを主軸に置いたシステムに変えた。
その際に主人公が直接体験しない部分を、もっと違う形で描いていった方が、
より良い探求になるんじゃないかな
という話から、
映像作品で「じゃあ、王子のノクトが旅してる中を描こう」というところがスタートでした。


長谷川さんが今回書かれた経緯というのは、どういった流れになってくるんでしょうか?

長谷川隆
長谷川:

僕が最初書かれた時というのは、もうストーリーの大筋が出来ている状態で、
あとはたぶんスクエニさんとしては「じゃあ、ライター誰にする?」っていう
表がきっとあったんだと思います(笑)
で、僕はオーディションで選んで頂いたということなんですね。


脚本の方をオーディションで選ぶというのは、あまり聞いたことがない話ですが…

長谷川:

僕ら映画制作って、そんなに熟練してないんですよ。
そういったところから、おそらくオーディションという形に辿り着いたと思うんです。
シナリオ前の段階でプロットっていうと呼んでるんですけども、
いろんな脚本家さんにお渡しして、箱の構成を再度見直していただきます。


■用語解説
  • プロット:物語の筋、シナリオの設計図みたいなもの
  • 箱(箱書き):大まかなストーリーをシーン毎に区切って、要点をまとめて書いていく作業。
    登場人物、セリフ、時間、場所、出来事などが描写される。

一部のシーンの中で「このシーンをシナリオ化してください」というお願いで、
何人かの方がやられまして、その中で「長谷川さんの脚本は人間として書いてるんですよ」。
僕は今回いろんな所で言ってるんですけども、人間の感情表現をしっかりと表現していくというのを
メインに考えていた
。他の方はどちらかと言うと『キャラクター』として捉えているんですよね。


でも「長谷川さんのだけ人間としてしっかり捉えていたので、これは長谷川さんにお願いしたいな」
という流れです。僕の中で今日初めて言ったことです(笑)


実写系の脚本を書かれてることが多いと思うのですが、FF自体はプレイはされたんですか?

長谷川:

そうです。FF1からリアルタイムで遊んでまして、FF7まではずっとリアルタイムでプレイしてました。
その後遠ざかっていたので、改めて今のFFがどうなってるのかを拝見すると
凄いことになってるじゃないですか。


基本的にFF1とか右側にプレイヤーがいて、左側にモンスターがいて、あの形のRPGに慣れてたもんですから
3Dの環境の中でキャラクターが飛び回る映像っていうのが、ゲームとして成立するっていうことが全く驚きで。
「この世界でやるのかっていうのか、自分が付いていけるのか?」という、
非常に不安なところがありましたね。


FF7 ACも当時凄かったのですが、キングスグレイブを見てしまうと技術の進歩に驚いてしまう

野末:

もうFF7 ACからは10年経ってますし、その間に僕らもいろんなムービーやったりとか、
ファイナルファンタジーに限らずキングダムハーツやったりとか、あとは弊社の子会社『アイドス』という
海外のゲーム会社なんですけども、そこのトゥームレイダーのPVやったりとか…
といった形で徐々にいろんな技術を蓄積して、今回それを全部押し付けた感じです。


■FF7アドベントチルドレンについて
FF7アドベントチルドレン

FF7 Advent Childrenは、FF7で登場したキャラクターをCG映像で描いた映像作品。
2005年9月14日にDVDで発売。こちらもフル3DCGアニメーションで野末氏が関わっている。
FF7の2年後の舞台を描いたストーリーで監督は野村哲也氏、脚本は野島一成氏。



そういう意味と言うと、今の技術はある主の集大成がキングスグレイブFF15なのかなと

野末:

そうですね。やっぱり制作ってそういうのが付き物なんですけども、時間の都合だったりとか、
効率の都合で、一部の表現はあきらめてる部分もあったりもする。
「そこはちょっと次に是非やりたいかな」とチームの方でも話してます。


野末さんが、さり気なく着ているTシャツはモルボル君ですよね?

