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ウォッチドッグスのストーリー『パンくずの道しるべ』『深淵を覗く者』『危険な賭け』
『ロールモデル』のあらすじ。考察を含めてストーリーを解説してます。


25:パンくずの道しるべ

招待客リストを追って、ラッキークインのマリーナへ向かう

ブリーフケースを渡している様子

クララから連絡が入り、バイスロイズのアジト最上階の部屋に入るためのアクセスカードは、
RFIDタグと呼ばれるものだという。複製はできるけど、かなり接近しないといけない。
イラクが部下をブリーフケースで殴って殺してたが、
あのケースの中には招待客リストが入ってるのだとクララが話す。


イラクはオークションに参加する予定なので、エイデンはそこがチャンスだと話す。
クララから送られたブリーフケースの場所情報を受け取り、
エイデンはブリーフケースの確保へと向かった。


ボートを追ってラッキークインのマリーナに到着した様子

現地に到着すると、ラッキークインのシカゴ・サウス・クラブのメンバーたちが、
ブリーフケースと別のブリーフケースを、次々に交換しながら運んでいた。
昔ながらの手口で、探知ソフトウェアを混乱させる気なのかもしれない。
最終的にボートの運転手に渡したので、エイデンはバイクに乗ってブリーフケースを追った。


招待客リストを入手して撮影

招待客リストを撮影するエイデン

クララに調べてもらい、ボートの行き先はラッキークインが1967年に購入して、
80年代に閉鎖した古いマリーナがあるので、そこへ向かうのだと予想。
マリーナに到着すると、エイデンは潜入してブリーフケースを見つけ、
携帯で招待客リストを撮影してクララに送った。


クララはその招待客リストの中から、顔を覚えられていなさそうな、
エイデンの成り済ましにピッタリな人物を探した。
名前はニコラス・クリスピン。アメリカ人で32歳。12年帰国していない人物を選んだ。
病的な性癖を持ち、金持ちなのだという。彼が消えても誰も心配しないので好都合だった。


ニコラス・クリスピンは、カーディーラーに車を取りに行く予定があった。
エイデンはそこで待ち伏せようと計画する。


ストーリーまとめ & 考察

  • シカゴ・サウス・クラブのメンバーが運んでいたブリーフケースは、招待状と客のリスト。
    身元・経歴・過去の失態・性癖といった、ラッキークインがゲストを従順にさせるために
    必要なものが入っているのだという。ギャングからしたら金塊のようなものなので、
    厳重に警戒しながらケースの手渡しを行った。
  • ブリーフケースは部下の手により、ラッキークインが所有するマリーナへ運ばれた。
    バイクで追跡したエイデンは、ブリーフケースを開けて、
    中の招待客リストを携帯で撮影してクララに送った。
  • エイデンは招待客に成り済まして、
    ラッキークインのオークションへ参加しようとしている。
    そしてニコラス・クリスピンに成り済まそうと計画を実行する。

26:深淵を覗く者

ニコラス・クリスピンを始末する

ニコラス・クリスピンが車を購入してるシーン

エイデンは、ニコラス・クリスピンが予定していたカーショップへ訪れた。
ラッキークインのオークションは、イラクに接近できる唯一のチャンス。
ニコラス・クリスピンには消えてもらう計画。


まずは店の外にあるctOSボックスをハッキングして、監視カメラで店の中の様子を伺った。
クリスピンは護衛に警備されながらも車選びをしており、ディーラーの質問には全く無視。
「あれにする。いいな?用意しといてくれ。」とだけディーラーに伝えて車を購入した。


ニコラス・クリスピンを始末するシーン

クリスピンが小部屋へ移動したので、エイデンはクリスピンを始末し、
クリスピンの電話をハッキングして音声データを入手した。


インフィニット92からの連絡で、「今回あなたの世話を任されている。
あなたの趣味のことはよく分かっている。女を痛めつけたければ国を出てからにしろ。
シカゴにいる間はミスター・クインに迷惑をかけるな。贈り物をインフィニット92に手配した。
ポピースペシャルを注文すれば、オークションへの招待状が手に入る。」と会話が入ってた。


エイデンはクララに連絡して、インフィニット92というクラブを調べてもらった。
それは違法の男性用フェチ系クラブだった。
エイデンは『ポピースペシャル』とは女のことだと悟り、
人身売買のオークションの招待状を取りにインフィニット92へ向かった。


