アウトライダーズ(Outriders)の開発ニュース
(2021年3月25日お知らせ)
アウトライダーズの開発陣による日々のニュースをまとめ。
2021年3月25日お知らせされた体験版と製品版の違い、発売後のサポート、
レジェンダリー装備が消失したプレイヤーへの復元、チートを使った不正行為について解説してます。
アウトライダーズの製品版のプリロード&ローンチはいつ頃なのか?
CS版とPC版のプリロード(ゲーム発売前の事前ダウンロード)と、
ゲーム起動時間について公式サイトより公表されました。
- ■プリロード
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- Xbox:本日からプリロードが開始された。
- PS:ゲーム発売の48時間前からプリロードが開始される。
- Steam:来週中にニュースでお伝えする。
- Epic Game Store:プリロードは現在できない。
- ■ローンチ
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- CS版は、特定の国だと2021年4月1日の深夜から。
アメリカの場合は、4月1日の午前0時EDT、つまり3月31日の21:00PDT。 - PC版は2021年4月1日の17:00 BST / 09:00 amPDTに発売されます(海外)。
- CS版は、特定の国だと2021年4月1日の深夜から。
アウトライダーズの体験版と製品版は、何が変化したのか?
製品版のビルドには、以下の追加・改善がされており、
バランス調整やバグ・クラッシュ修正などが加えられています。
- ■変更内容
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- 一部のレジェンダリー武器のモジュールが正しく動作していないバグを修正。
- 様々なアイテム、モジュール、敵のステータス、戦利品ドロップのバランスを変更。
- バランス調整に関しては継続的に行われるもので、
過去数ヶ月における社内でのテストプレイ、インサイダープレビュー、
体験版からの学び、コミュニティーからのフィードバックから得て進行させている。 - クロスプレイがβ版はなくなって、デフォでONになる。
- PC版は過去の一緒にプレイしたことのある、クロスプラットフォームのユーザーを
フレンドリストに追加可能。CS版は今後のパッチで機能追加予定。
尚、手動でクロスプレイをOFFにすると、同じプラットフォームだったとしても、
クロスプレイをONにしている人とは自動的にマッチメイクできなくなるので注意。
ただし、直接招待できるシステムは機能します。 - PC版はDirectX 12がデフォになる。
- インベントリに『クイックマーク』機能を追加した。
それによりアイテムを個別にマークする必要がなくなった。
1~2回のボタン操作で、全てのアイテムのレア度に応じた大量のマークを付けれる。 - カバーシステムを改善した。
- チームでイベント開始や、カットシーンスキップ投票などのシステムを改善した。
- モジュールの説明欄に、クールダウンに関する情報を追加した。
パッチと発売後のサポートについて
現在では、いくつかのテストとパッチの提出が行われてます。
全てのプラットフォームで同時にパッチを配信するのが目的であるが、
必ずしもそうなると断言できるものではない。
以下は事前に計画されているパッチです。
体験版と同様に、ゲーム発売後の状況を観察しつつ、
開発側ではそれを再現して問題を解決したり、
深刻だと思われる問題の修正プログラムをすぐに通知する予定です。
再現性も取れていて解決できる、それほど重大なバグでもないものについては、
作業の効率化を上げるために、まとめてパッチで配信する予定。
すべて計画通りに進めば、Day 1パッチのダウンロードは必要ないが、
発売初日に配信される可能性があるので、Day 1パッチのダウンロードが必要になってきます。
- ■Day 1パッチ
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- とくにゲーム後半部分に焦点を当てた、多くのバグ修正改善を含む。
- 体験版で確認した、ペーシング/スタッター(フレームのカクカク)のパフォーマンス改善。
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カットシーンでのカメラブレの改善。一部のプレイヤーがカメラ揺れの軽減を望んでいた。
またPC版のカットシーンでは、30、60、90、120fpsの中から選択できるようになる。
Xbox Series X/SとPS5の場合は、カットシーンは60fpsに固定、
Xbox OneとPS4のカットシーンは30fpsに固定される。
アウトライダーズ発売後のフォローアップパッチ、今後の最適化について
体験版で最近報告されたバグや問題を解決するためのパッチを用意していたこともあり、
発売日あでに十分に時間が取れていなかった。
ゲーム発売後に発見された緊急性のあるバグなどは、
パッチで解決していくことになるかもしれない。
しかし現在は、パッチの配信時期などは決まっていないが、
少なくとも数週間後には配信されると思っている。
新たに発見された深刻な問題については、
このパッチとは別に早期でホットフィックス(修正要求)がなされます。
- ■今回のパッチ
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- デッドゾーンの調整、加速の設定、レガシーレイアウトなどのコントローラー調整オプション。
- Xbox OneとPS4のロード時間の改善。
- 協力プレイのさらなるパフォーマンス向上。
- 全てのプラットフォームで、クロスプレイによるフレンドリスト登録と招待システムの実装。
これにはスクウェア・エニックスのメンバーズアカウントを使用する必要がある。 - 例えば2人目の使用キャラクターで、引き継がれる収集品が使えなくなる問題など。
(おそらくジャーナル収集や栄誉など、そういったものを指しているのかもしれない)
レジェンダリー装備が消失したプレイヤーのための復元について
レジェンダリー装備の復元概要
前回の開発アップデートでお伝えした通り、一部のバグによってレジェンダリー装備を