野末:

これ劇中気づいた方いました?
一応、設定としては流行ってる『ゆるキャラ』みたいな扱いで考えました。


■モルボル君とは?
キングスグレイブFF15のモルボル君

モルボル君は、ルシス王国の首都インソムニアで大人気のキャラクター。
もちろんファイナルファンタジーシリーズに登場するモンスターの『モルボル』のことである。


インソムニアではテレビでモルボル君のアニメが放送され、
モルボル君のTシャツやバンダナなどグッズ化されるほど人気なのだとか。
ちなみにモルボル君は誰でも描けるマスコットと思い、野末氏がデザインしたものである。


キングスグレイブFF15でも登場してたが、王の剣のメンバーらが酒場で食事をするシーンにて、
ガラード地方の郷土料理である『モルボ・スムル』という串焼き肉を
緑色の液体に浸けながら食べる料理があるが、それもモルボル君からあやかってるものかも?


KINGSGLAIVE FFXVのツイッターを見ると、モルボル君のトートバッグを
野末氏が肩に担いでいるので、おそらくTシャツ、トートバッグも
いずれグッズ化する気でいるのかもしれない。


野末氏のモルボルのボツ作・盛掘

モルボル君には、ボツ作となった衝撃の設定があるそうな。
それは野末氏が「墓場まで持って行こうと思います」とパンフレットでコメントしてたが、
おそらく上記の画像がそれかと思われます…


盛掘と漢字で書いて「モルボル」と読んでたぽい。
当初のモルボル君には胴体が確認できる。モルボル君というよりはモルボルマンだろうか…。
しかし胴体は不要とみなしたのか、大きく×印を書いて訂正してるところが野末氏らしさを感じる。
そしてボツ作を墓場まで持って行こうとした野末氏の思惑は、見事に打ち砕かれていたのであった…


だいぶ…くさい息のゆるキャラかと思うんですが…、このTシャツ市販されてるんですか?

野末:

Tシャツは変な匂いとかしないですよ(笑)
いま実はタオルが販売されてるんですよ。
Tシャツ販売は、その売れ行き次第で商品化するか否かという(笑)
なので、是非欲しい方はタオルもご購入していただければと。ちなみに新宿の方では売り切れて…


あっ!ウチの発注管理が甘かったんじゃないのかと、怒られるんじゃないかと不安なんですけども…

野末:

僕としてはホッとしてます(笑)


いろんな小ネタがあったと思うが、長谷川さんもあれは脚本で仕込んだのか?

野末:

いや、僕は全然。
ですから、こういうものが出てくることも全然知らず。


たぶん僕はまだ小ネタの様々なものというのを、画面上で確認しきれていないですね。
これから、また繰り返し観て…。
あのー、スクウェア・エニックスが雑に扱ってる訳じゃないんで、そこは大違いです(笑)


顔が思いのほかオルトロスでビックリした! あのCG表現でリアルにするとああなるんだと

野末:

FF15でモンスターアートディレクターは長谷川朋広がやっているんですけども、長谷川のデザインです。
FF15の方も昔のファイナルファンタジーのモンスターを、
現代にアップデートして表現するというところで取り組んでます。
それが先に今回キングスグレイブとして、先に出ている作品とさせていただきました。


■オルトロスとは?

オルトロスはファイナルファンタジーシリーズに登場する、全身紫色のタコのモンスターです。
モンスターだが、なぜかゲームでは関西弁で喋ったりする。


オルトロスはゲームでも登場するんですか?

野末:

えーと…、それはまだちょっと言えないです(笑)
本編に関しては、なかなか答えられない部分も多いんで。

先ほど前の舞台挨拶で、僕ってキングスグレイブをやってますけど、
FF15のムービーの方の責任も負わされているので作業してるんです。


エンディングムービーの方は一応制作終了になったんですが、
それを誤解されて「FF15の制作は全部終了した」というツイートが流れて、
ちょっと修正してくれるとありがたいなと(笑)


なんとか発売日にはみなさんにしっかりとお届けできるように、
今がんばってゲームの方も必死にやってます。


キングスグレイブFF15のスタッフロール後のおまけ映像は、ゲームを予感させるシーンが入ってたが

野末:

まずあれは、実は何で入れたかというとですね。
ノクティス役の声優・鈴木達央さんに「どうしてもキングスグレイブ出たいんだけど」と軽く告げられまして、
確か1年半ぐらい前でしたかね。


たまにウチのチームってバーベキューとかをやるんですけども、
そのバーベキューに鈴木さんがいらして、急に呼びだされて「キングスグレイブどうしても出たい」と。
ずっと忘れてたんですけど実は(笑)
締め切り一ヶ月前に想い出しまして「あ、これはヤバいぞ」って、急きょ入れた。


あれってリアルタイムのムービーなんですけども、よりゲーム近い感覚っていう方針でやった。
実は作るのが大変でして、リアルタイムの方のカットチームメンバーとか、
グラフィックのメンバーとか総揃いして、ウチも佳境、FF15も佳境の時期で何とか成立した。


■おまけ映像ってどんなの?