インフィニット92でポピーと会い、オークションの招待状を入手

インフィニット92の店内

インフィニット92では、エイデンはクリスピンに成り済まし、ポピースペシャルをオーダー。
案内に通されて部屋へ行くと、黒人の女性が横たわっていた。
エイデンは「名前は?君がポピーか?」と聞くと、
ポピーは「知ってるわ。何をするかも…」と言い、隠し持ってたナイフでエイデンを刺そうとした。


ポピー

エイデンはポピーを取り押さえ、「やめろ。危害は加えない。助けてやる。一緒に来い。」と伝え、
部屋に置いてあったオークションの招待状を入手して、インフィニット92を出た。
ポピーは何かおかしいと感じ、エイデンがクリスピンじゃないことに気付いた。


エイデンが外へ出るとクララに連絡し、「頼みある。ポピーをここから逃がしたい。
クリスピンのアシスタントのフリでインフィニット92に電話して、
彼女をオークション会場に連れて来るように伝えてほしい。」と頼んだ。


クララは「分かった。そっちに行かせる。クリスピンの死は仕方なかった
かもしれないけど、この子は助けられる。正しいことよね?」と言った。
エイデンは、「差し引きゼロとはいかないだろうが、彼女だけは逃がす」と話した。


ストーリーまとめ & 考察

  • ミッションを開始する前は、クララはこういった仕事には慣れていないので、
    エイデンは「彼女を怖がらせないようにしなければ」と気使うところがあった。
  • エイデンはニコラス・クリスピンになりきるため、クリスピンを殺すことにした。
    カーショップで買い物中にクリスピンを始末して、彼の携帯をハッキングして情報収集。
    オークションの招待状を受け取るため、エイデンはクラブ『インフィニット92』へ行った。
  • クリスピンには性癖があり、インフィニット92という違法男性用フェチ系クラブで、
    個人特別用『ポピースペシャル』のサービスを予約してた。
    女を解体する変態野郎として名が知れてたので、
    ポピーはクリスピンを暗殺しようとしていた。
  • エイデンは人身売買のオークションの招待状だけ受け取り、
    インフィニット92を出ようとしたがポピーに殺されそうになった。
    その後エイデンはポピーだけは助けてやりたいと思い、
    クララに連絡してオークション会場に呼び寄せて、逃がそうと計画を立てた。

27:危険な賭け

イラクと会い、ドッグタグをスキャンする

ラッキークインのオークション会場

エイデンはイラクが持つドッグタグを複製するため、
ラッキークインが開催する人身売買のオークション会場へ入場。
案内役に先導されて会場内へ到着すると、ラッキークインが待っているので、
エイデンはラッキークインに会いに2階へ。


部屋の前に向かうと、イラクが「部下がやられたんだろ。これはヤバイ。
警備を増やすだけじゃ駄目だ。キャンセルすべきだった。」と
ラッキークインに言いながら、2人が部屋から出てきた。
ラッキークインは危険は承知でビジネスを継続し、殺した奴を見つけろと返事している。


イラクのドッグタグをスキャンする様子

イラクがラッキークインから離れようとした時に、エイデンは無言でイラクの目の前に立ち、
ラッキークインに用があるようなフリをして、イラクの胸のドッグタグをスキャンした。
ラッキークインとはオークションとイラクの話をした後、
部屋からポピーが出て来たので、エイデンと一緒にラッキークインの元から離れた。


オークション会場でポピーと会う様子

ポピーは「疑われてる。連中はクリスピンの話をしていたわ。
何かがおかしいって言ってた…。今すぐ逃げて。」とエイデンに伝えた。
エイデンはポピーに抱きつくフリをして、ポピーの首の後ろに埋め込まれた
追跡装置をハッキングして無効化した。


警備されたオークション会場を脱出

オークション会場から脱出するエイデン

エイデンはポピーに一緒に来るように言ったが、「友達を置いていけない」という。
「そうか、なら助けを呼ぶ」と言って、エイデンは地下を通ってオークション会場を脱出しようと試みる。
順調に移動してたが、ギャングの一人に見つかって、タックルを受けて共に下層へ落下。
ギャングが警備するエリアで交戦しながら通過して、無事に外へ脱出できた。