所持していたはずなのに、消失してしまったプレイヤーのために復元を予定している。
この復元作業は、2021年3月25日のメンテナンスで行われます。
- ■復元
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- 全世界で、レジェンダリー装備が消失したプレイヤーを対象に1回限り行われる。
- 復元は2021年3月25日に実施され、3月22日以前に失われたレジェンダリー武器のみ。
- あくまでレジェンダリー装備のみの復元であり、それ以下のレア度の装備復元はなし。
レジェンダリー装備消失の原因について
現在は不具合の修正を行っており、以降レジェンダリー消失の報告は
少なからず寄せられています。開発側では特定のバグでこういった現象が起こっているのではなく、
定期的に行われるゲームのオートセーブ機能が原因だと考えている。
例えばレジェンダリー装備を入手しても、オートセーブが行われる前に、
ユーザーがゲームを終了してしまえば、サーバーデータやログにも残らないという状況になる。
こういった現象が発生するケースは以下の通りです。
- ■レジェンダリー装備が残らない現象
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- プレイヤーがかなりの高速で、一部のやり方でレジェンダリー獲得作業を行い、
作業がリセットする前にオートセーブのサイクルが発生してしまう極端なケース。
中にはオートセーブをしないで、長時間放置してしまうプレイヤーもいる。 - レジェンダリー装備を入手直前、または直後でゲームがクラッシュしてしまうプレイヤー。
- プレイヤーがかなりの高速で、一部のやり方でレジェンダリー獲得作業を行い、
こういったケースの調査を続けており、今後どのようにして軽減できるか検討している。
可能な限り、より多くのレジェンダリー装備を復元できることを願ってはいるが、
上記のようなケースだとログに記録されないので、
レジェンダリー装備が復元されなかったという意図しないケースも予想されます。
もし、そんなケースがあったならば、アウトライダーズ公式(英語)のredditのスレッドに
返信してもらえば、どれだけ見落とされたのか認識して追跡できる。
詳細が分かり次第、今後の対応をお知らせします。
アウトライダーズのハッキングやチーター対策について
チート行為の現状報告
アウトライダーズの体験版の配信以降、チーターによるハッキング問題が
話題になっていたため、いくつかの見解を示し、今後のポリシーを解説してます。
- ■現状報告
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- 体験版プレイヤーが約200万人を記録した時点で、
明らかに不正行為を行っていたプレイヤーが200人ほどいた。
割合でいうと0.01%といったところ。開発陣は全員のデータを見ることができ、
600個のレジェンダリー武器を所持してたあなたもです。 -
この割合は、アウトライダーズ発売後は大きくなることはないと考えていますが、
普通のプレイヤーがチーターのせいで楽しみが台無しにならないようにするため、
以下の措置を講じてます。
- 体験版プレイヤーが約200万人を記録した時点で、
- ■チート使用が発覚した場合の措置
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- そのキャラクターのみ影響が出るのではなく、アカウント全体に影響が出る。
- あなたは普通のプレイヤーとマッチメイクできなくなる。
- マッチングにかかる時間がかなり長くなってしまう。
- チーターはソロプレイ可能。
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将来的には、チーターのHUDには目立たない程度の透かしを入れて、
そのアカウントで作成したゲームプレイ映像は、チートアカウントだと分かるようにする。
不正行為について
全てのアカウントは、2021年4月1日に、チート使用者かどうかチェックされて、
その後も定期的に確認が行われます。
そして、ゲーム発売日以降にチート使用の証拠が見つかったアカウントには、
永久的に烙印が押される。
体験版で「試しにやってみるか」と不正行為を行った場合、
チートの烙印を消すには、アカウント全てのキャラクターとアイテムを削除する必要があります。
これは以前チート行為を行ったが、製品版ではやるつもりはなかったという意思もあるので、
体験版と製品版の間で、こういった進行状況を引き継ぐべきではないという考え。
- ■不正行為とはどういったもの?
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- Easy Anti Cheat (EAC)を使用しないで、意図的にPC上でゲームを実行する。
- キャラクターを強化すべく、ゲームファイルに手を加える。レベル・スキル・インベントリ等。
- ゲーム時間を外部から変更して、ベンダーやチャレンジなど、時間が関連する機能を減らす行為。
- トレーナープログラムを使用して、ゲーム上で優位に立てる行為を行うこと。
- エイムボットやウォールハックなど、ゲームプレイを変更できるプログラムの使用。
その他の不正行為について
マルチプレイに参加して間もない頃に、ホストが定期的にキック(参加除外)している
プレイヤーが判明した場合、チート行為や悲嘆な対策として手動審査が入ることもある。
個人的にゲームプレイを向上させるべく、パフォーマンス調整ができるソフトウェア
(例えばRivaTunerなど)を使用することは不正行為には入らない。
また効率的に繰り返す、作業的なプレイ行為も不正行為にはならない。
ヘルズ・レンジャーズ・パックについて
アウトライダーズの予約特典、または別売り購入の『ヘルズ・レンジャーズ・パック』は、
所有しているプレイヤーはスタッシュ(倉庫)経由で入手できます。
ストーリーを進めないと、ゲーム内では入手できないといった代物ではありません。
尚、ヘルズ・レンジャーズ・パックの装備はLv10でロックされているので、
装備を使用するにはLv10になるか、一部のレベルでプレイしてワールドティアを
ブーストさせることで、装備条件を満たせます。