ノクティスたちがルーナに合うために、車で道路を走行している平凡なシーンです。
運転手はプロンプトで、しばらく仲間たちと会話をしながら普通に運転してると、
突然車のマフラーから黒い煙が出て、車が停止して故障してしまう本当おまけ程度の短い映像です。
その後の展開は、おそらく体験版のスタートシーンに繋がる内容かと思われます。


ニックスというキャラクターについて、これは長谷川さんの方が案とか出されてるんでしょうか?

長谷川:

さっきお話した最初にあったストーリーの中にいた人物なので、
基本的な構造のラインとか変わらないんですけども、バッググラウンドもそうですけど
1個1個のセリフであるとか、あるいはリアクションの返し方とかで厚みを付けていきたいなと。


ニックスは真ん中に来る人物なんですけど、レギスのストーリーが圧倒的に強いじゃないですか。
そうするとニックスってのは脇にいる人になっちゃう。


でも彼はキングスグレイブの中で完結してしまう人物な訳だから、
重りを持たせてやるにはどうすればいいか、そこに存在するっていう実感を付けてやるにはどうすればいいか
ということで、アレやコレやと考えた感じですね。


キングスグレイブFF15舞台挨拶の野末氏、長谷川氏

ただそれは僕が考えたというよりは、野末さんとのキャッチボールの中で
いろんな自分の中にあるヒーロー図をやり取りしながら、舞台ってのを作っていった感じですね。


作り方でハリウッド的な手法を取り入れられていると伺ったのですが、それは脚本の段階で?

長谷川:

それ、たぶん三部構成のことですよね。
オーディションの中でも話があったんですけども、今回『三幕構成』っていうものに、
「詳しい人がいいんだ」みたいなことを野末さん達のほうから言われてましたね。


三幕構成というのは今のハリウッド映画の王道というか、どの企画をとってもあるコンセプトに向かって
作らているんですけども、それを今回は導入しようというところから入りましたね。
まあ、日本でいうと起承転結なんですけど。


プレミア試写会で綾野剛さんがFF愛を語ってましたけれども

野末:

散々それニュースになってるんで…。ただ本当あれ嘘じゃなくて前の舞台挨拶でも話したんですけども、
FF2の攻略法とかを「あー、ですよね」って。そのぐらい詳しくてですね、
やっぱりこの人にニックスを預けるのは一番かなっていうのがその時に思いましたね。


僕が綾野さんに「ニックスってこういうキャラクターで、こういう行動で動いてます」という話をすると、
いや、それは分かってる」って。


それぐらい脚本を読み込んで、普通脚本からは読み取れないだろうなと思ってたんですけど、
凄く読み込んで頂いて、収録の現場来るときには「もう僕は今ニックスになってると思ってください」と、
そんな熱い方でした。ちょっとビックリしましたね。


Q&A:キングスグレイブFF15の最後のシーンでグラウカ将軍は生きてたのか?

映画館での野末武志氏と長谷川隆氏の写真
司会:

何かお二人へ聞きたいこととか?
もう残り時間わずかなので質問は1個だけ答えます。
誰か質問したい方、挙手をお願いします。ゲームのネタバレとか絶対無理ですけども。


質問者:

グラウカ将軍についての質問なんですけど、
最後画面が消えるときのシーンは彼は生きているのですか?


