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ウォッチドッグスのストーリー『巻き添え』『片足は棺桶に』『そこにあるはずの空白』
『自家製ネットワーク』のあらすじ。考察を含めてストーリーを解説してます。


18:巻き添え

エイデンの隠れ家に来たクララに相談する

オウル・モーテルにクララがやって来たシーン

エイデンは自身の隠れ家のオウル・モーテルで、クララと会う約束していたので一旦戻った。
ダミアンから受け取ったデータを解析するも、何も掴めず、クララがやって来た。
エイデンが破損したファイルをクララに見せて、「どうしたらビデオを再生できる?」と聞くと、
「これは直せない。オリジナルが必要よ。」と答えた。


エイデンは例のctOSのアクセス権で検索していた。
焦ってるエイデンをクララが見て、「何かトラブル?」と察する。
エイデンはクララにIPアドレスを見せて、「これを辿れるか?」と質問するが、
クララにはエイデンが一体何をやっているのか事情が分からない。


エイデンは、ダミアンが自分の妹を誘拐して人質にしていることを告げると、
クララは驚いて「あー、あたしはもう手伝えないわ。もう行かないと。
後で話しましょう。終わったら。」と言って帰ろうとした。


隠れ家にフィクサーが襲撃

エイデンの隠れ家を爆破させてるシーン

その時、エイデンが駐車場の騒音に気付き、自身の隠れ家を爆破させた。
複数のフィクサーが、エイデンの隠れ家へ次々と襲撃してきたのだ。
エイデンとクララはフィクサーと交戦しながら、車に乗ってモーテルを脱出。
巻き添えを受けたクララは、エイデンと話をできる場所を指定した。


オウル・モーテルでのフィクサーとの交戦シーン

ダミアンから連絡が入り、オウル・モーテルの火事がニュースになっているという。
エイデンは「こっちはネットワークを失って道具がいる」と話したが、
ダミアンは「知らねえな。俺と組むのは嫌なんだろ。自力で何とかしろ」と話す。


そして「兄さんが話したがってるぞ」と言い、ニッキーを電話に出した。
エイデンはジャクソンは無事だと返答し、「どこにいるんだ?」と質問したが、
分からないけど寒い場所、ずっと目隠しをされていたのだという。


ストーリーまとめ & 考察

  • エイデンはダミアンに渡されたデータを解析して、
    ダミアンが何か見逃していないか調べた。
    しかし何も分からなかった。クララに聞いても何も分からなかった。
  • クララはエイデンに、ctOSのアクセス権のことについて話そうと
    部屋を尋ねてきたが、焦っているエイデンを見て、言う機会がなかった。
  • クララは何かしら恐怖を感じて、
    エイデンが抱える問題まで手伝う気はなかったのかもしれない。
  • フィクサーが襲撃に来たので、エイデンは部屋にあるPCごと爆破。
    ネットワークや調査データを失い、隠れ家どころか道具さえも失った。
  • フィクサーを襲撃から逃れて、エイデンとクララは無事に逃げれた。
    ダミアンの電話により、ニッキーも無事であることを確認。
  • ニッキーは「寒い」と言ってたので、外にでもいるのだろうか?
    話を続けさせれば、居場所が分かるかもしれないと、エイデンは考えている。

19:片足は棺桶に

クララと会い、携帯を受け取る

クララと落ち合うシーン

エイデンはクララが指定した、ホームレスたちが暮らす高速道路の下で落ち合った。
クララは全てを失ったエイデンに携帯を渡した。
モーテルでの襲撃は、クララから受け取ったデッドセックのシステムハックを使い、
ctOS検索で気付かれたに違いない。」とエイデンが話す。


クララは「システムハックが他でも使われてるらしいの」と言う。
エイデンが誰かに渡しているのでは?信頼していいのかしら?と疑ったが、
「誰にも渡していない。絶対に。信頼できないというならそれまでだ。
何者かに襲われ、妹は行方不明、手掛かりは何もない。
今の優先事項は他にある。」とエイデンが語る。


都市伝説のバンカーの話を聞く

クララにバンカーの話を聞くシーン

クララは「この場所の近くには、ctOSの最初の実験場があるらしいの。」と話す。
その場所は『バンカー』と呼ばれていて、都市伝説によると、
検知されずに都市全体にアクセスできるのだという。


クララはバンカーについて何ヶ月も都市計画の書類や、
彼らが見られたくないものを調べていたが、どのマップも空白がある。
それがこの場所近くなのだと解説する。エイデンは検知されないネットワークがあれば、
この現状を打破できると考え、クララと一緒にバンカーを探すことにした。


トビアスが橋を渡っている監視カメラの映像

バンカーの位置だと思われる川に囲まれた島には、会社のような建物が建っている。
電気で稼動する橋が架けれているも、使用できないようにしているので、
向こう岸へは渡れなかった。エイデンは橋近くのカメラをハッキングし、
録画された動画を調べると、何者かが橋を動かして、
バンカー側からホームレスキャンプの方へ渡ってる映像が保存されていた。


その男の名はトビアス・フルーワー。
クララが「トビアスはctOS開発者の1人で、クビになった。
イカれた奴じゃなかったらクスリをやってるか、両方かも。」と話す。
被害妄想がひどくて話さないのだとか。


橋を利用してたトビアス・フルーワーを捜す

トビアスの店に行く様子

トビアスは近くのホームレスキャンプで、こっそりと店を出しており、
デッドセックもレアなハードウェアを買いに行くほどの店らしい。
そして、クララと一緒にトビアスの店に訪れたが留守だった。


エイデンが単独で、ホームレスをスキャンして手掛かりを探していると、
トビアスに電話をして「店に誰か来たぞ」と連絡を入れているホームレスがいる。
トビアスは別の場所でポーカーを遊んでいる際中。エイデンはその電話を逆探知して
居場所を特定。しかし、エイデンの通信を調べているフィクサーがいた。