その後エイデンは、「ブランドン・ドックス地区のバローズで銃撃戦が発生している」と警察に通報。
これで警察が人身売買の商品の娘たちを保護し、入札者どもは逮捕されるはず。
「逮捕から逃れた奴がいたら、いずれ俺が片付けてやる。
連中がやっていたことを暴露すれば、この組織は潰せる。」と、オークション会場から離れた。


ストーリーまとめ & 考察

  • エイデンの仕業により、ラッキークインとイラクは、部下を殺されて動揺していた。
    イラクは中止すべきだとラッキークインに言うほど焦っていたが、
    ラッキークインは「落ち着け、兵士の代わりはいくらでもいる」と
    ビジネスを続行する意思。
  • エイデンはクリスピンに成り済ましてイラクへ近づき、
    ドッグタグのスキャンを完了させた。
  • クリスピンは怪しまれていた。ポピーから警告を告げられると、
    オークション会場を脱出。その後エイデンは、彼らの組織を壊滅 &
    人身売買の娘を救ってやろうと警察に通報した。

28:ロールモデル

ジャクソンがいる建物

セラピストのヨランダから電話が入り、ジャクソンがいなくなったという。
「警察に通報する前に連絡しなきゃ」と思って相談してきた。
エイデンは「ああ、そうでしたか。たまにあるんです。ストレスのせいか、
突然電車に乗りたがったりする。大丈夫。こちらで見つけます。」と誤魔化した。


連絡後、ジャクソンを俺に似て、確かにやりかねないことだ。
「母親を探す気だろう」とプロファイラーでジャクソンの位置を調べた。
その後ジャクソンからチャットメールが送られてきて、ママを探したけど見つからず、
銃を持った人たちがいると、エイデンに助けを求めてきた。


ジャクソンの救助のバトルシーン

現地に行くと、ジャクソンはここに母親がいると思ったのか、
駐車場にはラシーヌの白バンが止めてあった。
そこはギャングのシマだった。ラッキークインのオークションの騒ぎで、
セキュリティは強化されている。


防犯カメラに映っているエイデンの様子

エイデンは現場にいるギャングを全て始末した。
そして建物の中にいるジャクソンを見つけたが、部屋に設置されていた監視モニターには、
エイデンがギャングたちを一人残らず殺した映像があった。
エイデンは「しまった…。」とミスを感じた。


ジャクソンはその映像を観て、エイデンに怯えたが、
エイデンが「安全な場所へ行こう」と優しく保護し、セラピストのヨランダの元へ届けた。


車の中でエイデンとジャクソンが会話するシーン

車内では「ジャクソン本当にすまない。大変だったな。俺は悪い奴らと戦いに行く。
安全な場所にいてくれ。俺は強くなれる。」と言ったら、
精神的なショックで喋れなかったジャクソンが、
「ヒーラーみたいだ。あれはゲームだけど。」と言って、ヨランダのところへ行った。


ヨランダは車内にいるエイデンの顔を見て、
警告よ。母親から連絡がなければいい?私は通報するわ。」と釘を刺した。


ストーリーまとめ & 考察

  • ニッキーが拉致されたので、セラピストに面倒見てもらってたジャクソンが消えた。
    なので、エイデンがジャクソンの場所を特定して救出に向かった。
  • 駐車場にはラシーヌの白バンがあったので、
    ジャクソンはニッキーがいると勘違いした可能性が高い。
  • ジャクソンがいた建物はギャングのシマ。ギャングたちが建物を厳重に警備している。
    ついこの間までは、ラッキークインのオークションが被害にあったことで、
    ギャングたちの警戒心を高めている。
  • エイデンはギャングを全滅させて、ジャクソンを救出できた。
    しかしジャクソンはエイデンを見て、人殺しだと怯えた。
  • ニッキーの家にいるヨランダに、ジャクソンを再び預けた。
    ジャクソンは少しだけ喋ったので、エイデンに対しての人間不信的な
    警戒心は解けたのかもしれない。
  • ヨランダは母親から電話1本すらなかったので、エイデンのことを怪しんでいた。
    少し前にはニッキーから電話をくれるようにエイデンへ要請したが、
    今だ連絡が無かったことで、なにか事件に巻き込まれていると直感したのだろう。