ストーリー

前作の10年前を舞台にしたストーリー

RDR2のアーサーとダッチギャングたちの画像

レッド・デッド・リデンプション2は、前作より10年前の時代設定。
時は1899年、アメリカは世界で最も強大な国家へと変貌を遂げようとしていた。
開拓時代が終わり、法執行官は無法者のギャングを一掃し始めた。


移民が押し寄せ、開拓地は反映して町となり、
人々は広大な不毛地帯や無秩序なフロンティアへと進出していった。
そして無法者の時代が終わりを迎え、新しいアメリカが誕生する。
この時代の変わり目がレッドデッドリデンプション2の舞台となります。


■なぜ前作よりも過去時代のストーリーを作ったのか?

ダッチギャングのストーリーを作りたかったから。
そのために時間を巻き戻して、前作のストーリーで触れた急速に近代化していく社会や産業化、
都市の始まりにより、西部荒野が人の手に渡って閉鎖して行った。


そして、法に支配されていく時代の流れのコンセプトは魅力に溢れていて面白い。
ストーリーを紐解いてプレイヤーに経験して欲しい。


■前作の舞台はどんな感じだったのか?

前作の舞台は、レッドデッドリデンプション2と極端な変化はない。
日本では討幕されて江戸時代が終わり、侍の文化が徐々に消えていったように、
RDR1ではダッチギャングによる内紛、法執行官によるギャング一掃などでバラバラになり、
無法者の時代が消えていった。文明は馬から自動車へと変わる節目の時代。


今作の主人公はアーサー・モーガン

レッドデッドリデンプション2の主人公のアーサー・モーガン

Red Dead Redemption2の主人公はアーサー・モーガン
生活の文明化に逆らって生きる無法者で、悪名高き異端者の集団『ダッチギャング』の有能な幹部。
ギャング団のボス『ダッチ』に頼りにされ、荒くれたメンバーたちを統率する頼れる存在だ。


ダッチギャングは西部の町『ブラックウォーター』で大掛かりな強盗に失敗した後、
逃亡を余儀なくされた。
連邦捜査官と国中の賞金稼ぎに追われ、ギャングたちが生き延びるためには、
アメリカの荒れた土地で強奪、暴力、盗みを働くしかなかった。


ギャング団はバラバラにされる危機に陥る中、アーサーは自らの理想、
または自分を育ててくれたギャングへの忠誠、そのどちらかの選択に迫られる。
馬を乗りこなし敵と戦い、過酷なアメリカ中部で悪名高きギャングの一人として生き残る、
無法者たちの物語を描いている。


ダッチギャングについて

Red Dead Redemption2のダッチギャングの画像

アーサーのいる『ダッチギャング』とは、ダッチという人が作ったギャング組織。
前作の主人公のジョン・マーストンも以前所属していたグループで、
西部の各地で強盗や窃盗を繰り返し、食料や物資をキャンプに支給して集団で暮らす。
お尋ね者なので様々な圧力から逃れながら、広大なフィールドを移動して生活してます。


目的を果たそうと団結力を築き、集団で行動し、メンバーと生活して絆を深めている。
組織を維持するために食料や物資を協力して集め、仲間を家族同然のように扱う。
前作と比較すると、レッドデッドリデンプション2はそこが新しいといえよう。



装飾された拳銃の画像

彼らの服装や銃などは、100年前のアメリカで実際に使用されたものを忠実に再現している。
衣服の質感にしても本物らしくするこだわりようで、
ベルトにしてもディテールがすごく作り込まれているのが分かる。


ギャングの衣装は多数用意され、キャラクターによっては何着も衣服を持ってる人もいるが、
あまり着替えない人は汚れた服装でいるため、
そういった点においてもキャラクターの特徴を明確にしているのだ。



ゲームの舞台(オープンワールド)

フォトリアルで美しいアメリカの広大な風景

RDR2の大自然の風景画像

レッドデッドリデンプション2の舞台はオープンワールド。
アメリカの中心からフロンティアまで、広大な世界を探索することができます。
過酷な山道、うっそうとした森、人里離れた沼地、見渡す限りの荒野、荒涼とした牧場、
近代化が進む町など、いずれも様々なキャラクターが世紀の変わり目を過ごしている。