トビアスと一緒にポーカーをプレイするシーン

フィクサーたちは、ついにトビアスを見つけたので捕まえに行こうとした。
エイデンはフィクサーを始末してから、賭けポーカーを楽しむトビアスの元へ向かった。
エイデンも賭けポーカーに加わると、トビアスは「お前誰だ?見たことないぞ」と不審に見る。
エイデンは「トビアスか?」と質問すると、トビアスはポーカー台をひっくり返して逃走。


エイデンは逃げるトビアスを追い詰めて、向けられた銃口を取り上げ、
奴らの仲間じゃない。この会話を知られることもない。欲しいのは1つだ。
渡せば逃がしてやる。」と言い、トビアスから橋のリモコンを受け取った。


トビアスから橋のリモコンを受け取るエイデン

トビアスが言うには、バンカー島には電気がなく、奴らが止めたのだという。
バンカー島は墓場と同じで、あの場所と関わった人間は皆死にかけたのだとか。
そしてトビアスは「必要なものがあったら会いに来いよ。作ってやるから。」と言って去った。


ストーリーまとめ & 考察

  • エイデンは隠れ家を失ったことで、帰る場所もなければ、いろんな物を失った。
    クララにバンカーの都市伝説の話を聞いて、実際に存在するのか調べる必要があった。
    本当ならエイデンがバンカーを利用する価値があるから。
  • 監視カメラにトビアスが映っており、ctOS開発者の1人だったので、
    バンカーについて何か知っていると思い、エイデンとクララはトビアスを調査した。
    ctOS上のプロフィールでは無職だが、違法なジャンクショップで金を稼いでいる。
  • トビアスはフィクサーからも狙われていた。
    ホームレスキャンプで暮らし、身を隠していたのだろう。
    トビアスにとってホームレスたちは、不審な人物が来ていないか情報役にもなる。
  • エイデンはトビアスから、バンカーのところへ行ける、
    橋を動かす特殊なリモコンを受け取った。
  • トビアスはエイデンを敵視していたが、捕獲された後にエイデンの言動や態度を見て、
    悪いヤツではないと判断したのだと思う。
    そしてトビアスの違法ショップの利用許可が下りた。

20:そこにあるはずの空白

バンカーの電力復旧

バンカーの風景

エイデンはトビアスから貰った橋のリモコンを使用して、バンカー島へ渡った。
電力が通っていなかったので、島の3箇所にあるジェネレーターの電源を入れて電力復旧。
そして、建物の地下にあったバンカーを発見した。


バンカーに到着するとクララもやって来た。
エイデンは「このことは秘密にしてくれ。俺の用が済むまで、誰にも知られたくない。」と言い、
バンカー内の電力を供給して施設を利用できるようにした。
しかし、ブルームが大部分のハードウェアを持ち去った後だった。


バンカーをアジトにする

バンカーの内部

クララは追跡もハッキングも不可能な安全なサイトへ接続し、
エイデンはダミアンから受け取った、手掛かりとなるIPをクララに調べてもらった。
IP元はロッシ・フレモント地区のもので、ギャングチーム『バイスロイズ』のシマのものだと分かる。


監視カメラで内部を調べようとしたが、グリッドが見当たらず、
エイデンは現地へ行って繋ぐことにした。


ストーリーまとめ & 考察

  • エイデンはバンカー島へ渡り、ジェネレーターを起動させて電力を回復させた。
    ジェネレーターは複雑な場所に設置されていたので、
    トビアスはそれを見つけることができなかったのだろう。
  • バンカーに渡れるようになると、エイデンはクララに報告。
    バンカー復旧後は、エイデンの新しい基地となった。
  • クララにダミアンが入手したIPを調べてもらい、ロッシ・フレモント地区の
    バイスロイズのシマのものだった。監視カメラで内部を覗こうとしたが、
    何か細工しているのか? エイデンが現地へ行って確かめることにした。

21:自家製ネットワーク

バイスロイズのアジトのctOSタワーを起動させる

ロッシ・フレモントのバイスロイズのアジト

エイデンがロッシ・フレモント地区へ行くと、ギャングチーム『バイスロイズ』が警備していた。
ダミアンから受け取ったIP元はあの中だ。連中はそこを要塞化している。
バイスロイズはロッシ・フレモント周辺のctOSを停止させ、エリア全体がオフライン化だった。


まるで戦争直後のような場所だが、ブルームが関与しないのがおかしい。
ブルームは対処できるだけの金があるので、
関与しないのはつじつまが合わないとエイデンは予想している。


ロッシ・フレモントのctOSタワーを復旧している様子

エイデンは奴らのネットワークに侵入して中を覗くため、
3台のセキュリティ端末を停止させて、ctOSタワーを復旧させた。
任務完了後は、ロッシ・フレモント地区を秘密を暴こうとバンカーへ帰還した。


ストーリーまとめ & 考察

  • ロッシ・フレモント地区は、結局はギャングを同じ屋根の下に集めただけだった。
    この地域の忠誠心は一つの建物へ集中していった。
    他の人たちは、仲間になったか、去ったか。
  • バイスロイズは周辺のctOSを停止させているので、完全にオフライン状態。
    そこにブルームが回線復旧に関与していない不自然さがある。
    バイスロイズを排除するだけの金や組織を持つので、色々とつじつまが合わない。
    外側のオフライン化を維持してるのは、内部情報が漏れないための行為かと思われる。
  • エイデンは3台のセキュリティ端末を停止させて、ctOSタワーを解除した。
    それにより、ロッシ・フレモント地区はオンライン状態になった。