野末:

えーと、ですね。ここでそれを回答してトドメを刺していいのか…。
何とも言いづらいので、えーと……どうしましょうね…


司会:

秘密だそうです。


野末:

はい。


長谷川:

せっかく質問していただいたのにwww


野末:

すいません(笑)


終了~


最後にお二人から一言

長谷川:

今日はありがとうございました。
いろんなことを感じて頂けたらいいなと思っている映画です。
SNSなどで感想をつぶやいて頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
ありがとうございました。


野末:

おそらくとても長い間お待たせしたというのもありますし、まだFF15の方は発売してませんが、
僕としては完成が見えた状態と認識してます。
待っていただいた方は10年近く経っているかと思うんで、キングスグレイブと共に
その期待にしっかり応えるものにしておきました。


なので、FF15の方も是非よろしくお願い致します。
今日は本当にありがとうございました。



キングスグレイブ FF15の映画グッズ紹介

キングスグレイブ FF15のグッズ

購入したキングスグレイブFF15の映画グッズを軽く紹介します。
映画館で直接販売されてるものは、3Dクリアファイルセット、B2ポスター、フェイスタオル、
パンフレット、ポップコーン、ポーション
です。劇場のグッズ売り場に展示してあるかと思う。


キングスグレイブFF15の映画パンフレット

キングスグレイブFF15の映画パンフレット

パンフレットはキングスグレイブに登場する各キャラクターの基本的な内容や、
野末武志氏、長谷川隆氏、田畑端氏、John Graham氏、下村陽子氏、綾野剛氏、忽那汐里氏の
インタビュー内容が軽く掲載されている。ページ数は25ページぐらいなので、
そこまで内容が濃いものではない。キャラクター・舞台紹介で6~7割ぐらい埋まっている。


モルボル君・フェイスタオル

モルボル・フェイスタオル

こちらが野末氏が話す、例のモルボルのフェイスタオルです。
野末氏がタオルあと少し残ってるから買ってくれと言うので買ってみた。
そもそも、どのくらいの枚数の売れ行きで『モルボル君 Tシャツ』を販売する気でいるんだろ…


配給元の株式会社アニプレックスの在庫発注管理が甘かったというよりは、
劇場のグッズ売り場のスペースがそれほど大きくなかった。
故に並べるスペースが足りず、すぐ売り切れたといった気がした。
どこの劇場もそんな感じだと思うので、おそらく全部完売するかと思う。


ルナフレーナのイメージボード

ルーナのイメージボード

来場者特典のルーナが描かれたイメージボード。
ミニ色紙にプリントアウトされており、ハガキくらいのサイズです。
在庫があれば、モギリに映画チケットを渡す際に受け取れます。
イメージボードを受け取る際に目視で確認した感じでは、ザッと300枚ぐらい用意されていた。


『王の剣』エンブレム2.5Dピンズ

王の剣エンブレム2.5Dピンズ

第2弾全国共通特別鑑賞券の購入特典でもらえた、王の剣のエンブレムピンバッジです。
中央の魔王ぽいやつは、キングスグレイブを見れば察しが付く。
翼の下には剣が複数配置され、王の剣のメンツもしくはファントムソードを模したデザインなのかも?
バッジとはいえ、少し厚みがあるので割と良い感じの作りです。


王の剣のメンバーは、胸辺りに上記のデザインのエンブレムを付けている。
実際のエンブレムの色は黒色なので、制服の黒色と被って見えづらいです。
尚、制服の背中側にも王の剣エンブレムが描かれているが、このデザインとは少し異なります。


ポップコーンと特製A5サイズクリアファイル(全2種類)

キングスグレイブFF15のオリジナルポップコーン

劇場で販売されているポップコーンを購入すると、A5サイズのクリアファイルを貰えます。
放送中にポップコーンを食べると、周囲に迷惑がかかると知っているので食べずに持って帰った。
コーンの入った紙袋で渡されるので、持ち帰りの場合はビニール袋を持って行くのがオススメ。
一応ビニール袋で渡されたが、袋が小さくてポップコーンの漏れに耐え切れる代物ではなかった。


キングスグレイブFF15特製A5サイズクリアファイル(全2種類)

クリアファイル(2種類)は、左側は幼少の頃のノクティスが剣を持って玉座に座る絵。
もう1種類は幼少の頃のルーナが、ニフルハイム帝国の襲撃を受けた際に、
レギスが最後に見たルーナの光景のデザインかと思われる。
表の方は、王の剣が任務の時に身につけるマスクのデザインです。




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