大自然は美しく昼夜で風景は変わり、深い沼地もあれば雪景色などもある。
アメリカの大自然に出ると、様々な野生動物が豊かな生態系を織りなしている。
湖で魚釣りをしたり、森で野生動物を狩り、仲間たちとキャンプをしたりと、
オープンワールドの自由度をうまく活かしている。



街並みの風景

大自然だけではなく、小さな田舎町や近代化した街などもある。
町では銃を取り扱っている銃砲店や、狩った動物を買い取ってくれる店などもあり、
1800年代後半のアメリカの建物が時代に合わせて作られている。


雨が降れば地面は泥道になり、馬の足跡が水たまりになることがある。
足元の小石にぶつかれば小石が転がったりと、細かい部分までリアルに再現され、
その場にいるような没入感は、現行ハードで開発したことでさらにパワーアップしている。


BGMはミッションだったり、エリアや場面によりダイナミックに変化します。
ゲームのサウンドトラックには約190個ぐらいの楽曲がある。


人間らしいNPCのアクション、時間経過による変化

アーサーが一般市民と会話している画像

人間のNPCは、それぞれスケジュールで動いている。
銃をホルスターにしまっていればNPCはフレンドリーに接してくれるが、
手に銃を持っていると怯えながら銃をしまうように要求したり、命乞いをしたりする。
相手が盗賊や保安官だとアーサーを挑発してきたり、自分の武器を取り出して反撃したりもする。


時間の変化では、狩りで仕留めた獲物は時間経過と共に腐敗していく。
また、アーサーの髪やヒゲまでもが成長します。
伸びてきたら散髪して手入れを行い、時間が経過すればまた伸びる。
今作は大自然や街並みだけでなく、あらゆる部分を構築して進化させている。



開拓地、町

バレンタイン

バレンタインの風景画像

中央アメリカにあるバレンタイン。
無秩序なこの町では家畜の競売が行われ、牧場主、農家、カウボーイ、ギャンブラー、
無法者や売春婦がいろんな所から集ってくる。お金を稼いでは楽しい時間を過ごしている。


アンズバーグ

アンズバーグの風景画像

アンズバーグは炭鉱の町。坑夫と家族たちが暮らすには過酷な場所だ。
約一世紀、ラナッチェ川の上下に石炭を供給してきた。
低資金のうえ、労働条件が悪い。
そして多くの坑夫たちが穴に落下して命を落とした。


サン・ドニ

サンドニの風景画像

サン・ドニは北アメリカの出入り口にあり、長距離に渡る通商ルートを持つ。
活気に満ちた都市で、ビジネスマン、資産家、船員、労働者、乞食、泥棒たちが、
皆隣り合わせで共存しながら生活している。


ハーゲン山

ハーゲン山の風景画像

積雪の多いハーゲン山は、アンバリーノ・グリズリーにある有名な山の一つ。
ハーゲン山の西にはイザベラ湖、東にはベアトゥース川が流れ、
西山脈を通って主要道路が南のダコタ川へとつながっている。


ローズ

ローズの風景画像

南部にある町・ローズは、表では礼儀正しいが、緊迫した状況と腐った政治が色濃く残っている。
それは長年に渡り、対立したブレイスウェイト家とグレイ家が起こす戦争によるもの。


ストロベリー

ストロベリーの風景画像

ストロベリーは、東海岸から来た風変りな新市長が就任するまでは、小さい伐採町でした。
裕福な観光客をターゲットとした、文化的な町並に変えようとしているが、
多くの地元住民たちは困惑してる。


ラグラス

ラグラスの風景画像

ラグラスはルモワンのバイユーンワにある。小さな沼地の集落。
そこに住む人々の多くは自給自足で生活しており、
あちこちで釣りをしたり、観光客のためのガイドをして僅かなお金を稼いでいる。



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